1,500円以下で買えるApple AirTag互換のBenlera製スマートトラッカー「F02」をレビューする

2025年1月24日

Apple AirTag互換のBenlera製スマートトラッカー「F02」がAmazonのタイムセールで1,500円以下になっていたので購入してみました。

 

 

スペック一覧

 

メーカー Benlera
型番 F02
機能 Apple AirTag互換(Apple 探すのみ対応)
搭載チップ lenzetech(伦茨科技)製MFi対応「ST17H65B」
Ultra Wide Band(UWB) 非対応(iPhone 11以降に搭載されているU1/U2等非対応)
スピーカー 内蔵(音で場所を探す際に便利)
電池 CR2032
電池寿命 約1年間動作
販売URL URL

 

「Apple AirTag互換(Apple 探すのみ対応、Google デバイスを探すには非対応)」のスマートタグとなっており、スピーカーを内蔵しているため探し物を探す際に便利な製品です。

電池はAirTagと同じく「CR2032」の交換式寿命は約1年前後。

電池交換は必要なものの、コンビニや100均等で入手できるため入手性はかなり良いと思います。

因みにiPhone 11以降に搭載されている「UWB(Ultra Wide Band)」には非対応なため正確な場所をアプリ経由で探すという用途には不向きです。あくまで音を頼りに物を探す形になります。

 

 

 

動画レビュー

本レビューとほぼ同じ内容を動画として「YouTube」に投稿しているため、気になる方は是非どうぞ。

 

 

 

パッケージ

パッケージは非常に簡素で表面には「Apple Find My(Apple 探す)」に対応している点、裏面には技適番号「R219-248101」が掲載されていました。

総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」から「R219-248101」を確認してみると該当の型番の製品が表示されており、「工事設計認証を受けた特定無線設備の型式又は名称: F03, F03A, F03B, F03C, F03D, F01, F02, F04, F05, F06」と記載がありました。

本製品の型番は「F02」となるので、日本国内の使用に問題は無いと言えるでしょう。

 

 

 

付属品一覧

・スマートタグF02本体(CR2032入、絶縁済)

・日本語対応取扱説明書

・ストラップ

付属品は上記の通り。

電池に関しては初めから本体に内蔵されており、絶縁されている状態でした。

 

 

 

商品外観

スマートタグ「F02」の表面には「ストラップホルダー」「電源ボタン」のみで非常にシンプル。

 

 

 

iPhone 12とサイズ比較

iPhone 12や筆者の手と比較してみました。

「AirTagを正方形にしたらこのぐらいになるんだろうな」と思える形のサイズ感で、かなり小さめ。

筆者の手は女性並み、もしくはより小さい手となっていますがそれでも小さく感じます

 

 

 

Appleアカウントと紐付け方法

初回のセットアップ方法はスマートタグ「F02」の絶縁タグを外し、電源ボタンを1回短押しすると1回ビープ音が鳴り、そのあと電源がONになります。

 

 

Apple純正の「探すアプリ」から「持ち物を追加 → その他の対応している持ち物 → F02 → 接続 → 名称を設定 → 絵文字等入れる → 続ける → Apple IDと紐付け → セットアップ完了」となります。

 

 

 

Apple純正「探す」アプリからタグを探す

Apple純正の「探すアプリ」からApple IDに紐付けたスマートタグ「F02」を探してみましょう。

「探すアプリ」下側にある「持ち物を探す → スマートタグ名」からスマートタグの現在地を確認が出来ます。

 

 

 

「F02」を「探すアプリ」から探してみた

スマートタグ「F02」をApple純正の「探すアプリ」で探してみました。

「郵便番号、住所、検出した時間、スマートタグのバッテリー残量」等確認できます。

該当の場所までApple純正の地図で経路を表示することもできるため、探し物をする際に便利です。

 

 

 

必要に応じて「手元から離れた時に通知」も可能

必要に応じて「スマートタグが手元から離れた際に通知」という設定も設定が可能で、この設定さえしておけば「F02」から離れれば自動的にスマホ側に「”スマートタグ名(BenLERA F02)”が手元から離れました。最後に検出されたのは****(建物名、番地等)です。」という形で通知が来るので、安心感があります。

 

 

 

電池の交換方法について

電池の交換は「爪で行えるぐらい簡易的な固定」で、ドライバーなどは必要ありません

「爪が割れそう…」と心配の方は期限切れの硬めのポイントカードやクレジットカード等がお勧めです。

 

 

電池は「CR2032」1個のみで、1年前後持つようです。

CR2032は家電量販店、コンビニ、100円均一等でも入手が可能な電池となっているので、入手性は非常に良い電池です。

 

 

 

分解してみた

電池交換を試すついでで分解し、基板をチェックしてみました。

lenzetech(伦茨科技)製の「ST17H65B」でiPhone 11以降で利用できる「UWB」には非対応な点に注意が必要です。

正確な場所をアプリ経由で探すという用途には不向きです。あくまで音を頼りに物を探す形になります。

 

 

 

まとめ

・AirTag互換の割に安い

AirTagとほぼ同等の機能を備えているにも関わらず「1個辺り2,000円以下」で購入でき、AirTag純正品の半額以下で購入が出来ます。

但しiPhone 11以降で利用できる「UWBには非対応」なので、アプリ経由で細かな位置の把握などは出来ません。あくまで音を頼りに探す形になります。

 

・スピーカー機能内蔵で物を探せる

スマートタグ「F02」の内部にはスピーカーが内蔵されており、Apple純正の「探すアプリ」から音を鳴らして紛失物を音で探す事が出来ます。

 

・電池はCR2032で入手性は良い

電池はコンビニや100均などで購入可能な「CR2032」で、爪で蓋を開けて電池交換が可能なため電池切れの際にも安心です。

因みにApple純正のAirTagもCR2032を使用しています。

 

・樹脂製のお陰で傷を気にせず使える

スマートタグ「F02」の本体は「樹脂製」となっており、Apple純正のAirTagのように傷つきやすい金属丸出しでは無いため傷を気にせず使えます

 

 

購入は以下より