・RT-AC88U – ASUS 公式
・ASUSTek 11a/b/g/n/ac対応 1734+600Mbps高速無線ルーター – Amazon.co.jp
・ASUS RT-AC87U – 楽天プロダクト 最安検索
今回ASUS Japan様よりゲーミングルーター「RT-AC88U」をお借りする機会が得られたため、第1回目として外観をチェックしていく。
今回筆者は同社製のミドルクラスの製品となる「RT-AC56S」を利用しているためこちらの製品と比較、検証を行っていく予定だ。
スペック表
RT-AC88U | RT-AC56S | |
対応無線規格 | 802. 11 a/b/g/n/ac | 802. 11 a/b/g/n/ac |
データ転送速度 | 11a:6,9,12,18,24,36,48,54 Mbps 11b:1, 2, 5.5, 11 Mbps 11g:6,9,12,18,24,36,48,54 Mbps 11n:最大600 Mbps 11ac:最大1734 Mbps 11n (NitroQAM):最大1000 Mbps 11ac (NitroQAM):最大2167 Mbps |
11a:6,9,12,18,24,36,48,54 Mbps 11b:1, 2, 5.5, 11 Mbps 11g:6,9,12,18,24,36,48,54 Mbps 11n:最大300 Mbps 11ac:最大867 Mbps |
アンテナ | 外付けアンテナ×4本 | 内蔵PCBアンテナ×4 |
アンテナ仕様 | 2.4GHz (4×4) 5GHz (4×4) |
2.4GHz (2×2) 5GHz (2×2) |
CPU | Broadcom BCM4709C0 1.4GHz デュアルコア |
Broadcom BCM47081A0 800MHz シングルコア |
RAM | メインメモリ:512MB フラッシュメモリ:128MB |
メインメモリ:128MB フラッシュメモリ:128MB |
搭載Wi-Fiチップ | BCM4366 | BCM4352 |
対応周波数 | 2.4/5GHz | 2.4/5GHz |
搭載ポート | WAN×1 LAN×8 USB 2.0×1 USB 3.0×1 |
WAN×1 LAN×4 USB 2.0×1 USB 3.0×1 |
サイズ | 300 ×188 ×60.5 mm (WxDxH) | 147 ×205 ×66 mm (WxHxD) |
重量 | 950g | 406g |
価格 | 約39,000円前後 | 約12,000円前後 |
URL | URL | URL |
筆者が現在使用しているルーターは「RT-AC56S」で、11ac 2×2に対応した約12,000円前後で販売されていたミドルレンジのものとなる。
対して今回お借りした「RT-AC88U」は11ac 4×4に対応した約39,000円前後で販売されているハイエンドモデルで、比較することが憚れるほどスペックは異なる。
例えば転送速度のみを比較した場合「RT-AC56S」は11ac時最大867Mbpsとなるが、「RT-AC88U」は有線LANを遥かに超える最大1734Mbps (NitroQAM時2167Mbps)となり、約2倍以上のパフォーマンスを秘めている。
また、有線LANポートではWANポートを含め「RT-AC56S」では計5ポートとなるが、「RT-AC88U」は計9ポートとなり、ハブが必要のない程ポート数が多い。
パッケージ及び付属品一覧
パッケージはハイエンド向けのグラフィックカードばりのサイズで、ルーターとは思えないほど大きい。
<付属品一覧>
・かんたんセットアップガイド(日本語)
・WTFAST利用方法解説(英語)
・無線ルーター訪問設定サポート
・製品保証書
・ASUSルーターをご購入いただきまして
・LANケーブル
・ドライバディスク
・ルーター本体
・外部アンテナ ×4本
・ACアダプタ
マニュアル類も日本語化が行われており、セットアップまでは「RT-AC56S」を利用していたためサクサク進むことが出来た。
・ASUS RT-AC88U QSG (Quick Start Guide) for Japanese – ASUS 公式
国内市場向けにしっかりとした日本語のマニュアル類が添付されているようで、有償とはなるがASUS×日本PCサービス株式会社による「無線ルーター訪問設定サポート ルーター設定パック(10,000円税抜)」なども用意されているのは心強い。
