DELL 小型ゲーミングデスクトップPC「G5 5000シリーズ」を簡単にレビュー #DELL #DELLG5 #ゲーミングPC #ゲーム

DELL 小型ゲーミングデスクトップPC「G5 5000シリーズ」を簡単にレビュー #DELL #DELLG5 #ゲーミングPC #ゲーム

2021年4月6日に注文したDELL製のデスクトップPC「DELL G5(フルカスタマイズ/i5-10400F/RTX 3060 Tiモデル)」ですが、5月11日に佐川急便で発送、5月12日に自宅に到着したため、簡単な外観のレビューを行っていこうかと思います。

 

パッケージおよび付属品一覧

箱のサイズ的に120サイズ前後で、非常にコンパクト。

ゲーミングPCとは思えないほど簡素なパッケージでした。

 

 

 

付属品一覧

・電源ケーブル
・有線マウス
・取説類×3冊
・日本語配列キーボード

DELL製のPCには昔からキーボードとマウスが付属していましたが、2021年になってもそれは変わらずまだ付属していました。

そろそろLenovoのようにCTO時に無しにする事で500円でも安くなれば良いのになと思います。(それか+5,000円でAlienwareの上位キーボードにアップグレード等)

 

 

 

本体正面

「DELL G5(5000)」の本体正面のインターフェース類は右上に固められており、上から

・電源ボタン
・3.5mm AUX入力(マイク)端子
・3.5mm AUX出力(イヤホン)端子
・USB 2.0 Type-A×2ポート
・USB 3.1 Gen1(5Gbps) Type-A端子
・USB 3.1 Gen1(5Gbps) Type-C端子

となっていました。

何気にUSB 2.0 Type-A×2ポートやUSB 3.1 Gen1(5Gbps)のType-A×1ポート、Type-C×2ポートを搭載しており、キーボードやマウス等の高速通信を必要としないポートも設けられているのが特徴。

 

 

 

本体背面

「DELL G5(5000)」の背面インターフェース類は中央以下にほぼ固められており、上から

 

 

・3.5mm AUX出力(黄緑色):イヤホン接続用
・3.5mm AUX出力(黒色):リアスピーカー(5.1/7.1ch、背面)接続用
・3.5mm AUX出力(オレンジ色):センタースピーカー用出力端子。2.1/5.1/7.1chのセンタースピーカー用(フロント中央)

基本的に3.5mm AUX出力(黄緑色)に挿すか、前面の3.5mm AUX出力(イヤホン)端子を使うのが基本になるかと思います。

 

 

・USB 3.1 Gen1(5Gbps) Type-A端子×4ポート
・USB 2.0 Type-A×2ポート
・RJ45×1ポート(Rivet Networks Killer E2500(10/100/1000Mbps))

残念ながら「DELL G5(5000)」ではUSB 3.2 Gen2×1(10Gbps)等の高速なポート類は搭載されておらず従来のUSB 3.0/3.1(5Gbps)のポート類しか搭載しておりません

 

 

 

PCIe拡張スロット

PCIe拡張スロットは「フルハイト」となっており、PCパーツでグラフィックカードや地デジチューナー、サウンドカード、RAIDカードなど様々なカード類を増設が可能です。

 

 

PCIeの拡張スロットの配置は以下の通り。

・PCIe 3.0×1
・PCIe 3.0×16(グラフィックカード用)
・空き
・PCIe 3.0×4

PCIe 3.0×16スロットの1個下が空いており、2スロット占有のGeForce RTX 3060 Ti 8GBが当方のモデルに組み込まれていました。

元から入っていたRTX 3060 Tiの詳細は別記事でレビューを出す予定。

 

 

レーン割が不明ですが、搭載しているチップセットは「Intel H470 Express」だそうなので「PCIe 3.0×20レーン」から×4、×2、×1等で割れるはず

 

 

 

本体側面

広告

特筆すべき点特にありません。

 

 

本体ケースの開け方は手回しネジを2カ所外して前面にスライドするだけ

手回しネジも外れないようカバー側にくっ付く為、優しい仕様でした。

 

 

 

内部

ケースサイズの大きさが分かりにくかったと思うのでiPhone 12 Proを横に置いて比較してみました。

iPhone 12 Pro×2.5台分という高さに抑えられており、机の上に置いても邪魔になりにくいサイズとなっています。

 

 

 

3.5/2.5インチスロット

3.5/2.5インチスロットは最大3台(本体左上×2台、右×1台(使用中))となっており、計3台搭載が可能です。

SATA電源も空いている2台分も用意されており、実質SATAケーブルを配線するだけで増設が可能です。

 

