・docomo NEXT series GALAXY NEXUS SC-04D – docomo公式
・SAMSUNG docomo NEXT series GALAXY NEXUS SC-04D (Titan Sliver) – coneco.net
先日のMNP一括0円祭りで発売1日後にGalaxy NexusことSC-04Dを手に入れることが出来たので使用感などを書いていきたいと思います。
目次
パッケージ及び付属品一覧 |
パッケージは原寸大のGalaxy Nexusが写ったものになっており、側面からのデザインなども外箱から確認できるようになっています。
パッケージ裏にはGoogle、Samsungロゴよりデカく印刷されたdocomoロゴに笑った(^^;; <付属品一覧> 付属品はかなりシンプルな仕様となっており、必要最低限の物のみが封入されている。 |
スペック及び概観 |
コードネーム:Nexus Prime |
タッチパネル |
マルチタッチは最大10点となっており、Galaxy S IIであった画面の端でタップし続けると画面がビクビクし続けると言った不具合は改善されていました。 |
上部 |
上部にはイヤホンジャックなどは1つもありません。 |
右側面 |
右側面には専用の充電ドック用端子、電源ボタンが配置。
カメラのシャッタキーはなく、タッチパネルでAF、撮影を行う。 |
左側面 |
左側面には音量上下キーのみの配置となっています。
押し心地は全く悪くなく、出っ張っているため押しやすい。 |
バッテリー蓋 |
バッテリー蓋はGalaxy S II等と同様で、カメラの上側にあるツメから剥がしていくタイプ。
ただこのバッテリーの蓋の取り付け方がややこしい。 初めにバッテリーの蓋の下側のラッチを先にはめ、続いて中断のラッチをはめる、そして最後に上部のラッチを固定という順番を守らなければ最悪ラッチを破壊してしまう可能性があります。 |
SIM/micro SDHCスロット |
SIMカードスロットはバッテリーを抜かなくても抜き差し出来る形状となっています。
micro SDHCスロットは残念ながら搭載されておらず、内蔵メモリ16GBのみでやりくりするようになっています。 |
カメラ |
510万画素のカメラを搭載。
1080pで動画撮影を行うことが出来、パノラマ撮影にも対応。 |
カメラの設定一覧 |
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Galaxy Nexus (SC-04D)のカメラの設定やAF時のフォーカス、ギャラリーへの移動と言った全般の作業を撮影しました。
Galaxy Nexusのゼロシャッターラグは圧倒的で一瞬で写真が撮影されていることがわかります。 これほど早く撮影できているのならばブレは少なく、良い写真を逃さず取れるのがいいですね。 また動画も1080pで撮影可能です。 |
カメラアプリ起動時 |
カメラアプリ起動時にナビゲーションキー(戻る、ホーム、起動中のアプリ一覧等)が消えてしまい、初めての時は戸惑いました。
キー自体はタッチしてやればナビゲーションキーが表れ、表示されっぱなしになります。 何故カメラを起動した時にナビゲーションキーを消える仕様にしたのかが謎です。 ただ今後のアップデートでナビゲーションキーの表示が消えるのは無くして頂きたいですね。 |
1080pで動画撮影 |
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Galaxy Nexusにて1080pで動画撮影を行って見ました。
撮影中にもしっかりとAFは合わせられており、接写も大丈夫な模様。 1080p(Full HD)でも30FPSで撮影できるとのことですが、暗かったためかFPSが落ちて撮影されてしまっているみたいです。 |
スピーカー |
スピーカーは裏面に1個のみ。 スピーカーが裏面に配置されているため机において音楽などを再生するとやはり音がこもってしまいます。 |
Android 4.0の 標準UIを試す |
Android 4.0からは標準のランチャーソフトが使えるものに進化しており、ソフトで言うADW Launcherに近いものにになりました。
