モバイルノートPCにPanasonic製のLet’s note MX5を購入、簡単に分解、SSD増設などを解説

モバイルノートPCにPanasonic製のLet’s note MX5を購入、簡単に分解、SSD増設などを解説

リース上がり品が増えてきたためか、Let’s note MX5のCore i5-6300U/8GBメモリモデルが5万円以下で手に入る時代になって来たので、モバイルノートとして1台購入してみました。

 

 

今回購入したLet’s note MX5は「CF-MX5ADDMS」といった型番で光学ドライブレス、Core i5-6300U、8GB、256GB SSD(M.2 2280 SATA3)、12.5インチ、フルHD解像度、タッチパネル付といったスペックになります。

光学ドライブレスになっている分、気持ち軽量(-80g)となっており本体重量は「1.118kg」と十分持ち運べる重量です。

 

 

 

Let’s note MX5のリース上がり品は多数ある

2019年に入ってからLet’s note MX5(Skylake世代)のリース上がり品が大量に流れてきておりCore i5-6300U/8GB/256GB、光学ドライブレスといった必要十分な性能の製品が5万円以下で手に入るようになってきています。

「状態はピンキリ、数も多い」ため焦って購入する必要は無いでしょうが、時間が経てば経つほどガタが来ている製品も増えてくるはずなので、欲しいタイミングで綺麗な製品を血眼で探した方が良さそうです。

 

 

 

Let’s note MX5シリーズは「オンボードメモリ」、「M.2 2280/SATA3/NGFF」

気を付けていただきたいのが「Let’s note MX5シリーズ」「LPDDR3のオンボードメモリ実装」且つ「M.2 2280/SATA3/NGFF接続」となっており、従来のLet’s note SXシリーズに比べると「メモリがオンボード」となっている点に注意が必要です。

その為必ず購入を検討する場合は「RAM 8GBモデル」を選んでください4GBモデルを選ぶとフォトフレームか単機能PCとしか利用できないでしょう

後日別記事で投稿する予定ですが、SSDに関してはM.2 2280/NVMe(PCIe 3.0×4)を挿してBIOSで確認してみた所、一切認識しなかったため「挿さりはするが認識はしない」といった結果となりました。

そのためLet’s note MX5で利用できるSSDは「M.2 2280/SATA3/NGFF」の製品となります。

 

 

 

M.2 2280 SATA3/NGFF対応のSSDはあまり多くない

ここ最近の主流はM.2 2280/NVMe(PCIe 3.0×4)の製品が大半で、Let’s note MX5に利用できる「M.2 2280/SATA3」の製品はあまり多くありません

特にSSDはNAND偽装問題で色々あった後なので、有名メーカー「Solidigm(旧Intel)、Crucial(Micron)、Samsung、Western Digital(WD)、SanDisk、Transcend、Plextor等」のものをお勧めいたします。

 

筆者は「現時点で一番安い、有名メーカー、SSD管理ソフトの配布を行っている、保証が長い(5年間)」といった理由でIntel 540s 480GB「SSDSCKKW480H6X1」を選びました。

 

 

480GBモデル「SSDSCKKW480H6X1」送料込6,500円ちょい。昔に比べて滅茶苦茶安くなりました。

+1,500円程出せば500GB、512GBと気持ち容量の多い有名メーカー製のSSDもありますので、そちらもお勧めです。

 

 

 

お勧めSSD一覧

M.2 2280でSATA3/NGFF接続であればメーカーが「Western Digital、Samsung、SanDisk、Crucial、トランセンド、Intel」系がお勧めです。

 

 

 

テカりが酷いキーボード類はヤフオク等で販売中

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リース上がり品で多くに見られる症状が「テカリが酷いキーボード」でしょう。こればっかりは「綺麗なものを選んで買う or キーボードを自分で交換する」の二択となります。

一応ヤフオクにはMX3/MX4/MX5用の日本語配列キーボードが販売(4,000円前後)されており、スキルのある方は自分で交換が可能です。

記憶が正しければLet’s note MX シリーズのキーボードは両面テープで本体と固定を行っているため、既にテカっているキーボードは剥がす際にお亡くなりになる可能性が高いので、一思いにやるしかありません

 

 

 

内蔵バッテリー(バッテリー1)、交換可能バッテリー(バッテリー2)が存在

 

容量 時間(予想)
内蔵バッテリー(バッテリー1)
部品型番:2-644553-B001
4セル/7.6V/16Wh/2060mAh 約9時間
交換可能バッテリー(バッテリー2)
部品型番:VZSU92JS
2セル/7.2V/33Wh/4800mAh 約3時間
合計:約12時間駆動(メーカー公称値)

 

Let’s note MXシリーズはLet’s note AXシリーズの血を引き継いだ製品で、内蔵バッテリー(基本交換不可/分解すれば交換可)、外部交換可バッテリーの計2個を搭載しています。

要は「電源を入れっぱなしにした状態でホットスワップにてバッテリーの交換(その瞬間交換不可の内蔵電池駆動に切り替わる)が出来ますよ」という事を目指した製品のため、このような形となっています。

 

 

 

交換可能なバッテリー「VZSU92JS」

Let’s note MXシリーズで交換可能なバッテリーは「VZSU92JS(4セル/7.6V/16Wh/4800mAh)」となっており、交換可能なため各量販店でも新品で手に入れやすい製品となっています。

定価は10,000円(税抜)となっており容量もSXシリーズのように大きくないことから、価格も比較的抑えられているように思えます。

 

 

 

内蔵バッテリー「2-644553-B001」(分解時のみ交換可)

内蔵バッテリー「2-644553-B001」は基本的に交換不可となりますが、分解すれば内蔵バッテリー(バッテリー1)も交換可能です。

しかし基本的に取り外し出来ない製品扱いとなり外販はされていないため、ヘタりが出てきた場合は最悪「ヤフオク」等で探してみるしかありません。

 

 

 

Let’s note MXシリーズに添付されているスタイラスペンはただの「タッチペン」

この記事に辿り着いているという事は恐らくご存じでしょうが、Let’s note  MXシリーズの左側面に取り付けられているペンは「タッチペン」です。

デジタイザーペンではないため「ホバリングも無く、100均で売っている激安なタッチペンとほぼ同じ」です。

付いているメリットとしては「ディスプレイに指紋が付かない(液晶のコーティング的に指紋が付きにくい非光沢処理済ですが)、タブレットモードで細かな作業が行える、本体左側面に収納可能」、デメリットとしては「本体が気持ち重くなる、時折手が当たって外れたりする」ぐらいです。

正直あっても無くてもどっちでも良いんですが、本体に収納可能という点では「無いよりかはあった方が良いかも?」といった次第。

一応Amazon楽天市場で販売されており1,500円前後

 

 

 

Windows 10 1903を入れた途端タッチパネルが使える

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少し驚いたのですがWindows 10 1903(19年3月版)を入れてみると、ドライバーなしにタッチパネルが利用できてしまってやや驚き

Baytrail系のタブレットでもチップセットドライバーを入れないとタッチ操作が出来なかったものが、Skylake世代だと殆どドライバーレスで動いてしまうんですね。

さすが新しいだけあって、ドライバーがOSに入っているのは助かります。

 

 

 

購入は以下より

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