巨大なルーター
因みにだがルーター本体のサイズは300 ×188 ×60.5 mm (WxDxH)となっているため非常に大きい。
一般家庭向けのルーターと比較すると約1.5倍近いサイズとなっており、iPhone 6sと比較してもルーターが大きすぎて逆に分かりにくいかも知れない。
その分だけLANポート×9、USB 2.0×1、USB 3.0×1といった強力なハブ機能が内蔵しているだけに、人によってはコンパクトになる可能性は十分にある。
RT-AC56SとRT-AC88Uのサイズを比較
筆者が現在使用しているルーター「RT-AC56S」と「RT-AC88U」を比較した。
フットプリントでは「RT-AC56S」の1.5倍近く大きくなっていることが分かる。
「RT-AC88U」は横置き、「RT-AC56S」は縦置きを意識したデザインのため比較が行いにくいものの、このサイズ感の違いは大きい。
どちらかと言えば「RT-AC88U」の場合は壁掛けに切り替えたほうが置きやすさは向上するかもしれない。
RT-AC56SとRT-AC88Uのインターフェースを比較
上が「RT-AC56S」、下が「RT-AC88U」となる。
USB2.0、3.0のポート類に差異はないものの、計5ポートと計9ポートの圧倒的なLANポート数の違いに「RT-AC88U」がスイッチングハブなのではとも思えてくる。
では外観のチェックを行っていこう。
前面
前面には隠されたUSB 3.0×1ポートとLEDインジケーター、WPS LED ON/OFFボタン、Wi-Fi ON/OFFボタンを搭載。
USB 3.0ポートは蓋で隠されている仕様のため、USBメモリや外付けHDD等を簡易NASとして利用する場合は蓋が開けっ放しとなってしまう。
背面
左から
・リセットボタン
・WPSボタン (ON/OFF)
・USB 2.0ポート
・外部アンテナ ×1
・LANポート (1~8ポート)
・外部アンテナ ×1
・WANポート (1ポート)
・ACジャック
・電源ボタン (ON/OFF)
主要なインターフェース類はほぼ背面に搭載されており、特徴的なLAN 計9ポート (WAN×1、LAN×8)や、外部アンテナ×2本、USB 2.0×1等が搭載されている。
残りのアンテナ2本に関しては右側面、左側面に1本ずつとなる。
右側面
外部アンテナを1本接続するのみ。
左側面
こちらも右側面と同様に外部アンテナを1本接続するのみ。
裏面
裏面には一部マザーボード上のパーツ類が確認でき、安定動作かノイズ対策のためかシールド類が多く見られた。
ゲーミングらしい赤と黒の筐体
ASUSのゲーミングといえば「R.O.G.ブランド」で「赤と黒」のイメージカラーでマザーボードやPCで活用されている。
今回の「RT-AC88U」はゲーミングを謳うルーターとなるため、「赤と黒」にしているようだ。
4本の外部アンテナ接続後
4本の外部アンテナを接続した画像が上記のとおりとなる。
もともとルーターのサイズが1.5倍弱大きかったが、アンテナを取り付けたことにより更に大きく感じる。
ACアダプタ
ACアダプタはノートPC 用かと思える形状だが、サイズはiPhone 6sよりかは小型となる。
コンセントの端子の角度は変更できないタイプで、タップ類に挿そうと考えている方は周辺のコンセントと被らないよう注意しよう。
型番は「ADP-45BW」となっており詳細な仕様は以下のとおり。
INPUT | 100-240V ~1.2A 50-60Hz |
OUTPUT | 19V=2.37A |
型番 | ADP-45BW |
次回はスマートフォンを用いてルーターと距離をおいた場所の実行速度を「RT-AC56S」と比較していく予定だ。
ASUSのゲーミングルーター「RT-AC88U」のパフォーマンスをチェックする – Re;con-ReviewDays
検証記事は上記より。
・RT-AC88U – ASUS 公式
・ASUSTek 11a/b/g/n/ac対応 1734+600Mbps高速無線ルーター – Amazon.co.jp
・ASUS RT-AC87U – 楽天プロダクト 最安検索
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