基本的に設定画面などは持たず、自分で好きに配置できるアイコン数は4つのみ。 センターにドローワーを開くボタンが固定であり、他のアプリのショートカットを埋め込むことは出来ません。 2枚目、3枚目を見て頂ければ分かりますが、アイコンをフォルダとしてまとめることが出来、フォルダ名も付けることができます。 |
ウィジェットの配置方法が従来と異なる |
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Android 2.xまではウィジェットの配置はホーム画面をタップし続けていれば置くことが出来ましたが、Android 4.0からは置くことができなくなりました。(画像1枚目)
その代わりにドローワーを開いた際にアプリタブの横に「ウィジェット」が追加されており、そちらから追加することができます。(画像2枚目) Android 3.0ではホーム画面をタップし続けていれば自動的にウィジェットメニューに行くことが出来たのですが、Android 4.0からはドローワーから行かねばならないので、「非常にわかりにくい」と言えます。 |
通知領域に設定画面のショートカットが追加 |
通知領域の一番上に設定画面へ行くアイコンが配置されています。
ただこれはパッと見で気づく人少ないんじゃないでしょうか…。 アイコンに文字を追加するとローカライズや見た目にも影響してくるので、この様にアイコンのみにしたのだと思いますが…正直分かりづらいです。 |
開発者向けオプションが充実 |
さすが開発者向けのリファレンス端末なだけあって、設定の中にある開発者オプションの機能がかなり多く搭載されています。
機能を列挙すると ・開発端末ID:Androidの端末ID?を表示 などなど。 個人的にはタップの表示がなんとなく便利だなーと感じます。 |
電源ON/OFFを試す |
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Galaxy Nexusにて電源ON/OFFに掛かる時間を計測してみました。
電源ONに掛かった時間は約35秒程度 リファレンスな端末だけあって国内端末より2倍ぐらい早いです。 |
Androidバージョン |
検証時のAndroidのバージョンや、カーネルなど。
Androidバージョン:4.0.1 |
Quadrant ハードウェア仕様 |
AnTuTuベンチを計測 |
Total Score:5944 |
左がGalaxy Nexusの結果、右がGalaxy S II CM7.1の結果です。
解像度の違いもあるので一概に比較はできませんがスコアーが殆ど同じと言うところは興味深い。 |
まとめ
面倒なので手短に書くと以下の点が気になる所。
・Android 4.0で実装されたハードウェア再生支援機能:元からオフでありオンにすると特定のソフトで不具合が出る。今後のアップデートで修正に期待したい。
・Android 4.0のユーザーインターフェースが素晴らしく使いづらい:2.x系からの移行組は間違いなく戸惑う。アイコンのみで押したらどうなるのかと言った事が把握しづらい。ここがまさに一般向けではないという事が良く分かる。
・ギャラリーの画像一覧の表示が早い:ホームからギャラリーを開いた時のサムネイル表示がかなり高速化されていました
・画面のサイズがデカい:Galaxy S IIが4.27インチ、Galaxy S IIが4.65インチ。日本人向けのサイズとしては3.7インチ~4インチ程度が手に収まり扱いやすいサイズだと思うので、Galaxy Nexusのサイズはあまりに大きすぎる。
・持ちやすさはグッド:石鹸のように丸く帯びた形、凹凸のある指紋の付かない裏蓋、薬指にピッタリ合うデザイン、全体的な重量が底面に集中している為かGalaxy S IIより持ちやすい。しかし重さはGalaxy S IIの方が軽く、小さいためそういった点ではSIIの方が勝る。
・片手で持ちやすい:Galaxy S IIでは片手でカメラを撮ろうとした時に落としそうになったが、Galaxy Nexusは持ち前のデザインで非常に持ちやすい。カメラ起動時でも分厚さが丁度よいのか、ホールド出来てブレも少なく写真が撮れるのは非常に良い。
・ゼロシャッターラグ:AF後即シャッターを切ることが出来、写真を撮るレスポンスが非常に良く感じる。Galaxy Nexusで一番気に入っているのはこの機能であることに間違いはない。