- GMKtec NucBox G3(Intel N100/DDR4-3200 8GB SODIMM/M.2 2280 PCIe 3.0×2 256GB/Wi-Fi 6/BT5.2/2.5GbE LAN/Win 11 Pro) – Amazon.co.jp
GMKtec製の「NucBox G3」に内蔵されていたMasonSemi製のM.2 2280(PCIe 3.0×4接続) 256GB NVMe SSD「MC3100T」を簡単にレビューしていこうかと思います。
仕様一覧
- MC3100/MC3100T – 湖北长江万润半导体技术有限公司
メーカー | MasonSemi |
型番 | MC3100Tシリーズ |
容量 | 256GB |
規格 | M.2 2280(NVMe 1.4/M-Key) |
速度 | PCIe 3.0×4レーン(32Gbps) |
コントローラー | Maxio Technology MAP1202A-F1C(28nm) |
キャッシュ | 非搭載 |
シーケンシャル読込 | 3500 MB/s |
シーケンシャル書込 | 2800 MB/s |
ランダム読込 | 480,000 IOPS |
ランダム書込 | 430,000 IOPS |
NAND | YMTC 3dv2-64L TLC 16k 256Gb/CE 256Gb/die |
表裏実装 | 表面のみ(NAND×2、コントローラー×1) |
MTBF | 150万時間 |
保証 | 1年間保証(PC本体に準ずる) |
ヒートスプレッダ | 非搭載 |
アクセスランプ | 緑色アクセスランプ付 |
メーカーURL | URL |
Maxio Technology製のNVMe対応PCIe 3.0×4レーンコントローラー「MAP1202A」を搭載したM.2 2280(NVMe)のSSDで、NANDにはMasonSemi製のMSB1C020-128G(中身はYMTC 3dv2-64L TLC 16k 256Gb/CE 256Gb/die)を表に2枚のみ、裏面無しといったSSDです。
SSD自体は「PCIe 3.0×4接続」でしたが搭載されているPC側(NucBox G3)が「PCIe 3.0×2接続」だったため、SSDのパフォーマンスが半分程度に制限された状態で動作していました。
SSD表
SSDの実装は「表面のみ(NAND×2枚、コントローラー×1のみ)」で、かなりすっきりしています。
CrystalDiskInfo
電源投入時から電源投入回数が「55回」、総書込量(ホスト)が「8898GB」となっていたのは気になりました。
動作確認にしては回数が多すぎ&書き込み容量もかなり多めとなっていたのが気になるところ。
NAND
- Maxio nvme flash id – vlo.name:3000
MasonSemi製の「MSB1C020-128G」を2枚搭載。
「Maxio nvme flash id」でNANDの詳細を確認してみると「YMTC 3dv2-64L TLC 16k 256Gb/CE 256Gb/die 2Plane/die」と表示が出ていました。
コントローラー
コントローラーはMaxio Technology製の「MAP1202」でPCIe 3.0×4レーン接続。
アクセスランプ内蔵
SSD本体にアクセスランプ(緑色LED)が内蔵されており、アクセス時に点滅していました。
CrystalDiskMark
元のOSの領域を削除できなかったので本来のパフォーマンスは出ていませんが、大まかなパフォーマンスは確認して頂けるかと。
8GiB以外のベンチ時のSeq1M Q8T1読込がかなり落ち込んでいるのが気になる。