・カテゴリー >特集 >お風呂でスマートフォン – 楽天市場
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・サンワ スマートフォン防水ケース 5インチ対応 ブラック 200-PDA114BK – Amazon.co.jp
お風呂で音楽や動画、SNSが楽しめたらより人生が楽しくなると思いませんか?
最近では国内のスマートフォンの多くは『防水』に対応してきたものが増えてきており、ある程度でしたら濡らしても問題のない作りになっています。
ではお風呂でスマートフォンを使うにはどのようなスマートフォンが最適なのかご紹介していきます。
1. 防水対応であること
お風呂や水場で使われる場合は『必須』の機能です。
ただし注意して頂きたいのは携帯、スマートフォンの『防水』とは『冷水』の事を指し、お風呂で温まったお湯や、シャンプ、リンス、ボディーソープ等が混じった水などは対象外です。
ここを勘違いし、お風呂で使ってしまって『水没』してしまっても自己責任です。
※お風呂で使って水没してしまっても、メーカーやキャリア側に保証を求める対応などは絶対行わないで下さい。
2. 防水と言えど種類がある
・防水規格 IP表記 | TAKIGEN – タキゲン製造株式会社
・3分で分かる、「防水機能」の基礎知識 – 日経トレンディネット
携帯キャリアの多くは『防水』とは言えど、その項目に『IPX*級』と言った表示が必ずあります。
こちらの表記は日本工業規格で定められた『防水・防塵』に関する保護構造となっており、級の違いにより様々なシチュエーションが定められています。
保護等級 | 種類 | 保護内容 |
IPX8 | 水中形 | 継続的に水没させても内部に浸水しない |
IPX7 | 防侵形 | 一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない |
IPX6 | 耐水形 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
IPX5 | 防噴流形 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
IPX4 | 防沫形 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
IPX3 | 防雨形 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 防滴II形 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX1 | 防滴I形 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない |
記述なし | 無保護 | 一切の保護なし |
・N-04D » docomo 機種一覧 – NEC mobile 公式
例えば防水・防塵に対応しているdocomoのMEDIAS LTE (N-04D)の仕様表では防水がIPX5/8となっており、以下等級に対応しています。
IPX5:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
IPX8:継続的に水没させても内部に浸水しない
MEDIAS LTE (N-04D)の場合はここ最近のスマートフォンより強固な防水構造となっており、水場で利用するには最適とも言えるスマートフォンです。
ではツートップに選ばれたSONYのXperia A (SO-04E)ではどうでしょうか。確認してみましょう。
・Xperia™ A SO-04E – ソニーモバイルコミュニケーションズ 公式
Xperia A (SO-04E)の仕様表を見ると、防水の欄には『IPX5/8等級』との記述があり、先程ご紹介したMEDIAS LTE (N-04D)と同レベルのものを備えています。
ではXperia A (SO-04E)で良いのではないか?と誰でも感じるでしょう。当然最新モデルですから、スペックも最上位で妥協のないものになっていますし。
しかし待って下さい。今回の記事の目的は『お風呂用スマートフォンの選び方』。いつもお外で使うスマートフォンとは別に持つわけです。
当然価格も抑えながら、キャリアとの契約なしで購入する必要があります。
3. 白ロム価格の安価さ
水没というリスク回避のため、通常使用するスマートフォンとは別に購入するわけで『安価』で、且つ『手に入れやすい』スマートフォンにする必要があります。
『安価』とは金額的にだいたいどれ位なのか?と誰しも思うと思うでしょうが、だいたい7,000円から20,000円程度で購入できるものが『安価』と言えます。
また手に入れやすさですが、基本は実店舗ではなくWebの在庫から推測する事が情報を集めやすく、時間がかからないかと思います。
・Xperia A (SO-04E) 白ロム 検索結果 – ヤフオク!
・Xperia A SO-04E docomo [Black] 白ロム – Amazon.co.jp
・SO-04E ピンク XPERIA A docomo Xi 本体 – 楽天プロダクト 最安表示
・SO-04E 白ロム 検索結果 – 楽天市場 検索
そういった点ではXperia A (SO-04E)は手に入れやすいですが、白ロム価格が約4万円以上となっており、選択肢から外れます。
・MEDIAS LTE (N-04D) 白ロム 検索結果 – ヤフオク!
