CERO Z指定のゲームソフトは対象年齢以下では購入することができないのか調べてみた

CERO Z指定のゲームソフトは対象年齢以下では購入することができないのか調べてみた

ここ最近ニコ動のコメントで「GTA V (家庭用ゲーム機版)」はCERO Z(18歳以上のみを対象)だから小学生は買えない」といったコメントを見かけたため、軽く調べてみました。

 

 

CEROの倫理規定

CEROの倫理規定ではあくまで「社会の要求する倫理に照らして適正か否かを判断することを目的」としているため、販売まで規制するといった内容には触れられていません

 

 

 

 

CEROのレーティング制度について

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CEROのレーティング制度に関して公式サイトでは「CERO Z」の項目で「18歳未満者に対して販売したり、頒布したりしないことを前提にする区分」と記載されており、倫理では記載されていなかった販売に関する点に触れられています

 

 

4GamerにてCEROと対談した記事が2014年2月10日に掲載されており、上記項目に関して一部触れられる記載があったため抜粋します。

 

 

ゲームにあまり詳しくない人でも,購入する際の選択基準があることです。
レーティングがZのタイトルが購入できるのは「18歳以上のみ」です。
つまり,CEROレーティングとは自分で判断して購入するための材料ということですか。

CERO側としては販売までは倫理上携わることは明記されていないため、はっきりとした言い回しは行われておりませんが、CERO Zのレーティングに選ばれている作品は「18歳以上のみ」を対象としているが、「自分で判断して購入するための材料」であり、禁止は行っていないとのこと。

 

つまりCEROとしては販売規制は行っていないものの、対象年齢以下の方には購入を控えて頂きたいとった内容でした。

 

 

 

 

販売時に自主規制で年齢確認を行っているお店が殆ど

少し古い記事(2006年6月28日)とはなりますが、GAME WatchでCEROの新レーティングに関して触れられる記事があったので抜粋。

 

18歳未満への販売禁止を目的とした「Z区分」については、95.1%の店舗が「年齢制限を実施している」と回答
「Z区分」の販売自主規制については、既にかなり高い割合で実施されている。

販売店の多くはCERO Z対象のソフトは18歳未満への販売を禁止しているようで、全国681店舗のゲーム販売店の内95.1%で年齢制限を実施しているとのこと。

 

CERO自体は販売規制を行っていないものの、販売店側が「自主規制」でCERO対象商品を販売時に年齢確認を行っているため、一部の方が購入できなくなっているようです。

 

 

 

 

都道府県によっては条例で販売側に罰則がある場合も

文部科学省では青少年の健全な育成のためにゲームやビデオ、書籍などを都道府県によって条例で販売規制を行っているためお住まいの地域によっては条例で販売できない場合もあります

 

 

 

 

結論

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CERO Z等の対象年齢が設定されたゲームで、それ以下の年齢の人がお店でゲームを買うことは基本的に禁止はされていないようです。但し販売店や、各都道府県が決める条例によっては青少年保護を理由として販売側を罰するものがあるため、販売をお断りされる場合は有ります。

 

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