・SK hynix SSD SL301シリーズ 250GB Read 540MB/s Write 470MB/s HFS250G32TND-3112A – NTT-X Store
NTT-X Storeで8,000円以下で購入できるSK Hynix純正のSSD「SL301シリーズ250GB(HFS250G32TND-3112A)」のパフォーマンスをチェックする。
パッケージ及び付属品一覧
パッケージはSSDを包み込む最小限のサイズとなっており、店頭で購入しても持って帰りやすい。
<付属品一覧>
・SSD本体
・取扱説明書兼保証書
9.5mm厚に変換するブラケットやデータ移行ソフト、SATAケーブルなど一切付属しないため、事前に用意する必要があるだろう。
スペック一覧
メーカー | SK Hynix |
型番 | HFS250G32TND-3112A |
SATAバージョン | SATA 3.0 (6Gbps) |
NAND | SK Hynix 16nm TLC NAND |
コントローラー | SK Hynix純正コントローラ |
キャッシュ | DDR2 |
最大読込 | 540MB/s |
最大書込 | 470MB/s |
ランダム読込 | 95000 IOPS |
ランダム書込 | 85000 IOPS |
MTBF (平均故障間隔) | 120万時間 |
厚さ | 2.5インチ 7mm厚 (9.5mm変換無) |
重量 | 60g |
メーカーURL | URL |
保証 | 3年間保証 |
コストパフォーマンスの秘密は「TLC NAND」となっており、比較的長い3年保証を備える。
・Samsung 840 EVO 8ヶ月使用報告一覧 – Re;con-ReviewDays
TLC NANDにアレルギーが有る方に敢えて言っておくが、普通の人よりもPCの利用時間が長い私のMain PCで、TLC NANDを採用するSamsung 840 EVOを8ヶ月使用しても壊れなかった実績があるため、今回も大丈夫だろうと思っている。
CrystalDiskInfoでコントローラの確認を行ったが、記載はなく不明だった。
・SKhynix Canvas SL300 「 HFS250G32TND-3112A 」 クイックレビュー – PCパーツショップark
・SK hynix Canvas SL301 500GB SSD Review – KitGuru
PCパーツショップarkの記載によるとSL301シリーズはSK Hynixのコントローラを搭載。
海外のレビューサイトKitGuruによると500GB版はハーフサイズのSSD基板で、コントローラにはSK Hynixの記載有り。
外観
外観はアルミニウムむき出しのデザインで、Intel製のSSDに比べると光沢が有り美しい。
SATA 3.0 (6Gbps)に対応しており、シーケンシャル読込最大540MB/s、書込最大470MB/s、ランダム読込95000 IOPS、書込85000 IOPSといったパフォーマンスを誇る。
CrystalDiskInfo
コントローラー類の記載はなし。
ファームウェアは「30060P00」で、対応機能は「SMART/APM/NCQ/TRIM」。
OS認識後の容量
250GB SSDのため、認識後は「232.88GB」となる。
ではお待ちかねのベンチマークの検証だ。今回は以下環境を使用した。
CPU | Intel Core i7-5960X 3.0GHz |
Mem | Crucial DDR4-2133 8GB×4 |
M/B | ASRock X99M Extreme4 |
検証用SSD | SK Hynix 250GB (HFS250G32TND-3112A) |
SK Hynix 250GB (HFS250G32TND-3112A)はX99のSATA 3ポートに挿し検証している。
CrystalDiskMark
CrystalDiskMark 4.1よりシーケンシャル(Seq)が下の方にズレてしまっているため従来の結果とは見る部分が異なっている。
シーケンシャルのスコアは読込494.8MB/s~503.2MB/s、書込437.9MB/s~454.7MB/sとなっており、公称の読込最大540MB/s、書込470MB/sと比べると少し下回る結果となった。
ATTO Disk Bench
左:デフォルト
右:Force Write Access ON
シーケンシャル読込約560MB/s、書込約480MB/sといった結果となり、公称の読込最大540MB/s、書込470MB/sを超える結果となった。
AS SSD Benchmark
AS SSD Benchでも公称の読込最大540MB/s、書込470MB/sを超えることは出来なかった。
Compression Benchmarkでは少し波はあるものの、比較的安定した波長となっている。
読み込み時の安定感は素晴らしいと言えるが、書き込み時の50MB/s程度の荒れはあった。
しかし価格帯で近くTLC NANDを採用する「SanDisk X300 128GB (SD7SB6S-128G-1122)」に比べると非常に安定しているといえる。
まとめ
・250GBで8,000円を切る買いやすさ魅力
以前までは128GBで6,000円前後だったのが更に大容量で安価となり、250GBで8,000円を切る価格となっている。
250GBもあればProgram Filesを含めて使用しても問題はないはずなので、購入しやすい容量、価格だと言える。
・データ移行ソフトや9.5mm変換アダプタ等の余剰品は無し
PlextorやIntel製のSSDの場合はデータ移行ソフトや9.5mm変換アダプタ等余計なものが付属するが、こちらのSSDにはそういった余剰品は付属しない。
その分安価になっているため、個人的には大歓迎だ。
・TLC採用でパフォーマンスの高いSSDへ
TLC NANDの採用でMLC NANDより高いパフォーマンスが得られ、更に大容量化も可能となった。
信頼性の低下という問題もあるが、コントローラーやファームウェアの進化、3年間のメーカー保証も付属するため必要十分を満たしている。
・読込、書込のパフォーマンスの安定感は非常に良い
AS SSD BenckmarkのCompression Benchを見る限り、読込のパフォーマンスの安定感は抜群、書込み時も比較的安定度の高いSSDであることが確認できた。
価格帯の近いTLC NANDを採用する「SanDisk X300 128GB (SD7SB6S-128G-1122)」に比べると非常に安定していた。
・SK hynix SSD SL301シリーズ 250GB Read 540MB/s Write 470MB/s HFS250G32TND-3112A – NTT-X Store