 

付属の3.5インチHDDの取り外し方については「DELL G5(5000)サービスマニュアル」15ページを参照。

 

 

SATA3端子もマザーボード側に計3台分(追加の2台分はSATAケーブルのみ用意が必要)用意されており、拡張前提の設計となっています。

SATA3ケーブルは用意されておりませんが、拡張前提で考えられているのは助かります。

 

 

 

M.2 SSDスロット

M.2 SSDスロットは1番上のPCIe 3.0×1横にあり、M.2 2230およびM.2 2280のSSDを搭載可能

接続レーンは「PCIe 3.0×2(Optane メモリ搭載時)」「G5 5000セットアップと仕様」に記載されており、Optane以外のSSDを挿した際のレーン割については記載がなかったため不明

 

 

 

M.2 無線LANスロット

M.2 無線LANスロット(M.2 2230)は初めからRivet Networks製の「Killer 1650i(Intel AX201NGWベース)」を搭載しており、Wi-Fi 6やBluetooth v5.2等最新の機能にも対応した製品が搭載されています。

必要に応じて「M.2 2230」で交換できるようになっているため、今後のアップグレードも可能です。

 

 

 

CPUクーラー

広告

CPUクーラーはIntelのリテールクーラーをネジ止めにした様なのものを採用。

ファン電源は4ピン接続で非常に静かに冷却できていました。

 

 

 

CPU電源回り

更にコア数が増え、最大10コア/20スレッドに対応した第10世代のCPUを搭載できるように電源回りが強化されています。

 

 

 

CPU用電源

CPU用電源は4ピン×2本のように見えますが、コネクタ類が独自なのかは確認できていません

 

 

 

メモリ回り

チップセットはH470 Expressを搭載しているため、メモリスロットは4本(最大128GB迄)搭載可能

 

 

元から付属していたメモリはSamsung製のDDR4-3200 8GB×1枚(M378A1G44AB0-CWE)で、一般市販されている物と変わらないものが搭載されています。

 

元から付属しているメモリを使ってデュアルチャンネルを行いたいという方は上記リンクよりどうぞ。

 

 

 

電源回り

電源は500W、80 PLUS Platinum「D500EPM-00(DPS-500AB-49)」が採用されており、形状は特殊

 

 

PCIe用の補助電源は「6+2ピン×1本、6ピン×1本」となっており、RTX 3060 Tiでは6+2×1本のみの使用でした。

 

 

 

マザーボード用電源供給

広告

マザーボード右下には謎の「6ピン(ATX SYS)」が刺さっており、メーカー製PCあるあるな「専用電源」であることが分かります。

 

 

 

背面ファン

FOXCONN製の8cmファン「PVA080F12H(12V/0.36A)」を搭載。

ファン電源は自作系のファンと同じくPWM対応の「4ピン接続」

 

 

 

PCH周り

PCH(H470 Express)は簡易のヒートシンクのみとなっており、ファンレスとなります。

 

 

 

まとめ

電源が500Wと弱いが6+2ピンが2個あるためRTX 3070等も搭載可能

搭載している電源は80PLUS Platinumの500W電源となり、PCIe補助電源数は6+2ピン×1個、6ピン×1個となっているため理論上はRTX 3070も搭載が可能です。

 

メモリも最大4本、最大128GBの増設に対応

メモリスロットは最大4本、最大128GB迄増設に対応しておりコンパクトなPCの割には十分すぎる拡張性を持たせてあります。

元から刺さっているメモリも一般市販されている型番のものと同じのため、既存のメモリと同じ型番でデュアルチャンネルといった増設もできる点が有難いところ。

 

コンパクトながら3.5/2.5インチHDD/SSD等も最大3台搭載可能

ケース本体はミドルタワー以下にも関わらず3.5/2.5インチHDD/SSDを最大3台搭載可能となっており、M.2 2230/2280のNVMe(PCIe 3.0×2)も1台搭載可能となっているためハードに使用される方でも十分な拡張性があると言えそうです。

欲を言えばSATAケーブルも配線済みであれば良かったのになと思います。

 

DELLらしく図解入りのサービスマニュアルがある

PC内部をよく知らない方でも分解がやりやすいよう「サービスマニュアル」が配布されており、カラー且つ図解入りで解説されているため、ケースの開け方や各パーツ類、増設方法等が記載されています。

ですので万人にお勧めできるPCと言えそうです。

 

 

購入は以下より

メーカーPCカテゴリの最新記事