・GeForce GTX 560 Ti 1024MB PCI-Express 価格比較 – coneco.net
・GIADA GTX560Ti – マスタードシード公式
クリスマス?
そんなもんベンチ回すためにあるに決まってんだろ!言わせんな恥ずかしい。
という訳でイヴ、クリスマスの日にベンチを回し、レビュー書いていた人がこちらになります。
目次
パッケージ及び付属品一覧 |
付属品は比較的シンプル、出力の1つがmini-HDMIなのでmini-HDMI → HDMI変換ケーブルが付属。
<付属品一覧> |
出力ポート |
左から
・Mini-HDMI Mini-HDMI → HDMi変換ケーブルが付属しているので実質HDMI ×1、DVI ×2と言った感じでしょうか。 |
GPUクーラー |
クーラーは2スロット占有の内排気モデル。
クーラーを覆っている黒い部分はプラスチックではなく、アルミ。 見た目じゃ分からない高級感があって好感度が上がりました。 |
GPUファン |
|
GPUファンは8cmの下側へ吹きつけるタイプ。
ファンのうるささは2つ目の動画をご覧ください。 電源を入れてからOSが起動するまでは少々うるさく、起動後は静かになるリファレンスの様なクーラーです。 オリジナルファンだからこそ、この挙動は何とかして欲しかった。 |
GPU接触面 |
GPU接触面は一部アルミ、ヒートパイプダイレクトタッチの部分は銅。 接触面は比較的広く、ヒートパイプは0.8mmとなっています。 |
分解 |
湾曲防止のバックプレートがネジ2個、GPUクーラー固定ネジが4個という簡素な止め方でした。 |
補助電源 |
補助電源はPCIe 8ピン×1のみ。
リファレンス基板の場合6ピン×2が普通ですが、こちらはオリジナル基板のため8ピン×1になっている模様。 供給電力は6ピンの場合75W、8ピンの場合150Wとの事で、ケーブル2本挿す必要がなくなり、供給電力は同じとなっています。 |
側面 |
側面には湾曲防止用のプレート有り。
こちらのプレートが無かった場合、マザーのレイアウト的にサイドフローのCPUクーラーと干渉してしまう場合があるので非常に助かります。 |
裏面 |
裏面にメモリなどは無し。 |
グラフィックメモリ |
Hynixの「H5GQ1H24BFR-T2C」が表面に8枚(128MB×8枚)搭載されています。
このチップはELSA GLADIAC GTX 560 Ti miniにも採用されているもので5Gbps品となっている模様。 スペックの詳細が出ておらずその他のスペックは不明。 |
GPU-Z |
Subvendorには特に何も記述が無いので、リファレンスのものと同じと考えても良いかも知れません。 |
検証環境 |
3DMark06 |
3DMark Score:26081 (5870 2GB:23828) SM2.0:10351 (5870 2GB:9638) SM3.0:12197 (5870 2GB:11078) CPU:7332 |
3DMark Vantage Perfomance |
3DMark Score:P19621 (5870 2GB:P20188) GPU:18198 (5870 2GB:19028) CPU Score:25636 |
3DMark Vantage Extreme |
3DMark Score:X9473 (5870 2GB:X9527) GPU Score:9167 (5870 2GB:9234) CPU Score:25878 |
3DMark 11 Perfomance |
左:GeForce GTX560Ti、右:Radeon HD 5870 2GB |
Score:P4710 (5870 2GB:P4538) |
PCMark 7 |
左:GeForce GTX560Ti、右:Radeon HD 5870 2GB |
Score:4431 PCMarks (5870 2GB:3024) |
CrystalMark2004 R3 |
Mark:309931 (5870 2GB:265137) GDI:20875 (5870 2GB:19176) D2D:18466 (5870 2GB:4462) OGL:36983 (5870 2GB:46215) |
Heaven BenchMark Ver2.5 低負荷 |
FPS:36.8 FPS (5870 2GB:33.2 FPS) Score:928 (5870 2GB:837) |
Heaven BenchMark Ver2.5 高負荷 |
FPS:18.7 FPS (5870 2GB:16.4 FPS) Score: 471 (5870 2GB:413) |
CINEBENCH RELEASE 11.5 |
OpenGL:56.52 FPS (5870 2GB:76.4) CPU:7.43 pts |
Perfomance Test 7.0 |
Score:3250.9 (5870 2GB:2400.5) |
Windows 7 Experience Index |
最大スコアー:7.8 プロセッサ:7.7 メモリ:7.7 グラフィックス:7.8 (5870 2GB:7.8) ゲーム用グラフィックス:7.8 (5870 2GB:7.8) プライマリHDD:7.6 |
FF XIVベンチ Low |
Score:6569 (5870 2GB:6692) |
FF XIVベンチ High |
Score:4344 (5870 2GB:4750) |
HD Bench |
ALL:212311 Rectangle:63349 (5870 2GB:58800) Text:8130 (5870 2GB:5539) Ellipse:6270 (5870 2GB:5136) BitBlt:141 (5870 2GB:189) DirectDraw:59 (5870 2GB:59) |
GPU温度 |
FurMark v1.9.0にてStability Testを約10分間行いました。
アイドル時:38度 (5870 2GB:52度) 冷却度的に普通と言った感じ。 4gamerのレビューでは高負荷時の温度より高くなっていますが、3DMark06の負荷時とFurMarkの負荷の差はかなり大きいので、実際高負荷を掛けた場合はこのぐらいの温度まで上がると考えておいたほうが良さそうです。 |
消費電力 |
アイドル時:74W (5870 2GB:101W) OCCT時:339W (5870 2GB:440W) |
◇まとめ
ベンチマークによって異なりますが、GTX 560Tiの最大のライバル、Radeon HD 5870 2GBとほぼ互角、それ以上のパフォーマンスを発揮していることが分かります。(Radeon HD 6xシリーズなんて無かった)
今回の比較対象としてRadeon HD 5870 2GB(EyeFinity)を用いたため、1GB版のものより消費電力が高くなっており、消費電力における比較は余り意味を成さないかも知れません。
現在GTX 560Tiが新品で1.5万円~2万円台で販売、Radeon HD 5870 1GBが中古で1.5万円程度で販売されているので十分対抗できる価格、パフォーマンスだと感じました。
ただし、Giadaのこちらの製品はファンのコントロールが残念な仕様になっているので、他のオリジナルクーラー搭載モデルをお勧めしたい所。
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