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久しぶりに物理キーボードが恋しくなってきたので、Verizonから販売されているDroid 3 (XT862)を輸入してみました。
[12.05.13]:投稿
液晶 |
4.0型TFT液晶(Pentile) qHD (540×960)を採用。 2、3枚目の画像は左からIS04、Droid 3、Galaxy Nexus (SC-04D)。 発色はMilestone 2とそっくりで、FourSquareの水色の色が非常に不自然に感じる。 |
タッチパネル |
マルチタッチは最大4点となっており、必要十分は満たしている。 しかし発売当時はハイエンドモデルだったはずなので、10点タッチは対応して頂きたかった。 |
ソフトウェアキー広告
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Droid 3のメニューボタン類は「ソフトウェアキー」となっており、液晶の下側に配置。 ソフトウェアキーは左から ・メニューキー と言った配置になっており、通常のスマートフォン同じになっていることがわかる。 Androidの配列はやはりこの配列が一番だ。 |
上部 |
上部には電源ON/OFFキーと3.5mmイヤホンジャックが配置。 電源ON/OFFきーは何故か本体の中心に配置されており、片手で押す場合は非常に押しにくい。 今までの端末は右手で使うことを意識?してか、端末の右側に配置されることが多かったので残念だ。 イヤホンジャックはプラスチック製で安っぽく感じる。 |
右側面 |
右側面には音量上下キーが配置。 キーが思ったより出っ張りが少なく、押しにくい。 またMilestone 2(Droid 2)にはあったカメラのシャッターキーがないのが残念。 |
左側面 |
左側面にはキー配置は無し。 micro USB端子と、micro HDMI端子が並んでいる。 |
裏面 |
裏面には800万画素のAF付きカメラと、シングルLEDフラッシュ、スピーカーが配置。 裏面はラバーコーティングされており、滑りにくい構造になっている。 また指紋がつきにくくなっているため非常に有難い。 |
物理キーボード広告
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この機種の最大の特徴それが「物理キーボード」だ。 キーボードは液晶の下に配置され、QWERTY配列となっている。 Milestone 2 (Droid 2)よりキーボードはさらに進化し、5列の独立した数字キーを搭載。 今までは数字キーを入力する際にALT + 1といった形で押さなければならなかったが、今回からそういった手間は必要なくなった。 液晶が3.7型→4.0型になった影響もあって、キーボード部分も同時に拡張出来たお陰で今回の5列キーボードが実現した。 現状このキーボードに勝るスマートフォンは後継機のDroid 4しか無いだろう。 |
バッテリー蓋 |
バッテリー蓋は端末の裏側の下にある部分から剥がしていく構造で、蓋の取り外しは非常に簡単だ。 |
バッテリー |
バッテリーは1540mAhのリチウムイオン電池となっており、型番は「BF5X」。 3.7V =1500/1540mAh 5.6/5.7Whとなっている バッテリー自体はDefyと同じで、使い回しが効きそうだ。 またMotorola純正のBF6X (1880mAh)のバッテリーも公式で販売されており、容量が1.2倍になったものある。 |
SIM/micro SDHCスロット |
SIMカードスロットはバッテリーを抜かなければ抜き差し出来ない形状となっている。micro SDHCスロットは抜き差しする際にバッテリーを抜く必要はない。
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カメラ |
背面に800万画素のAF搭載カメラとデュアルLEDフラッシュを搭載。 スピーカー(UNI-3126)を撮影した写真は左側がフラッシュ無し、右側がフラッシュ有りで撮影した画像だ。(画像リンク先は無加工) カメラの性能を見るためにあえて暗い場所で撮影している。 フラッシュの当たり方が少々悪いが、Droid Proの頃のカメラに比べると画質は向上しているように感じられる。 しかし他メーカーのカメラに比べるとやはりクオリティーが劣っている。 |
カメラアプリ広告
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Milestone 2 (Droid 2)に比べ、カメラアプリは進化しており、殆ど設定することの出来なかったカメラメニューが多少ですが、弄れる様になっていました。 他メーカーに比べ設定項目はやはり少ないですが、機能が増えているのは嬉しいです。 |
動画撮影 |
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動画撮影中にAFが効くかどうかを検証しました。 結果は撮影中でもAFは効く模様。 ただしAFの精度が甘いのか?時々AFのが合わなくなることが多かったので、今後のファームウェアアップデートなどで改善していただきたいですね。 |
スピーカー |
スピーカーは裏面に1個のみ。
音質は普通のスマートフォンと同程度で良くもなく、悪くもないモノラルなスピーカー。 |
電源ON/OFFを試す |
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Droid 3 (XT862) 標準ROMにて電源ON/OFFに掛かる時間を計測。電源ONに掛かった時間は約75秒程度 (1分15秒) 電源OFFに掛かった時間は約7秒程度 海外端末の割にはVerizonのROM弄りが行われているためか、起動に時間がかかっているのが気になる。 |
Androidバージョン |
検証時のAndroidのバージョンや、カーネルなど。 Androidバージョン:2.3.4 |
Quadrant V2.1.2広告
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Score:1905
CPU:1908 |
5回計測で一番良いスコアーを掲載している。 OMAP 4430 1.0GHz、qHD(540×960)の割にはスコアーがあまり高くない。 |
Quadrant ハードウェア仕様 |
AnTuTu v2.7.3 |
Total Score:5047 (Droid Pro:3027、ISW11F:2718、GalaxyNexus:1466、Desire Z:1370、Desire:1335、Milestone2:1276、SH-12C:1521)
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解像度やソフトのバージョンによってスコアーに差が出てくるので、あくまで参考程度にお考え下さい。 |
NeoCore Benchmark |
Score:58.2 FPS(Droid Pro:72.1) |
nenaMark1 v1.8 |
Score:46.8 FPS(Droid Pro:45.0) |
NanaMark2 v2.2 |
Score:27.4 FPS(Droid Pro:20.2) |
RAMの空き容量 |
RAMは512MBなので、起動時166MBが空いた状態。 もともとDroid 3はVerizonから発売されているものなので、キャリアアプリが多く入っており、ゾンビプロセスも多いのでRAMの空きは少ないです。
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ROMの空き容量 |
ROMは2GB割り当てで、1.6GB空いていました。 必要十分な領域は割り当てられている模様。 |
まとめ |
・数字キー独立の5行キーボードは非常に優秀であり、長文も配列さえ覚えれば楽に打てる。 ・Milestone 2よりも液晶、キーボードが大型化したため持ちにくくなった。 ・液晶の質は相変わらずのMotorolaクオリティーで期待できない、またPentile配列なので少々ドットが荒く感じる。 ・バッテリーの持ちはスペックの割に1540mAhと少なく、少し持ちが悪い。 ・キーボード搭載のため164gとかなり重く、分厚くなっている。手が大きな人にはピッタリなサイズかもしれない。 ・GPSの感度は非常に良く、今までに見たことのない速さで側位してくれる。 ・Verizonモデルなのでキャリアのアプリケーションなどが入っており鬱陶しい。 ・RAMが512MBしか搭載されていないので、アプリケーションを同時起動でマルチタスクで作業していると、時々アプリケーションがRAM不足でKillされていることがある。 |