・Motorola Droid Pro XT610 – GSMPRESS
・DROID Pro - MOTOROLA公式
・Verizon BlackBerry風キーボード搭載 Motolora Droid Pro – Google Pad
・Droid Pro Yahooオークション検索 – Yahooオークション
・Droid Pro Amazon検索 – Amazon
・Droid Pro 楽天検索 – 楽天市場
先日じゃんぱらにて白ロムが安かったので、キーボード付きということもあり購入して見ることにしました。
[12.01.30]:投稿
[12.03.04]:加筆
スペック及び概観 |
型番:XT610 |
Milestone2に採用されているOMAP 3630とDroid Proに採用されているOMAP 3620の違いは動画で720p撮影が出来るかどうかの違いのみだったかと思います。 |
液晶 |
3.1型TFT液晶 VGA (320×480)を採用。 発色はMilestone 2に似ており、白っぽい。 個人的にはかなり不満がある液晶だ。 |
タッチパネル |
マルチタッチは最大2点となっており、ミドルレンジスマートフォンにしては物足りなさを感じる。 せめて4点同時に対応して欲しかった。 |
ソフトウェアキー広告
|
Droid Proのメニューボタン類は「ソフトウェアキー」となっており、液晶の下側に配置。 ソフトウェアキーは左から ・メニューキー と言った配置になっており、通常のスマートフォン同じになっていることがわかる。 ここ最近は検索キーを排除するメーカーが多いので、個人的には気に入っている。 |
上部 |
上部には電源ON/OFFキーと3.5mmイヤホンジャックが配置。
右手で持ちやすいようにか、電源ON/OFFキーは端末の左側に配置されており、デザインが丸くなっているので電源キーは押しやすく感じた。 |
右側面 |
右側面にはカレンダーキーが搭載されており「標準ROM時のみ」カレンダーが起動。
Cyanogen MODを入れて常用しているが、キーの割当がなくなったためカレンダー機能が利用できなくなってしまった。 カメラのシャッターキーがないのが残念。 |
左側面 |
左側面には音量上下キー、micro USB端子が配置。 キーの出っ張りは丁度良く、押しやすい。 |
裏面 |
裏面には500万画素のカメラと、デュアルLEDフラッシュ、スピーカーが配置。 MotorolaロゴとVerizonロゴが大きく描かれており、個人的には悪く無いと思う。 |
物理キーボード広告
|
この機種の最大の特徴それが「物理キーボード」だ。 キーボードは液晶の下に配置され、QWERTY配列となっている。 キーには押しやすいように傾斜があり、キーボード1つ1つにバックライトが内蔵されている。 しかしこちらこキーボード…押しやすいようにと設計されたはずの傾斜が、個人的にイマイチで押しにくい。 また日本語入力時にはATOKを利用するようにしていたのだが、キーボード端末には今のところ「非対応」ということもあり、画面をタッチしなければ日本語入力ができない仕様(英字入力は可能)となっていたため、仕方なくSimeji、OpenWnnを使うことにしていた。 現状物理キーボード搭載の端末でデフォルトのATOKでは仕様のせいで正しく利用できないため、キーボードが優秀でも変換ソフト(SIP)が対応していなければ意味が無いことを痛感した。 キーボードの傾斜、変換ソフトの仕様のせいで物理キーボードが生かせないのは非常に惜しい。
この他にもこちらのキーボードには十字キーがなく、光学ポインターもない。つまり変換候補の位置をずらすこともできないわけだ。 この点に関しては指定のキーを割り当てを変えてやることで対応できる模様だが、ファイルの編集などもありハードルが高い。どうせなら公式ROMでキーマッピングを変更できるような自由度が欲しかった。 |
バッテリー蓋 |
バッテリー蓋は端末の裏側の下にある部分から剥がしていく構造で、蓋の取り外しは非常に簡単だ。 |
バッテリー |
バッテリーは1460mAhのリチウムイオン電池となっており、型番は「BP6X」。 3.7V =1390/1420mAh 5.1/5.3Whとなっている バッテリー自体はMilestone 2と同じで、使い回しが出来そうだ。 |
SIM/micro SDHCスロット |
SIMカードスロットはバッテリーを抜かなくても抜き差し可能な形状となっている。
micro SDHCスロットも同じようにバッテリーを抜く必要はない。 |
スピーカー広告
|
スピーカーは裏面に1個のみ。 音質は普通のスマートフォンと同程度で良くもなく、悪くもないモノラルなスピーカーだ。 |
電源ON/OFFを試す |
|
Droid Pro (XT610) CM7.1.0 RC1にて電源ON/OFFに掛かる時間を計測。
電源ONに掛かった時間は約67秒程度 (1分07秒) ROMのバージョンが古く、CM7.1 RC1という状態だった為、最適化が進んでおらず起動時のロゴがガクガクになっていたりする様子が確認できた。 現在は恐らくバージョンも上がっており、より最適化度合いが上がっているはずなので今後に期待したい。 |
Androidバージョン |
検証時のAndroidのバージョンや、カーネルなど。
Androidバージョン:2.3.5 ※CM 7.1.0-RC1-venun2-KANG ROM |
Quadrantでスコアーを計測 |
Score:2708 (ISW11F:2718、GalaxyNexus:1466、Desire Z:1370、Desire:1335、Milestone2:1276、SH-12C:1521) |
4,5回測って一番良いスコアーを掲載している。 CM 7.1を入れたこともあってか、パフォーマンスはOMAP 3620 1.0GHzの割になかなか高いように感じる。 |
Quadrant ハードウェア仕様 |
AnTuTuベンチを計測広告
|
Total Score:3027 |
解像度が比較対象機よりも低い320×480 () |
NeoCore Benchmark |
Score:72.1 FPS |
nenaMark1 v1.8 |
Score:45.0 FPS |
NanaMark2 v2.0 |
Score:20.2 FPS |
AnTuTu Tester Battery test |
Battery test Score:398Start:15:51 99%Part1:16:52 72%Part2:17:36 45%Part3:18:04 18% |
OMAP 3620 1GHz/RAM 512MBというスペックで1420mAhのバッテリーを積んでいるので、比較的バッテリーはよく持つスマートフォンだと思う。 |
まとめ |
・スマートフォンのサイズは手に馴染むサイズで持ちやすい。 ・十字キーがないのが非常に残念、キーマッピングを変えたとしても慣れるのに時間が掛かってしまう。 ・キーボードの無駄な傾斜が帰って押しにくい。 ・カメラ画質はいつものMotorolaクオリティーであり、期待してはいけない。 ・200ドルを切る価格で購入でき、シングルコアとは言えキーボード付き端末としては破格。 ・バッテリーの持ちは非常に優秀で1日使っても30%程度残っていた。(CM7.1 RC1) |
コメントを書く