今回、X25-M Mainstream SATA Solid-State Drive G2 80GBを手にする機会が出来ましたので適当にレビューさせて頂きます。
画像関連が多くなるので続きを読むをクリックして下さい。
X25-M Mainstream SSDSA2MH080G2C1
最安価格 24469円 09.09.21
X25-M Mainstream SATA Solid-State Drive G2 80GBは現在も継続販売されているX25-M Mainstream SSDSA2MH080G1C5のDRAMプロセスが50nm→34nmになった新型のモデルです。
X25-M Mainstream SSDSA2MH080G1C5
最安価格 21980円 09.09.21
製造プロセスが50nm→34nmに進化する事で、歩止まりの向上、低価格で製造(50nm→34nm化で記憶容量当たりのコストを50%削減)と言う事が可能となっています。
ただし製造プロセスの低下でデメリットもあり、耐用年数の低下、データを書き換え可能な回数の低下、データの保持期間が短くなるといった現象が現れるとの事。
そのような事を考えていればSSDなんて使ってられないので、気にしないでおきましょう。
◇画像
今回手にしたモデルは今時珍しい茶箱のバルク品。 リテール品とは異なり、3.5インチに変換するアダプターは付属しません。 付属品は本体と、取説、シールのみ。 |
この黒い枠は何なんでしょうかね。 これがあるとノートPCに接続する際に邪魔になりそうです。 |
SSD裏面、加工が悪いですね。 Intelらしくない。 |
当然、SATA端子とSATA電源。 |
薄さは約1cm。 ノートPCには確か9.5mmが普通だったと思うので搭載は難しそうですね。 ただし、黒い枠さえ取れば十分取り付けられます。 ただし、黒い枠を取ったら保証が飛ぶと言う可能性もあるのでお勧めは出来ません。 |
Powered by Intel。 |
ファームウェアは「02G9」。 SSDにHDDパスワードをかけると読み取れなくなるといった不具合を修正したファームウェア版となります。 |
◇検証環境
比較対象とした物は上記の通りです。
◇体感差
OCZのVertex 30GB(OCZSSD2-1VTX30G)をRAID0、シングル使用を試した時には何故か感じることの出来なかった体感差がはっきりと感じられました。
エクスプローラーのウインドウを開いた時の挙動は完全にHDDよりも高速に開き、HDDでもあったウインドウ表示待ちも改善されており非常に快適です。
Windows Vista SP2をクリーンインストールした際にはHDDの場合25分程度かかるのが普通だったのですが、SSDにする事で20分で終わるようになりました。
このお陰で、必須アプリやOS更新など時間がつぶされていた時間がより短くすることが出来ました。
◇フォーマット前
ドライブレターを当てる前です。 元の容量は74.53GB。 |
◇OSインストール前
OSインストール時のディスク容量です。 |
◇Crystal Disk Info Ver3.0.0 RC5
Crystal Disk Info Ver3.0.0 RC5でSSDを見てみました。 |
◇ベンチマーク
今回ベンチマークをするにあたって利用したソフトはCrystalDiskMark Ver2.2、HD Tune Ver2.55日本語版です。
◇CrystalDiskMark Ver2.2
50MBベンチ |
100MBベンチ |
500MBベンチ |
1000MBベンチ |
◇HD Tune Ver2.55
HD Tuneの設定は正確性を重視するために、正確度を最大にしております。
64KB ベンチ |
転送レート 最低:122.4MB/sec 転送レート 最大:217.9MB/sec 転送レート 平均:213.3MB/sec |
アクセス時間:0.1ms |
128KB ベンチ |
転送レート 最低:164.8MB/sec 転送レート 最大:228.0MB/sec 転送レート 平均:222.7MB/sec |
アクセス時間:0.1ms |
256KB ベンチ |
転送レート 最低:122.2MB/sec 転送レート 最大:231.6MB/sec 転送レート 平均:225.3MB/sec |
アクセス時間:0.1ms |
512KB ベンチ |
転送レート 最低:97.9MB/sec 転送レート 最大:235.2MB/sec 転送レート 平均:229.0MB/sec |
アクセス時間:0.1ms |
1024KB ベンチ |
転送レート 最低:185.4MB/sec 転送レート 最大:239.3MB/sec 転送レート 平均:234.0MB/sec |
アクセス時間:0.1ms |
◇ベンチマーク比較
CrystalMark Ver2.2 100MB Read比較 |
CrystalMark Ver2.2 100MB Write比較 |
CrystalMark Ver2.2 4K Read比較 |
CrystalMark Ver2.2 4K Write比較 |
X25-M Mainstream SATA Solid-State Drive G2 80GBの性能がRead 250MB/s、Write 70MB/sなので、CrystalDiskMarkの方では完全に性能が出ている事がわかります。
何故かHD Tuneの方ではスペックの8割ほどしか出ていませんが、HDDに比べるとReadは約2倍出ているので非常に高速です。
しかし、CrystalDiskMarkを見る限りシーケンシャルのWriteの数値がスペックを超えている予感がするのは気のせいでしょうか(^^;;
4Kの速さは流石ですね。
HDDじゃ絶対に追いつけないスコアーを叩き出しています。
ただし最大のライバルとなるOCZのVertex 30GB(OCZSSD2-1VTX30G)には4KのWrite、100MB Read以外ボコられています…。
Vertex 60GB(OCZSSD2-1VTX60G)が約2.1万円程度なので、容量、信頼性を取るとやはりこちらの方がコストパフォーマンスは高いですね。
win7製品版発売に合わせてシステムドライブ用として購入を考えているので参考になりました。
やはりコストパフォーマンスは良いようですね。
ただ、SSDの知識がないので7発売までにもう少し勉強しますw
10月はゲームも5本購入予定なので資金的には辛いのですが・・・欲しいw
>>k2さん
お久しぶりです~
参考になり、幸いです。
>コストパフォーマンス
コスパはやはり良いですね。
流石にペーパースペックではIndilinxチップには負けますが、4KのWriteの速さは十分ずば抜けて高いのでお勧めです。
>10月はゲームも5本購入予定
う…羨ましい。
ウチは予約していたゲームをスルーしてまでもパーツの方に回してしまったので、今月と来月は殆ど買えないです(。´Д⊂)
中古で我慢します(´・ω・`)