・docomo Optimus it L-05E 製品 – NTTドコモ 公式
・LG Optimus it L-05E 携帯電話 – LG Electronics 公式
LG製の新しいスマートフォン『Optimus it (L-05E)』を発売前にもかかわらず、Android総合情報サイトAppComing様よりお借りすることが出来ましたので、ひとまずお先に外観レビューをさせて頂きたいと思います。
[13.06.21]:投稿
※今回お借りしたのは評価機であり、製品版とは一部仕様が異なる場合がございます。ご了承ください。
パッケージ及び付属品一覧
<付属品一覧>
・クイックスタートガイド
・保証書 等 ×2冊
・バッテリー
・裏蓋
・L-05E 本体
初代Optimus it (L-05D)に付属していたバッテリーの予備や、充電器は今回のOptimus it (L-05E)には付属されていませんでした。
またmicro SDや置くだけ充電(Qiパッド)なども別売になっているので注意が必要です。
スペック一覧
型番 | L-05E |
OS | Android 4.2.2 (Jelly Bean) |
液晶 | 4.5インチ IPS液晶 (1677万色) HD解像度 (1280×720) |
CPU | Qualcomm APQ8064T 1.7GHz (クアッドコア/Snapdragon 600/28nm) |
GPU | Adreno 330 |
モデム | Qualcomm MDM9215M |
RAM | 2GB (LPDDR3) |
ROM | 32GB |
外部メモリ | microSD/SDHC/SDXC 最大64GB |
背面カメラ | 裏面照射CMOS 1320万画素 |
前面カメラ | 裏面照射CMOS 140万画素 |
フラッシュ | シングルフラッシュLED |
物理キーボード | なし |
バッテリー | 2100mAh ※着脱可能 |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
ネットワーク | W-CDMA(800/850/2100MHz) GSM(850/900/1800/1900MHz) LTE(800/1500/2100MHz) |
ガラケー機能 | 防水(IPX5/7準拠)、ワンセグ、赤外線、Felica、エリアメール |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
カラー | 2色 (ホワイト、ブラック) |
サイズ | 約131x約63x約10.5mm (最厚部約10.7mm) |
重量 | 約132g |
SIMカードスロット | micro SIM (mini-UIM) |
その他 | Wi-Fiテザリング (最大8台) ※DTCP-IP非対応 |
価格 | 一括約3万円 |
発売時期 | 2013年6月22日 |
ディスプレイ
4.5インチIPS液晶を採用しており、先代のL-05Dから0.5インチ化大型化されましたが、解像度もWVGA (800×480)からHD (1280×720)へと進化しています。
Zerogap TouchをL-04Eから引き続き採用
またOptimus G Pro (L-04E)から採用されている『Zerogap Touch』が採用されており、画面上にあるタッチセンサーをガラスに直接載せる形で液晶を単純化することで薄型化、透明度の上昇により更に明るいディスプレイを実現しています。
各端末と液晶を比較
手持ちの各端末を並べ、輝度は50%固定で同じ画像を表示させて比較してみました。
左から
・LG Optimus it (L-05E) IPS液晶
・京セラ DIGNO S (KYL21) TFT液晶
・Samsung GALAXY S III α (SC-03E) SuperAMOLED HD液晶
・HTC J Butterfly (HTL21) IPS液晶
・NEC MEDIAS W (N-05E) TFT液晶
・Samsung GALAXY S IV (SHV-E300K) Full HD AMOLED液晶
となっています。
Optimus it (L-05E)は各端末の中で同じ50%という輝度にも関わらず、非常に明るく、且つ白飛びもない液晶に仕上がっていました。
通知用LED
液晶右上に通知用LEDを搭載しており、メールや着信などをお知らせしてくれます。
充電中は赤く光り、メールの着信などは青く光ります。
個人的にはもう少し明るく光ってもらえると分かりやすいと感じました。
タッチキー
タッチキーは先代のL-05Dと同じ配列で
・戻るキー
・ホームキー
・メニューキー
となっています。
検索キーがありませんが、メニューキーを押しっぱなしで検索キーの代替となっているため特に困ることはありません。
