- ProArt Z690-CREATOR WIFI|マザーボード – ASUS JAPAN
- Thunderbolt 4搭載のクリエイターマザーボード、ASUS「ProArt Z690-CREATOR WIFI」発売 – エルミタージュ秋葉原
2022年1月14日より発売開始となったLGA1700対応のIntel Z690搭載のATXマザーボード「ProArt Z690-CREATOR WIFI」が気になっています。
PCIe 5.0を×8、×8、PCIe 3.0×4で割れる
「ProArt Z690-CREATOR WIFI」のPCIeレーン形状、レーン割は以下の通り。
・PCIe×16形状(CPU直結、PCIe 5.0×8)
・PCIe×16形状(CPU直結、PCIe 5.0×8)
・PCIe×16形状(PCH経由、PCIe 3.0×4)
上位マザーらしくPCIe 5.0×8、×8、PCIe 3.0×4とレーン分割に対応しており、Z690の強みを生かした構成となっています。
このレーン割であればM.2 RAIDカードやHHHL規格のSSD、HDMI 2.0/4K60p以上対応キャプチャーカード等×4以上の接続を必要とするカード類を挿せるため安心して利用できそうです。
Intel I225-V 2.5Gbps LANとMarvell AQtion 10Gbps LANを搭載
有線LANにはLGA1700用マザーでは珍しく10Gbps LANを搭載したモデルとなっており、内蔵チップはMarvell AQtion(型番非公開)。
LGA1200辺りまではハイエンドモデル=10Gbps LANを搭載している製品が多かったはずが最近は「2.5Gbps LAN(Intel I225-V or Realtek 8125AG等)止まり」の製品となっており、物足りなさを覚えていました。
そういう点では珍しいマザーと言えそうです。
- AQC-107 検索 – Recon-ReviewDays
- Marvell® Scalable mGig AQC113/AQC114/AQC115/ AQC116 – MARVELL
昔「AQC-107」で色々と痛い目に遭った記憶がありますが、最近は「AQC-113/AQC-114/AQC-115/AQC-116」といった新型のチップが作られているところから、問題は修正されたでは?と信じたくはなっています。
Thunderbolt 4対応
「これが絶対に必要」とは感じませんが、Thunderbolt 4(40Gbps/USBType-C/DP Altモード対応/HDMI 2.1)に対応しているため、高速なデータのやり取りが行えます。
問題は対応機器が少なく、価格もまだまだ高めというのが難点ですが。(だからUSB 3.2 Gen2×2/20Gbpsにするメーカーが多いんでしょう)
ただ「Thunderbolt 4」にあるUSB PD 100Wの給電に関しては不明。
あったら良いですよね。
ケース用フロントパネルUSB 3.2 Gen2×2コネクタはQC 4+/60W給電対応
因みに「USB 3.2 Gen2×2 Type-Cフロントパネルコネクタ」側はQuick Charge 4+に対応しており、最大60Wの給電が可能の様子。
個人的には「スマホのデータを高速にデータを移しつつ急速充電が出来たら便利なのに」と思っていただけに、こういったアプローチは大歓迎。他メーカーも真似して欲しい。
ただ欲を言えば「PC電源にUSB PD対応のType-C電源用意してくれた方が…」と思わなくもない。スリープ、電源を切った後の電源供給周りの管理面倒くさそうですが。
但しDDR5のみ
但し残念なことに「ProArt Z690-CREATOR WIFI」は「DDR5のみ」のマザーボードとなっており、これが唯一惜しい点でしょう。
ここが「DDR4」であれば「高くても買い!」と言い切れるところ位だっただけに「なんでDDR5…」といったお気持ち。
さすがにDDR4と比べると容量単価が2倍近いDDR5メモリは現時点で買う気がしません。
DDR5のみの対応が勿体ない神マザー
個人的には「DDR4」であれば高くても買っていましたが「DDR5のみ」というのがメリットを全て捨ててしまっているような気がしています。
ASUS以外もDDR4対応のマザーボードで上位系を出してくれれば…と思うのですが。
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