T-01Aを使い始めてから早1年と3ヶ月。
WM6.5のアップデート開始から話題性に釣られ即バージョンを上げてしまいましたが、WM6.5はともかく酷い。
一番の部分はやはりRAMの食い方。
起動すればRAMは既に60%も食っている状態で、Twitterクライアントの「Azurea」と「Opera Mobile 10」を立ち上げるだけでRAMは90%越えなんてザラでした・・・(´ρ` )
当然RAMが圧迫すればOS全体の動作が重くなりますので体感速度はガクっと落ちます。
WKTASKの設定も変えなければまともに使えませんし、ウチの場合SPモードとか言うクソ機能 問題児なんて使っておりません。
やはりWM6.1の方がRAMも食わず、超軽いOSが良かったんです。
と言うわけでWM6.5からWM6.1に戻す方法を解説していこうかと思います。
- 1. 1. まず始めに東芝T-01A公式からWM6.1のROMを取りに行きます。
- 2. 2. ダウンロードした「T01A_to_SP06_wm61.exe」をダブルクリックしデスクトップに解凍
- 3. 3. 「prg」フォルダに入っている「T01A_to_SP06_wm61.tsd」と言うファイル名を「TG01.tsd」に変更
- 4. 4. 以下URLのXDAより「SDDL+」と言うファイルをダウンロード
- 5. 5. SDDLをダウンロード後解凍し「TG01_SDDL.exe」と「tg01_sddl+.exe」が入っていることを確認
- 6. 6. フォーマットを行ったmicroSDを用意し5.の項目で作成した「TG01_SDDL.exe」と「tg01_sddl+.exe」、更に3.の項目の「prg」フォルダをmicroSDにコピー
- 7. 7. T-01Aの蓋を取り、バッテリー、SIMカードを取り外す
- 8. 8. 電導性があるもので1つ目の所と3つ目の所を短絡させ、電源ボタンを押しっぱなしにする
- 9. 9. SD Downloaderが起動するので自動的にmicroSDからROMを読み取り書き込んでいくのでひたすら放置する
- 10.
- 11. 10. 焼いたROMを起動する
1. まず始めに東芝T-01A公式からWM6.1のROMを取りに行きます。
>東芝 : T-01Aソフトウェア更新 : 使用許諾(ダウンロード) – 東芝公式
「同意する」を押せばWM6.1のROMが入ったファイルをダウンロードできるのでまずダウンロード。
2. ダウンロードした「T01A_to_SP06_wm61.exe」をダブルクリックしデスクトップに解凍
解凍されるとデスクトップに「prg」と言うフォルダがあるのを確認し中に「T01A_to_SP06_wm61.tsd」と言うファイルがあるのを確認。
3. 「prg」フォルダに入っている「T01A_to_SP06_wm61.tsd」と言うファイル名を「TG01.tsd」に変更
どうもROM焼き時に「TG01.tsd」にファイル名を変えないと焼けない場合があるようですので念のため。
4. 以下URLのXDAより「SDDL+」と言うファイルをダウンロード
>[TUTORIAL] How to Flash a ROM into your TG01 – XDA
ダウンロードは「Link SDDL: http://t0a.duyet.com/SDDL.rar」と書いてある所から。
5. SDDLをダウンロード後解凍し「TG01_SDDL.exe」と「tg01_sddl+.exe」が入っていることを確認
6. フォーマットを行ったmicroSDを用意し5.の項目で作成した「TG01_SDDL.exe」と「tg01_sddl+.exe」、更に3.の項目の「prg」フォルダをmicroSDにコピー
以上でROM焼き用のmicroSDの作成は完了です。
続いてROM焼きを行うに当たり「T-01Aを短絡」させる必要がありますのでそちらの作業を行います。
7. T-01Aの蓋を取り、バッテリー、SIMカードを取り外す
SIMカードを抜くとその下に「黒い板」がありますので爪やピンセットなどで頑張って取ってやりましょう。
ちなみに「黒い板」は粘着テープで引っ付いていますのですぐ外れます。(ですのでテコの原理で力いっぱいやってしまって蓋を無くさぬように…)
8. 電導性があるもので1つ目の所と3つ目の所を短絡させ、電源ボタンを押しっぱなしにする
以下画像の通りに1つ目と3つ目を短絡させ、バッテリーを装着。
後は電源を入れるときに使用する左側面のボタンを押し続けるだけ。
ちなみに電源が入ってdocomoロゴが出てもずっと押し続けてください。
9. SD Downloaderが起動するので自動的にmicroSDからROMを読み取り書き込んでいくのでひたすら放置する
この時にバッテリーが抜けないように蓋を閉めなおすのが懸命です。(書き換え中に電源が落ちちゃうと文鎮化する危険性があるので…)
もう短絡は必要ありませんので取っちゃっても大丈夫です。
書き換えに必要な時間は大体5分ぐらいだと思います。
※SD Downloader起動時に上記の画像と同じ文字が出ない場合はmicroSDに突っ込んだROMファイル名の拡張子を「tsd」や「enc」に変えてやると問題なく焼けるかも。
10. 焼いたROMを起動する
試しに公式のWM 6.1のROMを焼いてみましたが問題なく焼くことが出来ました。
更に「[miROM4] [ENG] 15.08.10 RetroClassic ClearROM 96 MB like WM 6.1 but with OS 6.5.5」を焼いてみましたがこちらもまた問題ありませんでした。
ただし日本語化する作業が大変でしたので結局純正のWM6.1に落ち着きましたが・・・(^^;;
今までの過程を試した動画をYoutubeにて公開中です。
試される時に一度見て頂いた方が失敗しないかと思います。
以上でROM焼きの方法の説明を終わります。
楽しいT-01Aライフを!
初めまして。
とても参考になる記事で感謝しております!
そこで一つだけ不安点があるので質問させて頂きます。
>電導性があるもので1つ目の所と3つ目の所を短絡させ
とありますが、はんだがその端子(一つ目と三つめ)に触れていて伝導する状態ならokなのでしょうか?
(半田ごてで半田付けするのではなく、ただ触れている状態ということです。)
分かりづらくて申し訳ありません。
答えて頂けると幸いです。
>>soloさん
初めまして。
コメント有難うございます。
半田ごてなどで固定すると今後色々と大変なので伝導性のあるもので当ててやったほうが楽ですね。
画像の通りウチは半田を適当なサイズにカットしてセロハンテープで当たるように固定で作業しておりました。
はじめまして。こちらのページを参考に、T-01AをWM6.1に戻すことができました。
Operaを使い始めてからすごくブラウジングがはかどるようになったのですが、WM6.5にアップデートしてしまったがためにガベージコレクションもひどく、一時はAndroidに乗り換えてしまおうか?とも思っていました。
手になじんだT-01Aをまだまだ使い倒すことができます。ありがとうございました。