Microsoft Surface Laptop Go 3 Core i5-1235U/8GB/UFS 128GBモデルに搭載されているKIOXIA製のSSD「THGJFATOT44BAILB」のベンチマークレビュー

2025年11月3日

Microsoft製のノートPC「Surface Laptop Go 3(Core i5-1235U/8GB/UFS 128GB)モデル」に搭載されているKIOXIA製のUFS 3.1 128GBのSSD「THGJFATOT44BAILB」の簡単なレビューです。

 

スペック一覧

 

メーカー KIOXIA(旧東芝メモリ)
型番 THGJFATOT44BAILB
容量 128GB(256Gbit×4)
規格 UFS 3.1
形状 M.2 2230(PCIe 3.0×4接続)
NAND BiCS Flash Gen4(11.5×13×0.18mm)
Seq最大書込 1レーン: 1060 MB/s
2レーン: 1850 MB/s
Seq最大読込 1、2レーン共通: 250 MB/s
動作温度 -40~+85度

 

KIOXIA製のUFS 3.1 128GB SSD「THGJFATOT44BAILB」は上記仕様となっており、「Surface Laptop Go 3(Core i5-1235U/8GB/UFS 128GB)モデル」に搭載されていた仕様的に恐らく「1レーン仕様」かと思われます。

 

 

 

分解方法は別記事にて

分解方法については「別記事」にて解説しておりますので、そちらをご確認ください。

 

 

 

SSD本体

UFSはNAND内にコントローラー類を1パッケージしたストレージ規格なのですが、M.2 2230形状なのは非常に珍しいかと思います。(殆どの場合はマザーボード上にオンボード実装で取り外しが行えない)

 

 

 

CrystalDiskMark

「CrystalDiskMark」「8/16/32/64 GiB」を使ってKIOXIA製のUFS 128GB SSD「THGJFATOT44BAILB」に関するスペックを簡易的に測定しました。

 

 

大まかに見て「Seq最大読込1100MB/s、Seq書込280MB/s前後」となっており、OSが入ったドライブで検証しているので本来であればもう少しパフォーマンスは発揮出来ていたかと思います。(本来はSeq最大読込1200MB/s、Seq書込350MB/s辺り?)

 

 

 

スペック的にはM.2 NVMe(PCIe 3.0×4接続)より若干遅いぐらいのSSD

スペック的にかなり速度が抑えられたM.2 2230(PCIe 3.0×4接続)に近しいパフォーマンスで、Windows 11のアップデート類を行っていましたが「若干NVMe SSD系よりSeq書込、ランダム類が遅いせいか、Win11の更新に時間が掛かる程度」でした。

eMMC時代の読書500MB/s以下の製品類に比べると十分高速な製品が使われているので、安価な「Surface Laptop Go 3(Core i5-1235U/8GB/UFS 128GB)モデル」には必要十分な性能と言えそうです。

 

 

 

購入は以下より

2025年11月3日SSD,適当なレビューKIOXIA,M.2 2230,Microsoft,Surface Laptop Go 3,THGJFATOT44BAILB,UFS

Posted by sirakawakuu