MacBook Air 1.4GHz 11.6インチ 64GB MC505J/A
目次
◇ パッケージおよび付属品一覧 |
梱包されている箱は非常に小さく、デザインに品を感じます。
付属品は以下のとおり。 ・Macbook Air 本体 パッケージは必要最小限の梱包でデザインも良く、大きさ的に買って帰りやすいです。 |
◇ スペック |
CPU:Core2 Duo SU9400 1.4GHz(2C2T) (CTOでSU9600 1.6GHz(2C2T)可能) Mem:2GB(CTOで4GB可能) HDD:SSD 64GB(CTOで128GB可能) Drive:内臓光学ドライブ無し チップセット:nVidia MCP89 GPU:GeForce 320M 256MB OS:Mac OS X 10.6 SnowLeopard 液晶サイズ:11.6インチ(光沢グレア液晶) 解像度:1366*768 重さ1.06kg ※CTOは基本的にAppleストアーのみ。 |
1.06kgにも関わらずCore2 SU9400 1.4GHz、GeForce 320M、SSD 64GBを搭載しています。 SSD化が行われておりストレス無く動作し、GeForce 320Mのお陰でグラフィック周りも非常に高いパフォーマンスを得られます。 |
◇ Webカメラを搭載 |
液晶上部にWebカメラ(FaceTimeカメラ)が搭載されています。
画素数は130万画素と比較的高解像度で十分使えます。 |
◇ 右側面 |
右側面にはUSB 2.0×1ポート、mini Display Portが1つのみ。
USB 2.0ポートとmini Display Portの幅が気になり、USBメモリとmini Display Port→DVI変換機を取り付けてみましたが幅的にはぎりぎりです。 横幅が大きいUSBメモリを取り付けた際にはmini Display Portが挿せなくなる可能性があります。 |
◇ 左側面 |
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左側面には充電用端子(MagSafe)とUSB 2.0ポート×1、3.5mm出力、マイクを装備。
充電端子(MagSafe)は磁石が埋め込まれており、端子を近づけると自分で吸着します。 その場に合ったケーブルの取り付け方法に変えれるので非常に便利です。 |
◇ 薄さ |
Macbook Airの特徴としてその薄さにも定評があります。
一番分厚いバッテリー部分でも1.2cm~1.7cmと非常に薄いです。 |
◇ タッチパッド |
タッチパッドはマルチタッチに対応し、くぱぁズームなども出来ます。
ただし注意していただきたいのですが、Windowsノートのタッチパッドである「タップが右クリック」として処理される事はデフォルトの状態のMacbook Airでは出来ませんでした。 ただしBootcampコントロールパネルからトラックパッドの設定で「タップでクリック」にチェックを入れてやればエミュレーションが可能の模様。 Windowsで使う人的にはいつも通り使いたいと思うのでこの設定ぐらいデフォルトにしておけよ!と感じました。 |
◇ 裏面 |
裏面には四隅にゴムが取り付けられており、アルミボディーが傷つかないようになっています。(画像1枚目)
液晶が開きやすいように一部が凹ませてあり開けやすくなっています。(画像2枚目) また分解防止のために星型の特殊なネジが使われています。(画像3枚目) |
◇ ファンレスではない筐体 |
薄さ的にファンレスだと思われがちですが、一番分厚い黒い部分にファンが設けられておりこちらから排気を行う形となっています。 |
◇ 背面 |
電源を入れると背面のAppleロゴが点灯します。 バッテリーを長持ちさせるには正直こういった部分もON/OFFが設定出来れば良かったんですが見たところそういう設定はありませんでした。(BootcampのWindows7では) |
◇ dynabook RX1と比較 |
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各部分をdynabook RX1と比較してみました。
横幅はMacBook Airの方が大きいですが、奥行き分厚さはRX1より小さくなっています。 |
ベンチマーク
◇ 検証環境 |
比較対象としてPhenom II X6 1090T + 5970の結果を載せてますがあくまで参考程度に。
◇ 3DMark06 |
3DMark Score:4236 (1090T:20152) SM2.0:1678 (1090T:6952) SM3.0:1946 (1090T:10396) CPU:1238 (1090T:5756) |
