ワンズの深夜販売にてCore i7 2600Kとともに捕獲して来ました。
目次
パッケージ及び付属品 |
X58の時の箱のように大きなパッケージではなく、今回はWSシリーズのような小ささになっています。
<付属品一覧> |
概観、スペック |
形状:ATX チップセット:P67 その他はASUS公式サイトから。 |
CPU周り |
フェーズはDIGI+ VRMにより12+2フェーズ。 今までASUSはアナログの電源回路を搭載してきましたが、今回よりデジタル電源回路に変更されています。 デジタルに変更されたことで電力効率や安定性が大幅に向上しており、OC時でも安定した電力供給、低発熱を実現しています。 |
CPUソケット |
LGA1156の時はFoxconnがソケット焼損事故を起こしていましたが、今回はLOTES製に切り替わっていました。 |
メモリスロット |
メモリスロットはDDR3-1066~2200(OC)に対応し、4本メモリを挿す事が可能。 最大32GB搭載可能。 SandyBridgeの発売前にはメモリの相性が酷いと言われておりましたが当方が確認した所、相性は特に確認されませんでした。 当方が使用しているメモリは以下の通り。 ・Corsair DDR3-1866 CL9 2GB×6 (CMT12GX3M6A1866C9) メモリスロットはサイドフロータイプのCPUクーラーを使うとメモリ側のファンを取り付ける際に干渉する可能性があります。 |
SATAコネクタ |
SATA端子はマザーと平行して接続されるようになっています。
青色SATA:SATA 3 (Marvell) 挿すポートによってSATA2、SATA3対応の違いがありますので注意した方が良さそうです。 |
USB 3.0外付け用端子 |
USB 3.0のブラケットを出す専用の端子が用意されています。 付属品のブラケットをこちらに挿す事で外付け用のUSB 3.0ブラケットが利用可能。 なおこの端子は規格化されている様なので今後こちらの端子に対応した製品が順次発売される可能性が高いです。 |
オンボードスイッチ |
オンボードスイッチは電源ON/OFFがあり、I/Oパネル側にCMOSクリアスイッチが設置されています。 |
EPU/TPUがハードウェアでON/OFFが可能に |
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P67マザーボードからEPU/TPUをハードウェアスイッチでON/OFFが可能になりました。
電源ON時にEPU/TPUを有効にしても再起動後に反映されるとのこと。 |
UEFI BIOSへと進化 |
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P67シリーズのマザーボードの殆ど(GIGABYTEを除く)は3TBのHDDなどの対応のためUEFI BIOSを採用しています。
UEFI BIOSは非常にグラフィカルで、今まで使えなかったマウスを利用することも可能。 |
UEFIのカーソル不具合 |
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私が確認した所5回に1回ぐらいの割合でUEFI起動時にマウスが縦にしか動かなくなるといった不具合を体験しました。 使用しているマウスは無線接続のLogicoolのMX1100です。 BIOSが起動後何をやっても縦にしか動かず、USB子機を挿し直すことで解決します。 |
UEFI BIOS項目一覧 |
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UEFIの設定項目を適当に撮影しました。 購入前にどんなものか見ておきたい方にどうぞ。 |
裏面 |
裏面の部分にもDIGI+のコンデンサがあります。 |
ドライバーが殆どHPにない |
P8P67 EVOの公式サイトのダウンロードを見てもIntelのLANドライバがない、RealtekのLANドライバもない、USB3.0のドライバもない、マニュアルもないと無い物尽くしです。
それに比べ他のP8P67シリーズのマザーではしっかりとドライバが配布されているところから見るとEVOはハブられてます(爆 しっかりしてください、ASUSさん。 現在確認したところ上記に上げた掲載されていなかったドライバなどはダウンロード出来るようになった模様。(10.01.15 追記) |
ASUSらしくないBIOS更新の遅さ |
No Image |
11.01.21現在、今年の1月5日に出された1053β BIOS以降更新がありません。 いつものASUSなら無駄に更新をしてくるはずなのですが、いつもより更新速度が遅いように感じます。 |
オーバークロック |
No Image |
Core i7 2600Kのレビューとしてオーバークロックは纏める予定ですが簡単に纏めると
ほぼ定格で4GHzは余裕で回る、でも倍率を48倍にした場合Vcoreだけでは起動できなくなるといった感じでした。 |
◇考察
品薄商法、ご祝儀価格でマザーの質的に2.4万は高いんじゃないかなぁ…と感じましたが仕方ないですね。
X58マザーと比べるとどうしても劣ってしまうのは仕方ありませんが、こちらのマザーが1.7万位で手に入るようになれば非常にお買い得かな?と思えるようになりそうです。
ただ付加価値として多くのチップ(USB 3.0、Power e-SATA、Marvell)が載せられていたり、無駄にハードウェアスイッチが載せられたりしているので高くなったんでしょう。
BIOSもASUSらしく11.01.10現在既に2つも更新されている状態でさすがASUSだなぁと感じています。(肝心なUSBマウスのカーソルバグは直ってませんが…)
特にハードウェアで問題となったところは無く、メモリスロットがCPUに近いかな?という所でしょうか。
またPOST表示機能が無いので結構痛い。P8P67 DELUXEならついていたですが…orz
またPLXのブリッジチップもP8P67 EVOは搭載していないのでレーン割の管理も少々問題ありです。
使わないと言う方はEVOで十分だと思います。
[…] This post was mentioned on Twitter by とけとけ. とけとけ said: PCIEが16レーンしかないのは流用馬鹿な俺には辛いなぁ RT @sirakawakuu: ASUS P8P67 EVO 適当なレビュー – Re;con-ReviewDays http://bit.ly/gbTeND #twitbackr […]