ドスパラが販売するBayTrail-M搭載の10インチタブレット「Diginnos Tablet DG-D10IW」を手にする機会があったため、簡単に外観レビューを行う。
スペック一覧
メーカー | ドスパラ |
型番 | DG-D10IW |
CPU | Intel Celeron N2807 1.58GHz~2.16GHz |
Mem | DDR3L-1333 4GB (オンボード) |
SSD | Samsung 64GB (eMMC MCG8GC) |
外部メモリ | micro SD (XC対応) |
ディスプレイ | 10.1インチIPS 光沢液晶 WXGA (1280×800) |
OS | Windows 8.1 with Bing 64bit |
Wi-Fi | IEEE 802.11b/g/n (Intel Wireless-N 7260) |
Bluetooth | v4.0 + HS (Intel) |
カメラ | アウトカメラ: HD Webカメラ インカメラ:HD Webカメラ |
スピーカー | 2個 (ステレオ) |
その他 | USB 3.0×1、micro HDMI、3.5mmイヤホンジャック、マイク、AC専用ジャック |
稼働時間 | 約5.8時間 |
バッテリー | 約25Wh (25160mWh) |
サイズ | 幅53 × 奥行78 × 高さ40mm |
重量 | 約575g |
8インチのBayTrail-T搭載Windowsタブレットに比べ、Celeron N2807を搭載しており、重量は10.1インチというサイズの割には軽量な約575g。
8インチのタブレットに比べ150g程重いもののフルサイズのUSB 3.0やSATA 2.0、PCI Expressを内包しているため、サイズが大きくなるものの、自由度が高いのが特徴。
また、64bit OSを採用しており、メモリが4GB、64GB eMMC (microSDXC対応)である点にも注目だ。
パッケージ及び付属品一覧
<付属品一覧>
・取扱説明書等 ×3
・タブレットPC本体
・ACアダプタ
付属品は取扱説明書×3冊、タブレットPC本体、ACアダプタのみとなっており非常に簡素。
リカバリディスクなどは付属しておらず、Windows 8.1のためUSB回復ドライブを自分で作成する必要がある。
ディスプレイ
10.1インチWXGA (1280×800)のIPSディスプレイを搭載しており、視野角の広いパネルを採用している。
上下左右から見た場合でも色変化は殆どなく、タブレットに相応しいディスプレイだといえる。
また縦画面にした際に視野角が悪くなるディスプレイもあるが、こちらのディスプレイでは縦も横も問題はなかった。
ただ光沢液晶のためか、映り込みが激しいのが気になった。
気になる方は非光沢フィルムの購入などを考えたほうが良いだろう。
右側面
右側面にはmicro SDXCスロット、自動回転ON/OFFボタン、音量上下ボタンを搭載。
ボタンのクリック感は良いとはいえず、質感もいまいちだ。
左側面
電源ボタンと通電LEDを搭載。
通電LEDは動作中は白色、充電中は赤く光るようになっている。
上面
3.5mmイヤフォンジャック、マイク、micro HDMI出力、フルサイズUSB 3.0×1ポート、充電専用ACジャックを搭載。
フルサイズのUSB 3.0を搭載しており、高速転送が必要なUSBメモリを利用する際に非常に便利だ。
底面
専用のキーボード接続端子のみ。
裏面
裏面にはカメラ、リセットボタンが配置されている。
裏面の素材は放熱しやすいようにか、アルミに近い素材が用いられており、高負荷時でもほんのり温かくなる程度で、全く熱くなることはなかった。
ACアダプタ
ACアダプタはノートパソコンに使用されているものよりも小型だが重量は158g有るため、持ち運びにはあまり適していないように感じた。
また、中華タブレットらしくコンセント周りを専有する大きさで、他コンセントが使えなくなる可能性があるため、注意が必要だ。
ACアダプタはFLYPOWER製の「PS30IBCAK2000J」で、仕様は入力100V-240V 0.8A、直流12V=2000mAhとなってた。
「PS30IBCAK2000J」はUSB HDDのACアダプタに利用されているなど他社の製品でも採用されているもののようだ。
次回はベンチマークをメインに紹介していこうと思う。もう暫くお待ちいただきたい。