・シャープ/SHARP AQUOS PHONE SH-12C (WHITE) 【FOMAから機種変更】 価格比較 – coneco.net
1ヶ月ほど使用しておりましたので、適当なレビューを。
目次
パッケージ及び付属品一覧 |
中古での購入となるためもしかすると一部欠品や差異があるかも知れませんが、ご了承を。
<付属品一覧> |
液晶、タッチパネル |
液晶は4.3型のSHARP製NewモバイルASV液晶を搭載。
解像度はqHD (960×540)となっており、現在のトレンドを良く読んでいると思います。 裸眼3Dに対応しており、必要に応じて3Dコンテンツを視聴することも可能。 タッチパネルは最大5点認識で、必要十分だと思います。 |
メニュー、ホーム、戻るキー |
左から ・メニュー と言った配置になっており、検索キーはトップに配置されていません。(右側面に配置) 通常の端末でしたらタッチパネルとなる所ですが、SH-12Cはハードウェアキーにしている所に好感を持ちました。 |
上部 |
上部には3.5mmイヤホンジャックとmicro HDMIの端子があります。
3.5mmイヤホンジャックは金属加工などがされておらず、プラスチックで覆われているのみ。 microHDMi端子はデザインを損なわぬように蓋付きとなっています。 3.5mm端子がプラスチックのみで少々高級感がなく残念。 |
右側面 |
右側面にはカメラのシャッターキー、検索キー、音量上下、ワンセグのロッドアンテナと言ったものが配置されています。
シャッターキーを押し続けることでカメラ起動、軽く押してAF、深く押して撮影と言ったことが可能。 通常でしたら検索キーはトップに配置されるのが普通ですが、側面に配置されています。
個人的には検索キーが無いと非常に不便だと感じるので配置が少々気になりますが、悪く無いと思います。 |
左側面 |
左側面には電源/スリープキーのみの配置となっています。
デザインを損なわぬようにとの配慮か、電源ボタンが少々小さいのが気になりましたが概ね問題ありません。 ただし多くのスマートフォンでは電源ボタンが上部に配置されていたりするので、気になる方は一度ホットモックを触って頂くことをお勧め致します。 |
裏面 |
裏面には3D撮影に対応した800万画素のカメラ×2とLEDフラッシュ、スピーカー、赤外線、Felicaが存在。 |
赤外線 |
赤外線は本体のカメラと隣にあるため、送受信時は端末同士を向け合う形になります。
受信したデーターは自分で保存先を決めることはできない模様。 |
バッテリー蓋 |
バッテリー蓋はGalaxy S II等と同様で、カメラの上側にあるツメから剥がしていくタイプ。
比較的外しやすいのでバッテリー交換などは楽そうです。 |
バッテリー |
バッテリーは1240mAhのリチウムイオン電池となっており、型番は「SH28」。 3.7V =12400mAh/4.6Whrとなっています。 バッテリーの持ちは「非常に悪い」。 省電力設定にしていても1時間ほどゲームやネット閲覧をするだけでバッテリーは50%程度まで減ってしまう。 基本的にメインのスマートフォンにするならばバッテリーは予備で1個か、モバイルブースターなどを持ち歩くことをお勧めする。 それらが嫌な方はMugenPowerが大容量バッテリを発売しているので購入されてはどうだろうか。 |
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省電力設定 |
省エネ設定はプロファイルで登録されており、誰でも簡単にバッテリーの持ちを良くすることが出来る。 |
SIM/micro SDHCスロット |
SIMカードスロットはバッテリーを抜かなければ抜き差しできない形状となっています。
しかしmicroSDについては別スロットとなっている為バッテリーを取り外さなくても交換可能。 |
ワンセグアンテナ |
ワンセグアンテナは本体に収納出来るようになっており、画像の通り各方向に伸ばすことが可能。(画像1枚目)
感度はアンテナを立てていれば比較的良好、立てなければ厳しいといった感じで、感度は普通といった所。 |
ワンセグの設定項目一覧 |
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SH-12Cのワンセグアプリを使って適当に撮影しています。
ワンセグアプリから電子番組表アプリの連携や録画予約なども行えます。 |
カメラ |
3D撮影出来る800万画素のCMOSカメラを2台搭載。 シングルLEDフラッシュ、オートフォーカスも利用可能。 カメラの画質比較は別記事で行なっているのでご確認下さい。 ・Galaxy S II、Atrix 4G、SH-12Cのカメラ画質を比較 – Re;con-ReviewDays 全体的に撮った写真は白っぽく写るように感じました。 ちなみにSH-12Cはバッテリー残量が20%を切るとカメラが起動できなくなります。 これは非常に不便。 |
カメラの設定一欄 |
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SH-12Cのカメラアプリの設定を撮影しました。
カメラは約2秒以内に起動しており、ストレス無く起動します。 ただし設定画面が味気なく、ひたすら設定項目を並べているだけで機能の説明などは一切ありませんでした。 設定の切り替わりのレスポンスは早く、ストレスは貯まらない感じで動作しています。 動画の最後辺り(3分47秒)にあるインターフェースですが、カメラアプリを起動し、画面の左下にあるボタンを押せば起動するメニューになっています。 恐らく利用者的にこちらのほうが良く使う機能でしょうし、もう少し動作レスポンスや使いやすさの向上を行なってもらいたかったです。 |