先代のL-05Dではこの部分に水が掛かってしまうと、かなりの頻度で誤動作をしてしまい非常に不便でしたが、今回のモデルからタッチキーの部分に凹凸が加えられセンサーの調整もされているためか、誤動作がしにくく改良されていました。
個人的には直っていないと思っていただけにしっかりと対策を打ってきたLGの開発力の高さに驚きました。
本体上部
本体上部にはON/OFFボタン、3.5mmイヤフォンジャックが用意されています。
ON/OFFボタンは出っ張りが少なく、スマートフォンにカバーを付けてしまうと少々押しにくく感じそうでした。
個人的にはもう少し出っ張りを大きくして頂きたかった。
3.5mmイヤフォンジャックはキャップレス防水となっており、水に濡れても気にする必要はありません。
しかし1つ中重要なのが、この部分に水が入ってしまうとスマートフォン側が「イヤフォンが刺さっている」と誤検知してしまい、音が出なくなることがありました。
キャップレス防水とはいえ、イヤフォンが刺さった状態と誤認されてしまう可能性が有るのでその点はご注意ください。
本体右側面
本体右側面にスイッチ類などは備えられていません。
本体左側面
本体左側面には音量上下キーが備えられています。
こちらのキーもまた出っ張りが少ないため、ケースを利用される方には注意が必要です。
本体下部
本体下部にはmicro USB端子とマイクが備えられています。
こちらのmicro USB端子はMHLに対応しており、市販されているMHLアダプターを利用すればTVや液晶モニター等に出力をすることが可能です。
本体裏
本体裏には1310万画素のカメラ、フラッシュ、スピーカーが備えられています。
本体サイズ比較
液晶サイズが近い順に並べました。
左から
・NEC MEDIAS W (N-05E) 約4.3インチ
・LG Optimus it (L-05E) 約4.5インチ
・京セラ DIGNO S (KYL21) 約4.7インチ
・Samsung GALAXY S III α (SC-03E) 約4.8インチ
・HTC J Butterfly (HTL21) 約5インチ
となっています。
Optimus it (L-05E)はオンスクリーンではないため本体サイズが約4.7インチのKYL21に近くなっていますが、手の小さい私はKYL21以下のサイズでなければ扱いにくかったため正にL-05Eはジャストサイズだと感じています。
カメラ/赤外線
1320万画素の裏面照射CMOSカメラとシングルフラッシュを搭載。
先代の820万画素から1320万画素へと進化しています。
スピーカー
スピーカーは本体裏の右下あたりに1つ備えられています。
モノラルとなるため、音質は普通のスマートフォンと同じと捉えて頂いても宜しいかと思います。
こちらのスピーカーですが、水没式となっており本体が濡れた場合スピーカーも一緒に濡れてしまう形となっているため、一度濡れた場合は丁寧に拭いてやる必要があります。
こういった部分からカビが生えたということも聞いたことが有るので、メンテナンスはきっちり行いましょう。
ストラップホール
ストラップホールは本体裏の左下に備えられています。
国外メーカーのモデルでは削られがちなストラップホールが、先代に引き続き採用されているのは嬉しいですね。
バッテリー
バッテリーは取り外し可能で、容量は2100mAh。
先代とは違い、置くだけ充電 (Qi)に対応しており、別売りのQi充電台に置くだけでケーブルレスで充電が可能です。
SIM/micro SDカードスロット
SIMカードスロットとmicro SDカードスロットは省スペースかのためか1つにまとめられており、下がSIMカードスロット (micro-SIM)、上がmicro SDカードスロットとなっています。
このような構造は今まで手にしたスマートフォンの中でも見たことがなく、新しい手法のようです。
ワンセグアンテナ
ワンセグアンテナはNOTTVでも利用され、90度曲げられるように設計されています。
水反応シート
水反応シートは本体裏のSIMカードスロットの横に搭載されています。
その周りを囲うように防水用の裏蓋が閉じられるため、基本的には反応しないかと思いますが濡れた後に裏蓋を外した際にひょんな事で反応してしまう可能性があるため、注意が必要です。
ガラパゴス機能をほぼ全て備える
先代から引き続き、ワンセグ、おサイフケータイ (NFC、Felica)、赤外線、防水 (IPX5、7)に対応しており、今回よりNOTTVもサポートされました。
防塵には対応しておりませんが、ほぼ全てのガラパゴス機能を備え、フィーチャーフォンユーザーも安心して移行することが可能になっています。
次回はソフト面についてレビューを行いたいと思います。もうしばらくお待ちください。
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