インテル、車載用途など組み込み向け「Atom Z500」プロセッサーを発表

インテル、車載用途など組み込み向け「Atom Z500」プロセッサーを発表

インテルは2009年3月6日、組み込み向けのAtomプロセッサー4製品とシステムコントローラー2製品を発表した。車載用インフォテインメントシステムや、「IPメディア・フォン」などの用途向けで、価格は未定。2009年第2四半期に出荷開始の予定。

Atomプロセッサー「Z500」番台で、最低で氷点下40度、最高でセ氏85度までの広い温度範囲で動作するのが特徴。45nmプロセスで製造され、クロック周波数は1.1~1.6GHz。Atomの特徴である低消費電力を継承し、2.0~2.2Wで動作する。

WindowsやLinuxなど、複数のOSに対応。統合2Dおよび3Dグラフィックスやビデオアクセラレーターの性能を向上して、より高度な画像処理ができる。車載用システム、産業用制御自動化システムのほか、同社が「IPメディア・フォン」と呼んでいる、メールから動画サイトまで楽しめるIP電話に利用できる。

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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090306/326107/

Intelからカーナビゲーションなどの組み込み向けプロセッサ「Atom Z500」を発表しました。

Atom Z500シリーズは450mで製造されクロックは1.1GHz~1.6GHzまでとなっており2W~2.2Wで動作するとの事。

今まではマルチコアのARMなどを使用したカーナビが多かったですが、Atom Z500シリーズの登場により今後はハイスペックなカーナビが登場しそうですね。

現在のカーナビでは機能を詰め込みすぎて動作が遅いといったことも良くある事なので、こう言った元PC向けのプロセッサが組み込み向けに普及することは非常に面白いことだと思います。
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