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今回ASUS Japan様よりゲーミングルーター「RT-AC88U」をお借りする機会が得られたため、第2回目はパフォーマンスをチェックしていく。
・ASUSのゲーミングルーター「RT-AC88U」の外観をチェックする – Re;con-ReviewDays
なお、第1回目の外観レビューは上記より。
今回検証するに辺り、「RT-AC56S」と「RT-AC88U」のパフォーマンス差を確認すべく、無線(11ac)と有線の2種類の性能を検証した。
なお無線の検証はGalaxy S6 Edge (SC-04G)にてルーターからさほど離れていない木造1階のリビング(見通し約3m)と2階の自室(見通し約5m)の2ヶ所、有線の検証はルーターから5mのLAケーブルで接続した状態でSpeedtest.netを用いて検証した。
検証ソフト | SpeedTest.net |
無線利用端末 | Galaxy S6 Edge (SC-04G) |
有線利用端末 | i7-5960X/X99M Extreme4 |
利用回線 | eo光 1Gbps |
検証回数は5回とし、一番スコアーが良いと思われる数値を記載している。
1階リビング
下り | 上り | |
1階リビング RT-AC56S 無線 (SC-04G) | 72.02MBps | 34.58Mbps |
1階リビング RT-AC88U 無線 (SC-04G) | 89.15Mbps | 45.54Mbps |
1階リビング RT-AC56S 有線 | 435.19Mbps | 215.75Mbps |
1階リビング RT-AC88U 有線 | 496.97Mbps | 303.56Mbps |
※各検証5回ずつ計測後、一番良い結果を採用。
「RT-AC56S」と「RT-AC88U」を比較した結果を見る限り無線、有線問わず「RT-AC88U」の方が高速な結果となっている。
2階自室
下り | 上り | |
2階自室 RT-AC56S 無線 | 54.58MBps | 14.35Mbps |
2階自室 RT-AC88U 無線 | 83.45Mbps | 45.19Mbps |
2階自室 RT-AC56S 有線 | 417.14Mbps | 220.41Mbps |
2階自室 RT-AC88U 有線 | 513.84Mbps | 207.47Mbps |
「RT-AC56S」と「RT-AC88U」を比較した結果を見る限り、一部結果を除き「RT-AC88U」の方が高速な結果となっている。
一部結果については数値を見る限り測定の誤差と言える範囲で、下りのパフォーマンスの上昇幅は非常に大きい。
「RT-AC56S」と「RT-AC88U」ではCPUのデュアルコア化、動作周波数の向上(800MHz→1.4GHz)、内部アンテナ×4→外部アンテナ×4、内部無線チップの変更(BCM4352→BCM4366)等基本性能の強化が大きく、無線、有線でもパフォーマンスの向上を確認できた。
また、1階の電波の届きにくい風呂場でXperia Z3c (SO-02G)を使用している際に「RT-AC56S」では電波が強度的に途切れる?事が多かったのだが、「RT-AC88U」に切り替えてからというものの電波強度は改善され、通信も安定するようになったと言うことも付け加えておきたい。
まとめ
・価格はネックなものの、電波強度は従来モデルを大幅に進化
現時点で販売価格が約3.5万円前後とルーターの中では非常に高価なモデルとなるため即買い替えというのはなかなか難しい物があるかと思う。
しかし、木造でも階を隔てたり、鉄筋コンクリートの家の場合は別途中継器を別途買い足す必要が有ることが多く、インターネットの設定もそれだけ複雑となることが多い。
そういった際に電波強度が従来モデルよりも強化されたこちらの製品をお勧めしたい。
・LANハブの追加購入は必要なくなる!?
通常ルーターではWAN×1、LAN×4が殆どだが、「RT-AC88U」の場合WAN×1、LAN×8と倍増されている。
LANハブのポート数は殆どが+4ポート以上となるため「RT-AC88U」の場合LANハブ(4ポート)を内蔵している状態と同じといえる。
そのため有線で繋ぎたい機器が多い方でも比較的安心して利用できるのではないだろうか。
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