Intel X58チップセット環境をWindows 10で利用する場合の注意に関して

2024年12月13日

先日某氏よりLGA1366環境(Core i7-920+X58+DDR3メモリ)を引き取ったので、いろいろ遊んでみるべくアレコレ試していたのですが、現代のOSで遊ぼうとすると色々困難に見舞われたので、メモとして残しておきます。

 

LGA1366/X58環境はWindows 10 1607迄

何も知らずにWindows 11 24H2を入れようとしても動作対象外のCPUとして分類されてしまうため、今回Windows 10を入れる事となります。

が、Windows 10 22H2を入れようとしてUSBメモリからBOOTさせようとした瞬間リセット→再起動を繰り返し「何やらおかしいぞ?」と気付く。

 

 

上記動画によると「Windows 10 1607迄、Intel VT-dを無効にする、AHCI→IDE互換」等でWindows 10 1607を正常にインストール、起動することが出来るとの事。

 

「Intel VT-d」の無効化でWindows 10 1803のインストールに成功した人もいらっしゃるので、1607以降でもVT-dを無効化すればいけるのかも。試してないので詳細は不明。

 

 

 

Rufusを使用

Windows 10 1607のisoイメージをどこからかゲット出来たらUSBメモリを挿し、「パーティション構成: MBR」、「古いBIOSのために修正を追加(パーティションの拡張、並び替え、その他)」を選んでスタートを押すだけ。

この方法ならWin11 24H2も行けるんじゃ?と思って試しましたが、BOOTしようとした瞬間Windowsのロゴでフリーズして一生進まないので、やはりWin10 1607迄が正解の模様。

 

 

 

Windows 10 1607でインストール、ブート完了

Windows 10 1607で無事OSのインストール、ブートが出来ました

ICH10R経由のSATA2接続のためか、やたらOSのインストールやOSアップデート周りにもたつきがありました

こうして考えるとIntel 12世代ベースのN100は足回りだけはしっかりしていただけに、重要さが分かります。

2024年12月13日雑談Bloomfield,Core i7-920,GA-EX58-UD5,GIGABYTE,Intel,LGA1366,Windows 10,X58

Posted by sirakawakuu