・MEDIAS LTE N-04D docomo [Advance Black] – Amazon.co.jp
・NEC MEDIAS LTE N-04D(K) Advance Black – 楽天プロダクト 最安表示
・N-04D 白ロム 検索結果 – 楽天市場 検索
MEDIAS LTE (N-04D)は手に入れやすく、白ロム価格も7,000円から20,000円以下で手に入るため、選択肢に入ると思います。
4. 裏蓋の防水構造に注意
最近のスマートフォンは『防水』とは言っても、バッテリー以外の部分は水没できるような仕様のものが殆どです。
・N-02E » docomo 機種一覧 – NEC mobile 公式
例えばMEDIAS U (N-02E)、こちらのモデルは防水、防塵モデルとなっており、等級は『IPX5/8』となっています。
先ほど紹介したMEDIAS LTE (N-04D)やXperia A (SO-04E)と同じ仕様ですね。
では裏蓋を確認してみましょう。
実はこの上記画像、お風呂で使用後外側だけタオルで拭き取り、撮影したものとなります。
画像ではわかりづらいですが、バッテリー部分以外は水没しているため水滴が付いているのが確認できますでしょうか。
一応これでも『IPX5/8』なんです。どう思います?
私はビックリしましたね。バッテリー周辺を守るゴム製と思われるパッキンのみで保護されているわけですから、これが劣化すれば『浸水』し、『水没』となります。
現状販売されている一部のスマートフォンを除き殆どがこの仕様になっているため、如何に『バッテリー部分に侵入させにくい裏蓋を持ったスマートフォンを選ぶか』ということが求められるわけです。
以前私はARROWS Z (ISW11F)をお風呂用端末として使用しておりましたが、風呂場で手が滑って落としてしまい、衝撃で裏蓋が開いてしまい水没するという事件がありました。
こういった事故をなくすには、蓋が開きづらい、もしくは開かないタイプのスマートフォンを選ばなくてはなりません。
5. 水滴で誤動作しないタッチパネルのチューニング
風呂場や台所でスマートフォンを使っていると必ずタッチパネルに『水滴』が付きます。
この『水滴』が非常に厄介で、タッチパネル上に水滴が付くことで誤動作の原因となります。
では実際水滴が付く事でスマートフォンはどういった動作になるのか動画で見ていただきましょう。
・富士通 ARROWS Z (ISW11F) 水中でタッチパネルを操作 – YouTube
簡単にいえばタッチパネルが動作しにくくなったり、押してもいない所がタップされたりすると言った『誤動作』を引き起こします。
では水滴で誤動作のしにくいスマートフォンはどう探せばいいのか?
こればっかりは水に付けてみなければわかりません。
しかし経験談として過去にIS04、ISW11F、N-06C、N-04D、F-01D、L-05E、N-02Eなどといった各社の端末を水に付け検証してまいりましたが、タッチパネルの誤動作が少なかったのはNECカシオ製の端末になります。
恐らくNECカシオはGz Oneシリーズの開発を行っていたため、水滴が付いた時のタッチパネルのチューニングが他社に比べ上回っていたのかと思われます。
6. スピーカーの位置
お風呂用スマートフォンを選ぶ中で比較的重要なのが『スピーカーの位置』。
音楽を聞くのにも、動画再生をするのにも利用するという重要な要素となります。
・docomo Xperia A SO-04E 今日から発売! Zと比較 トグル変更も可能 – スマートガジェット
しかし防水対応のスマートフォンの多くは裏蓋側にスピーカーを搭載することが多く、防水防塵のMEDIAS U (N-02E)やXperia A (SO-04E)なども全て裏蓋側に配置されています。
これでは浴槽の横に端末を置いた時に音楽や動画を再生しても音がこもってしまい、音量や音の広がり方に大きく差が出てくることとなります。
その中でもMEDIAS LTE (N-04D)はディスプレイ上部にスピーカーを搭載している珍しい端末で、平らな浴槽の周りにおいても音がこもることはありません。
7. スピーカーに水は入ってもすぐに抜くことは出来るか
6.の項目でスピーカーの位置について説明いたしましたが、もう1つ重要な点があります。
それは『スピーカーに水が入ってもすぐ抜くことが出来るか』という点。
いくらスピーカーがディスプレイ側にあろうとも、スピーカーに水が入ってしまっては音がこもってしまうため、位置の問題をクリアーしていても意味がありません。
