前回「Clarkdale Pentium G6950 適当なレビュー 1」に引き続き、ClarkdaleことPentium G6950の適当なレビュー2です。
今回はOCパフォーマンスアップの検証となります。
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今回の検証はデフォルトクロックが2.8GHzですので、「定格2.8GHz」と「3.4GHz」、「4.0GHz」、「4.2GHz」のパフォーマンス比較を行っていこうかと思います。
なお、検証に使用したソフトは以下の通りです。
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3DMark06(初期設定)
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3DMark Vantage(Perfomance、Extreme)
本来はCPUとGPUを両方ともベンチが計測出来るHeaven Benchも追加したかったのですが、以下のエラーが出てしまったので急遽削除しています。
では検証へと参ります。
◇検証スペック |
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◇2.8GHz(定格)
Pentium G6950 2.8GHz(133MHz*21倍) Vcore:Auto
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3DMark Score:14636 |
Pentium G6950 2.8GHz(133MHz*21倍) Vcore:Auto
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3DMark Score:P11750 |
Pentium G6950 2.8GHz(133MHz*21倍) Vcore:Auto
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3DMark Score:X11547 |
◇3.41GHz
Pentium G6950 3.41GHz(200MHz*17倍) Vcore:1.25V
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3DMark Score:17958 |
Pentium G6950 3.41GHz(200MHz*17倍) Vcore:1.25V
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3DMark Score:P13704 |
Pentium G6950 3.41GHz(200MHz*17倍) Vcore:1.25V
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3DMark Score:X11891 |
◇4.0GHz
Pentium G6950 4.0GHz(200MHz*20倍) Vcore:1.25V
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3DMark Score:19488 |
Pentium G6950 4.0GHz(200MHz*20倍) Vcore:1.25V
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3DMark Score:P14890 |
Pentium G6950 4.0GHz(200MHz*20倍) Vcore:1.25V
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3DMark Score:X11936 |
◇4.2GHz
Pentium G6950 4.2GHz(200MHz*21倍) Vcore:1.25V
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3DMark Score:20818 |
Pentium G6950 4.2GHz(200MHz*21倍) Vcore:1.25V
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3DMark Score:P15237 |
Pentium G6950 4.2GHz(200MHz*21倍) Vcore:1.25V
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3DMark Score:X12034 |
わかりづらいのでグラフにまとめ
クロック辺りのスコアー上昇度合いを見てみると3DMark06の上がり方が大きいですね。
Core i7 920 定格との比較を見るとやはり4コア8スレッドの差が出ていますが、Pentium G6950を4GHzにOCする事でCore i7 920 定格のスコアーを超えていることを確認しました。
※ただし総合スコアーですので、純粋なCPU比較は以下より。
次にベンチごとのCPUスコアー比較表を見てみましょう。
CPUスコアーで酷くPentium G6950はCore i7 920に差を付けられています。
ここでCore i7 920の4コア8スレッドの本気が見えていますね。
2コア、2スレッドのPentium G6950は大敗です。
ただ面白い所は3DMark06ではあまり差が出ていませんが、3DMark Vantageでスコアー的にマルチコアの最適化が見られますね。
コア数が倍になっているせいか、スコアーも倍・・・(^^;;
結論、Pentium G6950はCore i7 920には勝てません。(CPU スコアー的な意味で)
ただし、3DMark系の総合スコアーではCore i7 920を超える勢いですので、1万円のCPUで3万円のCPUに迫れるPentium G6950はなかなかコストパフォーマンスの高いものだと思います。
ちなみに私の検証では4.2GHzまでしかOCを試していませんが、他の方の場合4.5GHz以上いけている方も居るようなので、設定次第では結構回るようです。
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