ORICO製のUSB 3.2 Gen2対応NVMe対応M.2外付けケース「PCM2-SV」のレビュー #ORICO #M2 #NVMe #Amazon #自作PC

ORICO製のUSB 3.2 Gen2対応NVMe対応M.2外付けケース「PCM2-SV」のレビュー #ORICO #M2 #NVMe #Amazon #自作PC

ORICO製のM.2 2230/2242/2260/2280、NVMe対応の外付けケース「PCM2-SV」をORICO社よりご提供いただいた為、レビューを行っていく。

 

スペック詳細

 

メーカーORICO
型番PCM2シリーズ
2色:グレー(灰色/PCM2-GY)、シルバー(銀色/PCM2-SV)
対応バスUSB 3.2 Gen2(10Gbps) Type-Cポート
対応SSDM.2 2230/2242/2260/2280
対応プロトコルNVMe(M Key、B&M Key)
※M.2 SATA(NGFF/AHCI)には非対応
UASP対応
搭載チップJMicron JMS583
※詳細
アクセスランプ搭載(青色LED)
付属品SSDケース本体、取説、保証書、ネジ類、ドライバー、USB Type-C to Type-A変換ケーブル、USB Type-C to Type-Cケーブル
サイズ縦:29×横:104×厚:10mm
重量約132g
メーカー公式URL

 

M.2 2230/2242/2260/2280、NVMe(PCIe接続)に対応した外付け用のM.2 SSDケースとなっており、JMicron製の「JMS583」を採用しているため読込最大1000MB/s、書込最大550MB/sといった高速なストレージをUSB Type-C 3.2 Gen2(10Gbps)で接続する事が可能な製品となっている。

パッケージ内にはType-C to AケーブルやType-C to Cケーブルも入っているため、様々なPCで利用できる点が魅力なケースとなっている。

 

 

 

パッケージ及び付属品一覧

パッケージは比較的小型で店舗での持ち帰り時にも鬱陶しくないサイズとなっている。

背面には対応SSD(NVMe)、搭載チップ(JMS583/10Gbps)、接続バス(USB 3.2 Gen2 Type-C/10Gbps)等の記載が有り、購入時に間違いにくくなっている

 

 

付属品は以下の通りとなっている。

 

・M.2 SSD「PCM2-SV」本体
・取扱説明書
・ORICO保証書
・取付用ネジ類
・精密+ドライバー
・USB Type-C to Type-Aケーブル(USB 3.2 Gen2/10Gbps)
・USB Type-C to Cケーブル(USB 3.2 Gen2/10Gbps)

SSDの交換時には一旦ケース内を分解する必要があるため、精密+ドライバーやネジ類が付属している。

また「USB Type-C to Type-Aケーブル」、「USB Type-C to Cケーブル」が付属しているためUSB Type-Cを搭載していないType-AのPCでも接続できるように配慮されているところが嬉しい。

因みにだが付属しているType-C to Aケーブル、Type-C to Aケーブル共にUSB 3.2 Gen2(10Gbps)でベンチマークの計測が出来たため、マザーボード側のポートがUSB 3.2 Gen2(10Gbps)で有れば同じパフォーマンスが期待できる

 

 

 

M.2 SSDケース本体

M.2 SSD(PCM2-SV)の本体は冷却性を考えてか全てアルミ製となっており、触れるとひんやり冷たい。

 

 

開封時ネジ類は全て外されていたためそのまま撮影を行っている。

 

 

裏面には型番(PCM2-SV)、必要な電圧(5V)/電流(900mA)等の記載が有った。

 

 

 

M.2→Type-C変換基板

M.2 SSDをType-Cに変換する基板は非常にシンプルとなっており「M.2 2230/2242/2260/2280」のSSDが固定できるように穴位置が設けられている

またM.2(NVMe/PCIe)接続のSSDは非常に発熱するため熱伝導用のサーマルパッドが取り付けられていた

 

 

基板はケースに引っ掛けて固定されているのみのため、ドライバーレスで取り外しは可能だ。

 

 

 

M.2/SATA3(NGFF)、AHCI接続のSSDには非対応

残念ながらJMicron JMS583M.2(NVMe/PCIe)接続専用のType-C(USB 3.2 Gen2/10Gbps)用の変換チップとなるため「M.2/SATA3(NGFF)、AHCI接続のSSDには非対応」となっている。