過去に検証した端末(IS04、ISW11F、N-06C、N-04D、F-01D、L-05E、N-02E)の中ではN-06C、N-04D、N-02Eの3機種がスピーカーに水が入りにくく、且つ水が抜けやすい端末でした。
8. 性能は高めの方が望ましい
Android端末は今まで季節ごとに新機種が出ていたため、選択肢が無数に存在します。
価格が安いものは当然古く、性能は低い事が多いですが、お風呂用とはいえ以下の点は妥協しないほうがいいでしょう。
・CPUがデュアルコア以上 ※Snapdragon S3、OMAP 4x、Tegra 2以降が望ましい
・メモリが1GB以上 ※ながら作業をする際には1GB以上推奨
・ディスプレイサイズは4インチ~4.5インチ程度 ※大きすぎると持ちにくく、落としやすくなる
・解像度はWVGA (800×480)以上 ※動画再生をするならば16:9となるHD (1280×720)以上が望ましい
・Android 4.0以上 ※アプリの対応が殆ど4.0以降に移行しつつあるため
・microSDカードスロットが搭載されている ※音楽や動画データーを入れるため
・バッテリーの容量が大きい(1800mAh以上) ※充電回数を減らすことで裏蓋を外す必要性を減らし、水没の危険性を減らす
音楽、動画再生用として利用する場合は最低限CPUはデュアルコア以上、メモリが1GB RAM以上、microSDカードスロットが搭載されていることは重視したいところ。
まとめ
長々と書いてきてしまったため、要点をまとめます。
・防水端末 (IPX5、7以上搭載しているもの) ※防滴はアウト
・白ロム価格が安価(1万円~2万円)であること ※使い捨てとして利用できる価格
・裏蓋が外れにくいこと ※バッテリーが交換できないタイプが望ましい
・濡れてもある程度動作するタッチパネルを搭載した端末 ※お勧めはNECカシオ製
・スピーカーの位置 ※なるべくディスプレイ側、裏蓋側でも水が入りにくい、抜けやすいものが望ましい
・スペックはなるべく高めで ※動画再生用の場合は特にデュアルコア以上で
以上の点より、個人的なお勧めとしてはNECカシオ製のMEDIAS LTE (N-04D)がお風呂用として最適であると思われます。
理由としては以下の通り。
・防水防塵対応 (IPX5/7)
・白ロム価格が7,000円~20,000円以下と安価で手に入れやすい。 >ヤフオク!/Amazon/楽天
・裏蓋はかなりガッチリと固定され、洗濯機の中に誤って入れてしまっても浸水することがなかった。(N-06Cは液晶が割れ、浸水)
・濡れてもある程度タッチパネルが動作した。 >NEC MEDIAS LTE (N-04D) 濡らした状態でタッチパネルを検証
・スピーカーの位置はディスプレイ側に搭載、スピーカー内に水が侵入しても比較的抜けやすい形状
・CPUはSnapdragon S3 (デュアルコア)、RAM 1GB、HD解像度、16GB ROM、micro SDに対応というスペックで、ハードに使わない限りはある程度動作する。
・洗濯機で誤って洗濯してしまったが、一切浸水がなく液晶割れもないタフなボディーを持っている。
不満点としてはデュアルコアのくせにモッサリとしている、タッチパネルが濡れていると誤動作する時があると言ったことがありますが、そこは『安価である』ということを考えれば十分に妥協できるものだと思います。
最も私はMEDIAS LTE (N-04D)を7ヶ月使ってからMEDIAS U (N-02E)に買い換えてしまいましたが(^^;;
完ぺきを求めるようでしたら値は張りますが、MEDIAS U (N-02E)ですね。
・NEC MECIAS U (N-02E) 白ロム 検索結果 – ヤフオク!
・NEC MEDIAS U (N-02E) 白ロム – Amazon.co.jp
・NEC MEDIAS E (N-02E) 白ロム – 楽天プロダクト 最安表示
・MEDIAS U (N-02E) 白ロム 検索結果 – 楽天市場 検索
※こちらの記事で紹介した『お風呂や水場でスマートフォンを使用する』という行為は本来メーカー側が想定していない行為となります。
こちらの記事を読み、試したことで起こった事故、責任などは一切負いかねます。『自己責任』であることをお忘れずに。
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