3Dカメラは校正可能 |
初期設定では3D撮影してももう一つな場合があるので、ツインカメラの構成を行った方がより綺麗に3Dの写真や動画を撮影することが可能です。
少々校正が面倒ですが、3Dがもう一つだなと感じる方は是非試してみてください。 |
3Dで撮影した画像を閲覧 |
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3DビューワーはAndroidに標準であるギャラリーとは別のソフトとなり、2D画像、3D画像両方共閲覧できるようになっています。 3D画像を表示する際には少々3D化にラグがあるようですが、概ね問題ありません。 |
スピーカー |
スピーカーは裏面にある為、机の上のような所に置くと音がこもり聞こえづらいです。 また、モノラルとなっていますので音質は鳴れば良い程度のものでした。 |
プリインストールの3D動画を視聴 |
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カメラ越しの3Dは全く飛び出ているように見えませんが、肉眼ではしっかりと飛び出していることが確認できます。 ただ視聴する角度によって3Dに見えないことが多いので視聴する際には角度が重要です。 |
SHARP TapFlow UIを試す |
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SH-12CにはSHARP独自のユーザーインターフェース「TapFlow」が搭載されており、ホーム画面にウィジェットやアプリのショートカットを置くことが可能です。
ホーム画面の左右の移動は比較的ヌルヌルのサクサクに動いていました。 ただし、ホーム画面一覧にした時の表示(動画内の25秒~)がちょっと遅かったりしたので気になりました。 またホーム画面も3D化出来るのがTapFlowの特徴ですが、3D化した場合極端に左右の画面移動が遅くなります。 この点については今後のアップデートで改善してもらえれば良いのですが。 ここに書くべきか迷いましたが、とりあえあえず書いておきます。 この端末、ホームキーを押しっぱなしで起動したアプリ履歴を見ることが出来るのですが…SHARP独自のせいで、そのアプリ履歴の表示が異常に遅いです。 (画像1枚目) マルチタスクでアプリケーションを切り替えされる方にとっては、ホームキーを押しっぱなしでアプリ履歴の立ち上げは間違いなく良く使われると思うので、ホットモックなどで耐えられる遅さなのか判断していただきたいです。 個人的にはこれが一番耐えられず、手放す要因となりました。 |
歩数計アプリが充実 |
ガラケーには良くある歩数計アプリですが、SH-12Cではプリインストールされています。
歩数カウント、消費カロリー、脂肪燃焼度数なども見ることが出来、カレンダーと連携して記録することも可能。 この機能、個人的に結構おすすめです。 |
電源ON/OFFを試す |
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SH-12Cにて電源ON/OFFに掛かる時間を計測してみました。
電源ONに掛かった時間は約1分43秒程度 遅い、遅すぎる。 この機種の残念な所の1つと言えます。 起動も遅い、電源が切れるのも遅い。 他の端末だったらだいたい1分ほどで起動できてしまいますし、30秒も掛けて電源が切れるなんてありえないです。 起動、シャットダウンが早いスマートフォンでしたらこの半分以下の時間で終わらせてしまいます。 この辺りもアップデートで短縮されれば良いのですが。 |
SH-12Cの設定項目一覧 |
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SH-12Cの設定項目を適当に撮影しています。
Android 2.3.4の時の物なので、今後のアップデートで差異が出てくるかも知れませんので参考程度にお願い致します。 |
Androidバージョンなど |
検証時のAndroidのバージョンや、カーネルなど。
Androidバージョン:2.3.3 |
Quadrantでスコアーを計測 |
Score:1521 (Desire Z:1370、Desire:1335、Milestone2:1276) |
QualcommのMSM8255T 1.4GHzを搭載しているため、デフォルトのROMの割にはかなり検討しているスコアーだと思います。 シングルコアですが、1.4GHzというクロックの高さがあるので暫くはパフォーマンス面で劣るということはないと思います。 |
◇考察
素直な感想を言うと「SH-12Cはかなり出来のいい端末」だと感じました。
2011年冬春モデルではデュアルコアのハイスペックな端末が登場しておりますが、SH-12Cの熟成度合い的にこちらの方に分があります。
ただしパフォーマンス面ではどれだけ競っても新型のほうが良いものを積めるのでその部分は妥協しなくてはなりませんが。
ガラケー用の赤外線や、Felicaを搭載しているためメイン端末として使えるモノに出来上がっていますし、付加価値(3Dコンテンツの作成や閲覧等)も大きく安定したスマートフォンだと思います。
初めてのスマートフォンを購入しようと考えている方には比較的扱いやすいものだと思います。
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