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2021年12月末から愛用しているBIOSTAR製マザーボード「Z690A VALKYRIE」ですがCPU上部に搭載されている「VRM用ファン(MOS FAN)」が異常にうるさく困っています。
Z690A VALKYRIEに搭載されているVRM用ファン×2個
「Z690A VALKYRIE」のCPU上部にあるVRM部分には4cm?前後の超小型ファンが2個搭載されています。
こちらのファンがVRMの温度に応じて自動的にファンの回転数を調整する形となっており、このファン達が非常にうるさいのです。
VRMのヒートシンクは独立している
大事なことを言い忘れてました。VRM部分はCPU左側、CPU上部2個ヒートシンクが搭載されていますが別にヒートパイプで繋がっている訳ではなく完全に独立しています。
上記画像で言うCPU右側にVRM用ファンが2個搭載されており、CPU上部にはVRMファンは非搭載です。
本来であればVRM用のヒートシンク同士をヒートパイプで繋げた方が効率的だと思うのですが、CPU用の8ピン×2と干渉を嫌ったのか非搭載の模様。
付属ソフト「VALKYRIE AURORA」で回転数の設定は行える
- Z690A VALKYRIE ダウンロード – BIOSTAR
- 圧巻の22フェーズ超堅牢電源を搭載したハイエンドゲーミングマザー、BIOSTAR「Z590 VALKYRIE」 – エルミタージュ秋葉原
BIOSTARが配布している「VALKYRIE AURORA」の「A.Iファン」を使えば回転数の制御を自動、もしくは手動で設定が行えます。
ソフト自体はBIOSTARの「ダウンロード → VALKYRIE AURORA Utility」に載っているのでそちらから。
純正ユーティリティ「VALKYRIE AURORA」の静音、アグレッシブの設定が微妙
左:静音
右:アグレッシブ
「VALKYRIE AURORA」の「A.Iファン」には「制御モード:静音、アグレッシブ、マニュアル、全開」の4モードが有り、必要に応じて変更が可能です。
静音:10度/25% → 35度/35% → 60度/55% → 100度/100%
アグレッシブ:10度/45% → 35度/45% → 40度/55% → 60度/75% → 100度/100%
ただ上記画像から分かる通り「静音、アグレッシブ」共にグラフ(回転数、温度)の設定値がデフォルトでかなり雑(大差がない)に設定されており、あまりモード選択の意味がない設定になっています。
なんかもうちょっとこう「**度の時**%」という設定を明確に分けて欲しかった。
グラフの縦軸、横軸の値がぱっと見で分からない
またグラフの縦軸(ファン回転数、10%刻み)、グラフ横軸(温度、5度刻み)も何故か数値が記載されておらず、ぱっと見で分からない(1個ずつ数えてやっと分かる)という適当さで「とりあえず実装しておきました」といった感じが…。
グラフってぱっと見で分かりやすくするための物なので「縦軸、横軸のメモリを1個ずつ読んでいる」時点で「意味をなしていない」と思うのは私だけでしょうか。
負荷時に急激に回転数が上がる
- BIOSTAR Z690A VALKYRIE VRMファンの騒音について – YouTube
どうも「静音、アグレッシブ」共に負荷に対する回転数の制御が大雑把なのか「Windows+Tab」でCPU、グラフィックに負荷を掛けるとVRMのファンが「フォォォォン(回転数が上がる音) → 静かになる」をずっと繰り返します。
これが1番のストレスで、イヤホンで音楽を聴いていても耳につくほどです。
ちなみに私は机の下にPCを置いており、PCからはやや離れている距離にいます。それでもVRMのファン音が聞こえてくるほど(約4cm?ファン×2個が11000RPM前後で回っている)なので、誰しも気になる騒音だと言えそうです。
対策方法:マニュアルモードで温度に応じてファン速度を調整
対策方法は至って簡単です。
「制御モード:マニュアル」に設定し「MOS FAN」の回転数を抑える事。これに尽きます。
「VALKYRIE AURORA」内にある「MOS FAN」の「制御モード:マニュアルに変更、回転数の変化をなるべく緩やかにする」ということで解決が可能です。
当方は上記設定にすることで「MOS FAN」の回転数をほぼ0に抑える事が出来、騒音を低減できました。
なおVRMの温度はPCケースやCPUクーラー、ファン等環境に応じて変わってしまうため、「VALKYRIE AURORA」の「ハードウェアモニタ」で「MOS Temperature(上記画像の赤枠)」をチェックしながら自身で設定してください。
最悪VRMを焼損してしまう設定にもできてしまう(99度までファンをほぼ0%という設定も可能)のでご注意ください。
正直CPUファン等のファン制御も微妙
正直なところCPUファンやケースファンのファン制御もかなり雑な設定となっているため「制御モード:マニュアル」で納得のいく設定をお勧めします。
ASUS、MSI、GIGABYTE、ASRock等有名メーカーに比べるとBIOSTARのファンコンの設定周り(特に標準のプリセット)はかなり残念と言わざるを得ません。
VALKYRIEブランドをハイエンドとして位置付けるのであればもう少しファンコンの設定を賢く設定して頂きたいところ。
msi、asusを押しのけてのbiostarハイエンドマザボは
cpu12700 グラボ3080ti msiの400w 、 ocモデルの熱対策のために、圧倒的な耐久パーツに惹かれて、利用するつもりなので大変参考になりました。