
ELECOM製の外付けSSD「ESD-EC0シリーズ」を分解する方法について
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先日ELECOM製の外付けSSD 120GBモデルの「ESD-EC0120GWH」を分解する必要があったので、簡単に分解方法を纏めました。
エレコム 外付けSSD ポータブル 480GB USB3.0 USB3.1(Gen1) ケーブル収納 ブラック ESD-EC0480GBK
YouTubeでも動画公開中
- ELECOM ESD-EC0シリーズ 外付けSSD 分解方法を解説 – YouTube
「YouTube」でも「ESD-EC0120GWH」の分解方法の解説を行っております。
当記事の内容とほぼ同じとなりますので、手順を細かく知りたい場合は「上記動画」を参照ください。
裏面の隠しネジ2か所を外す
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裏面の隠しネジ2か所を「精密プラスドライバー」で外しましょう。
上下の蓋は「オープンツール」で丁寧に外す
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SSDの上下の蓋は「オープンツール」を使って丁寧に上下の蓋のツメを外していきましょう。
ここで焦るとケースの上下を固定しているプラスチックのツメが破損する場合があるので慎重に作業してください。
SSDはM.2 2280(SATA3/NGFF)
SSDは「M.2 2280(SATA3/NGFF接続)」が採用されており、コントローラー1個にNANDが2枚(64GB×2)、表面実装となります。
因みに接続は「M.2(SATA3/NGFF)」となるのでNVMe SSDには対応しておらず、認識しません。
形状から分かる通り、必要に応じてSSDを交換する事で容量を増やすことが可能。
コントローラーは「PHISON製のPS3111-S11」
- PS3111-S11T – PHISON Electronics Corp.
コントローラーは「PHISON製のPS3111-S11」を採用。
NANDはKIOXIA製の3D TLC「TT59G55AIV」
NANDはKIOXIA(旧東芝メモリー)製の3D TLC NAND「TT59G55AIV」を2枚(恐らく64GB×2)を搭載。
割と「PHISON製のPS3111-S11」とKIOXIA製の「TT59G55AIV」という組み合わせは中華SSDあるあるな感じが。
変換基板
「M.2 2280(SATA3/NGFF) → USB 3(5Gbps) Type-A」の変換基板は非常に小さく、裏面に変換チップが搭載されています。
搭載チップは「ASMedia製のASM1153E」
- ASM1153E – ASMedia
ASM1153E is the ASMedia third generation single chip solution, bridging the USB3.2 Gen1 to Serial SATA host interface with highly integrated SuperSpeed USB3.2 Gen1, High Speed USB2.0 and SATA1.5/3.0/6.0 Gbps ASMedia self -designed PHYs. Along with excellent compatibility with USB3.2 host and SATA device, ASM1153E uses advanced process technology to optimize the chip power consumption. Furthermore, it is also pit-to-pin backward compatible with existing ASM1053.
搭載されているチップはASMedia製の「ASM1153E」でUSB 3(5Gbps) → SATA3変換チップ)となります。
残念ながらUSB 3(10Gbps)ではありません。と言ってもM.2(SATA3(6Gbps)/NGFF接続)なのでこの速度で十分です。
USB 3(5Gbps) Micro-B → USB Type-Aケーブルは交換可能
付属の「USB 3(5Gbps) Micro-B → USB Type-Aケーブル」は交換可能で、ケーブルが短い場合は必要に応じて交換が出来るのも面白い。
ベンチマークテスト
デフォルトの120GB SSDを搭載した状態でUSB 3(10Gbps)のポートに繋いで検証してみました。
公証の「読込最大410MB/s」、「書込最大400MB/s」というスペックは書込以外は超えており、NANDの枚数が少ないため書込のパフォーマンスが出ていないと思われます。
恐らく他の大容量系SSDに交換すれば同等のスペックが期待できると思われます。
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