◇ 3DMark Vantage Perfomance |
Macbook Airの解像度がWXGA(1366*768)ですので検証できず。 |
◇ 3DMark Vantage Extreme |
Macbook Airの解像度がWXGA(1366*768)ですので検証できず。 |
◇ CrystalMark2004 R3 |
Mark:81581 ALU:13949 FPU:12213 MEM:9292 HDD:24628 GDI:5528 D2D:5489 OGL:10482 ※1090Tの比較データーが無いため比較なし。 |
◇ PerformanceTest V7.0 Build 1011 |
DVDドライブが無く、DX10のベンチマーク時に原因不明のエラーが発生しスコアーが出ず。 |
◇ Windows 7 Experience Index |
最大スコア:6.9 プロセッサ:4.2 メモリ:4.9 グラフィックス:4.9 プライマリハードディスク:6.9 |
◇ FF XIV ベンチ Low |
Score:718 |
◇ FF XIV ベンチ High |
Score:383 |
◇ Super π 104万桁 |
104万桁:52秒 |
◇ Super π MOD Ver1.5 1M |
1M:36.036s |
◇ FurMark Stability Test |
GPU最大温度:86度 GPU最低温度:67度 |
ノートの割には結構冷えてる部類だと思います。 静穏性を保ちながらこれほど冷却できているのは素晴らしい。 |
◇ 考察 と言うか体験談。
今回のMacbook AirはCore2 SUシリーズを搭載し、GeForce 320M採用したお陰で3Dソフト関連もさくさく動きます。
また全モデルでSSD化が行われ、東芝社製のコントローラーの活躍によりアプリケーションの動作もキビキビと動いてくれます。
そしてMacらしいアルミのユニボディー、そしてデザイン、軽さを持ち合わせています。
バッテリーが交換できないのは残念ですが、ハードに使って3時間はゆうに持つ設計となっているのでACアダプターは必須ですが比較的モバイルし易いハイエンドノートパソコンへと仕上がっています。
ただWindowsで使うにはキーボードの違いやOSのフォーマットの違い(FAT、FAT32、NFTS)などの制限によりBootcampでWin7を使う場合は色々と注意しなければならない点が複数点あります。
詳しくはこちらのサイトが細かく書かれているので参照。
キーボードの違いはかなり辛く、IMEのキー割り当てを変えてやらねばWindows PCとして使えません。
こちらの件に関してもこちらのHPが解説されていますので省きます。
ちなみにこのキー配列に耐え切れず購入後3日でMBAを手放しちゃったのは(ry
BootcampからWindows 7をインストールするとWindows 7が常に1stで起動してしまいますのでこちらを変更する際にはBootcampドライバからMacを起動できるようにする必要があります。
私みたいに焦ってWindows 7を消そうとしたり、初期化しようとしないで下さい。
ちなみにBootcampでWindows 7用パーティションを分けても、Macの方からBootcampで容量の割り当てを元に戻す、容量の割り当てのしなおしなどは可能です。
初期化の方法としてはWindows 7からMac OSXをインストールする事は出来ませんので一度Macの方から起動しましょう。
そしてそちらからOSXが入ったUSBメモリからセットアップしていけば初期化は可能です。
正直Macbook Airはかなり上級者でなければWindows 7、またはWindows XPで利用していくのは困難です。
私も結局キーボードの再設定や値段的な意味で挫折し、即効売却と言う結果になりました。(殆ど購入価格のせいですが。)
購入前まではキーボードの設定ぐらい配列覚えれば余裕でしょ?と思っていたら意外と慣れるのに時間がかかりますし、何よりもここまでして外でゲームやGPUを使った作業がしたいのかと言う事になって手放しました。
非常にスペック的にはお買い得なんですよね、だけどそれ相応の努力、慣れは必要と言うことで今回のレビューは終了と言うことにしたいと思います。
繰り返しますがMBAを手放した理由は金銭面で工面が辛かった(購入価格約12万)、dynabook RX1が予想外に安かった(2.5万円)、キーボードになれるのが大変、アルミのユニボディーが冬だったので辛かったと言うのが上げられます。
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