挿し口の形状で言うと「NVMe(M Key、B&M Key)」となるため、間違えないように注意して欲しい。

 

詳しくはセンチュリーのサイトが詳しく解説されているため、気になる方は目を通しておいた方が良いだろう。

 

 

 

搭載チップ

パッケージ裏やAmazon.co.jpのページに記載がある通りJMicron製の「JMS583」を搭載している。

PCI Express 3.1a及びNVM Express 1.3、UASP、TRIM、USB 3.2 Gen2(10Gbps)等に対応した変換チップで、最大シーケンシャル読書込1000MB/s近いパフォーマンスを出すことが可能な製品だ。

 

 

 

CrystalDiskInfoに対応

「PCM2-SV」に搭載されているJMicron製の「JMS583」はCrystalDiskInfoに対応しており、健康状態、温度、電源投入回数、使用時間等が取得できる

SSDの健康状態や使用時間、電源投入回数が確認できるため、動作検証用としても優秀と言える。

 

 

 

SSDの固定

SSDの固定は付属しているネジ受けとネジ2種類を使用する。

この際に付属している精密+ドライバーを使うと楽だろう

 

 

SSD固定後の様子。

この上にサーマルパッドが貼り付けられたアルミ製の筐体を載せてSSD全体を冷却する仕組み。

 

 

 

アクセスランプ(青色LED)を搭載

アクセスランプはType-Cポートと逆の方向に搭載されており「青色LED」が眩しくない形で点灯する。

 

 

 

CrystalDiskMark

Seq Q32T1で読込平均974.15MB/s、書込平均976.775MB/sといったスコアーをマークしており、USB 3.0(5Gbps)のUSBフラッシュメモリと比べると10倍近く高速になっていることが分かる。

この速度があれば1枚15MB以上の高解像度の写真や4K 60FPSの動画ファイルなどのコピー先にも利用出来、何より「稼働部品が一切ないSSD」のため、持ち運び時に振動を気にする必要もなくなる

但し今回検証に使用したWestern Digital製のWD Black 2018(WDS500G2X0C/PCIe3.0×4/32Gbps)のパフォーマンスはシーケンシャル読込最大3400MB/s、書込2500MB/sと考えると、大幅に低下してしまっているのはJMicron製の「JMS583」10Gbps迄の製品となるためだ。

32Gbpsの製品を10Gbpsの接続でデータを流せばボトルネックになるのは目に見えていた訳で、今後USB 3.2 Gen2×2(20Gbps)の変換チップも出てくると思われるが、それでも帯域は十分とは言えない

外付けのSSDケースにどれほどの速度を求めるかによって話は変わってくるが、読書が1000MB/s近く出ていればSATA3の2倍速くなっているため十分ではないだろうか。

 

 

 

負荷時でも大幅な温度変化は少なく、サーマルスロットリングを起こしにくい

CrystalDiskMarkや大容量のファイルを15分近く転送し、CrystalDiskInfoの温度をチェックしていたが「平常時48度~50度前後」だったものが「負荷時62度前後」となっており、70度台になる事は見られなかった

恐らく内部に貼られたサーマルパッドやアルミ製ケースが功を奏しているように見える。

この温度であればサーマルスロットリングを抑えつつ、長時間高速な転送を行えそうだ

 

 

 

NVMe対応の大容量SSDの値下がりでM.2ケースの需要増えている

2019年11月時点の話となるが、M.2 2280のNVMe対応SSDはTLC NANDの製品で512GBが7,000円前後、QLC NANDの製品で512GBが7,000円前後となっており、昔に比べて大変購入しやすい値段に落ちてきている。

その為余ったSSD等をNVMe対応のケースに入れ、超高速なUSBメモリや、外部ストレージとして利用するには打ってつけと言えるだろう。

 

 

 

データーをバックアップする際にも便利

ここ最近のPC系(デスクトップ、ノートPC、タブレットPC等)の多くは2.5インチSSDよりもコンパクト且つケーブルが要らない「M.2タイプ」に移行しているため、PCに何らかの異常が起きた際にデーターをサルベージするにも「もう1台M.2を搭載したPCを用意するか、こういったケースを用いて別PCで動作確認、サルベージを行う」といった作業が必要となる事が多い。

その為一家に一台あれば何かしらの不測の自他が起きた際にもSSD内に入っているデータの引き抜き、サルベージやCrystalDiskInfo等による動作確認が行える点は大きい

 

購入は以下より

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