- Synology DS718+のHDDベイの片方がいつの間にか閉まらなくなっていたというお話 – Recon-ReviewDays
先日3年近く愛用しているNAS「DS718+」の片方のHDDベイが閉まらなくなるといった不具合が発生後、抜いたり挿したりしている内にストレージの障害(単にデータの破損)が発生してしまいました。
ストレージマネージャから状態を確認
ストレージマネージャーから状態を確認すると「ボリューム1(劣化)、ストレージプール1(劣化)」という表示となっており「なんで劣化!?!?!?!?(今まで劣化という表示は1度も見た事はなく)」と驚いてしまいました…。
元々RAID1で2台のHDDをミラーリングしていたため1個のHDDがエラーを起こしても問題ないようにしていたのですが、この表示は心臓に悪い。
ストレージマネージャーから修復
- ストレージ プールを修理 – Synology Knowledge Center
- [ストレージ マネージャ] を起動します。
- [概要] ページを開き、[修理] リンクをクリックします。システムがシステム パーティションの修復を開始します。
NASのエラーから上記「ストレージプールを修理」というリンクの表示が出ていたので、修復方法を確認。
修復方法がやや分かりづらい所に位置しており、エラーメッセージからそのままディスクの修復が行えれば良かったのですが、どうやらそういった機能はなく…自分で「修理」の項目を探す羽目に。
この辺はもう少し親切でよかったのでは…と。
ディスクを修復
ドライブ2のディスクを修復するには「新しく追加(した訳ではない)されたドライブ上のすべてのデータが消去されます。本当に続行しますか?」と聞かれ「え、消去すんの!?」と驚いてしまいましたが、どうせRAID1でミラーリングしているので、気にせず実行。
予想より時間が掛かる
ストレージの修復(実質のフォーマットからの再構築?)は3TBのHDDで深夜2時56分開始→朝10時16分に完了しており「約7時間20分」掛けて修復が終わった模様。
HDD丸ごと再構築なので、このぐらい掛かっても致し方ないでしょう。お急ぎの際にはお勧めできません。
結局「ボリューム1(劣化)、ストレージプール1(劣化)」という表示は消え、何もなかったかのように正常な状態へと復帰。
「そういうところやぞ!!Synology!!」と感じた瞬間でしたが、24時間以上経っても問題が発生してないところからぐっと飲みこみました。
NASの買い替えを検討
元々HDDベイの固定ラッチの不具合の影響でこのような事態が発生した訳ですが、現時点でも上記の状態は改善しておらず「そろそろ買い替えかな」と考え始めています。
- 製品一覧 – Synology
かといって現在のSynology製のNASは有線LANが1Gbps迄のものが大半で、6ベイ相当まで底上げしなければPCIeスロットが非搭載となるため、2.5/5/10Gbps以上を望む場合はPCIe拡張スロットを搭載している6ベイ以上が確定する状況なのが残念なところ。
置き場所が…ぐぬぬ。
- QNAP 製品の比較 – QNAP
- 拡張カード (インタフェースカード) – QNAP
QNAPの場合であれば、2ベイでも2.5Gbps LANを搭載している製品や拡張用のPCIeスロットを搭載している製品があるため「痒い所に手が届くNAS」を作ってくれているように感じます。
NVMe SSD+10Gbpsの拡張カードはそれなりのお値段がしますが。それなりのお値段がしますが!!!!。(しかもPCIe 2.0×4で10G+NVMeの帯域が足りてない影響でフルに性能は出ない)
この扱いやすさをSynologyも見習って欲しいと思ったり…。
- Elkhart Lake – Intel
- 次期NASについて考える – Recon-ReviewDays
結論:「Elkhart Lakeはよ」。
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