SONY Xperia 5 III XQ-BQ42を購入してからの不満点

SONY Xperia 5 III XQ-BQ42を購入してからの不満点

先日購入したSIMフリー版の「Xperia 5 III(XQ-BQ42)」を使い始めてから1週間を超えたので、気付いてしまった不満点を挙げて行こうかと思います。

 

 

画面輝度が低い

「Xperia 5 III(XQ-BQ42)」は2022年4月22日に発売されており、現時点でそろそろ3年目を迎えようとしている機種で、設計自体は比較的古めと言えるでしょう。

その影響かディスプレイの輝度が低く直射日光下では最大輝度にしなければ見えないことが多々あります。

ディスプレイ輝度を上げるとバッテリーの使用量が上がり、更には発熱に繋がってしまうため基本的にあまり上げないようにしているのですが、Galaxy S20(SC-51A)と比べるとやはり暗い

 

 

 

バックグラウンドに入れたアプリが勝手に強制終了させられる

筆者はYouTube MusicやYouTubeの動画をバックグラウンドに入れて聞きながら移動することが多いのですが、「Xperia5 III 8GB/256GB(XQ-BQ42)」にしてからと言うものの、バックグラウンドで再生しているYouTube MusicやYouTubeの音が途切れ、おかしいな?と思って確認したら「タスクキルされていた」と言う事が1日に複数回発生しています。

同様の内容を某所で呟いてみると知り合いのフォロワーさんから「Xperia 1 IIやXperia 1 IVでも起きている」と言うようなリプが付いている辺り、SONYのメモリ管理がイケてないと言う事が分かります。

因みに「Xperia バックグラウンド タスクキル」というキーワードでX(旧Twitter)で調べてみると「バックグラウンドに入れたPokemon GOが頻繁にタスクキルされる、音楽がタスクキルされる」と言うようなツイート/ポストが確認でき、筆者だけの問題ではなかった模様です。

正直なことを言えば「特定のアプリだけタスクキルさせないような設定」があればこの運用で十分なのですが、少なくともAndroid 13になった「Xperia5 III (XQ-BQ42)」ではそういったことは出来ませんでした。

 

 

 

GPSの精度の甘さ

筆者はIngressやPokemon GO等NIA系の位置ゲームを軽く遊んでいるのですが、隣に家族のiPhone 15 Pro MAXを置いて比較したところ「GPSの精度の甘さ(位置がズレやすい、トンネルに入った後の位置の吸い付き、出た後の復帰の遅さ)」がかなりあるように見えます。

GPSが吸い付くお陰で位置ゲーム的には「良い時もあれば悪い時もある」とも言えますが、以前に比べて位置ズレが起きる事の方がデメリットなので、やはり微妙。

正直この辺は「Xperia XZ1 Compact(SO-02K)」辺りから一向に直ってないように感じます。

 

 

 

熱設計の古さ

先日カーオーディオ用のiPhone 11のOSアップデートをするために「Wi-Fiテザリング」に加えDL中に「3Dゲーム(Ingress)」で遊んでいたのですが、発熱に対する制御周りが微妙で、発熱によりゲーム側のFPSが10以下に落ちるような挙動が見られました。

Wi-Fiテザリング+3Dゲームと言う高負荷な環境を長く続けると言う事は殆どありませんでしたが、同様の条件でGalaxy S20(SC-51A)を使用していた時はここまで酷い体感ではなかったので、「Xperia5 III 8GB/256GB(XQ-BQ42)」は熱設計周りが微妙と言えそうです。

因みに「Game enhancer」「HSパワーコントロール(USB Type-Cを挿していてもバッテリーを充電せず主に表示に使う)」と言う設定を行っていましたが、あまり効果はありませんでした。(Xperia 5 IIIは画面輝度が低く、通常より高く設定しがち+3D+GPSの使用でかなりの高負荷になっていたと予想)

 

 

 

シャッター音を消すと写真が撮れているのか分かりづらい

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SIMフリー系のXperia端末はカメラアプリの設定から「シャッター音を消せる」のですが、シャッター音を消してしまうと「AFが合っているのか?、シャッターは本当に切れているのか?」と言うのがいまいちわかりづらく、撮れたと思っていたら実は撮れていなかった、シャッターが後から切れていてブレていた等が発生。

AFが合った時やシャッターが切れた際に何かしら分かりやすいアニメーションがあれば気付きやすいのですが、それが無いためミスに繋がっている模様。

 

 

 

細かなバグが目立つ

1週間利用していると「音量調節バーが表示されっぱなしになる不具合」「マルチタスクでアプリを呼び出すと何度も強制終了されてしまって正常に起動するのに3、4回手間が増えた」細かなバグのような挙動を体験しています。

前者は完全なバグ、後者はメモリ管理周りの問題か、内部クラッシュが続いていた可能性はありそうですが、少なくともGalaxy S20(SC-51A)で感じることは殆どなかった不具合だったのでピックアップしました。

 

 

 

他人には勧められない

メモリ周りのタスクキル、熱設計の古さ、GPS精度の低さ、細かなバグ類等悪い点が良い点を遥かに上回る部分が多く正直人に勧められる商品のように感じませんでした

風呂用、サブ端末にと思ってこちらの「Xperia 5 III(XQ-BQ42)」を購入しましたが、バックグラウンドでYouTube Musicを聞いてたら急に音が鳴らなくなる→タスクキルされていたという体験はRAM 512MB/1GBの時代に経験したっきりで久々の感覚でした。

正直この仕様である以上どんなSONY製Android端末も勧められませんし、今後筆者は買うことはまずないメーカーと断言できてしまうほど。

「SONYの中の人たち、本当にこのデバイスを使って商品開発してますか?」と思えるほどアレな出来でした。

早くGalaxy S24シリーズを国内で取り扱って頂きたい…。

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