Clarkdale Pentium G6950 適当なレビュー2

前回「Clarkdale Pentium G6950 適当なレビュー 1」に引き続き、ClarkdaleことPentium G6950の適当なレビュー2です。

今回はOCパフォーマンスアップの検証となります。


Pentium G6950 BOX
最安価格 8870円 10.1.11

今回の検証はデフォルトクロックが2.8GHzですので、「定格2.8GHz」と「3.4GHz」、「4.0GHz」、「4.2GHz」のパフォーマンス比較を行っていこうかと思います。

なお、検証に使用したソフトは以下の通りです。

本来はCPUとGPUを両方ともベンチが計測出来るHeaven Benchも追加したかったのですが、以下のエラーが出てしまったので急遽削除しています。

では検証へと参ります。

 

◇検証スペック


 

 

◇2.8GHz(定格)

 

Pentium G6950 2.8GHz(133MHz*21倍) Vcore:Auto
3DMark06

3DMark Score:14636
SM2.0:6396
SM3.0:9203
CPU:2426

 

Pentium G6950 2.8GHz(133MHz*21倍) Vcore:Auto
3DMark Vantage Perfomance

3DMark Score:P11750
GPU:18214
CPU:5690

 

Pentium G6950 2.8GHz(133MHz*21倍) Vcore:Auto
3DMark Vantage Extreme

3DMark Score:X11547
GPU:12136
CPU:6008

 

◇3.41GHz

Pentium G6950 3.41GHz(200MHz*17倍) Vcore:1.25V
3DMark06

3DMark Score:17958
SM2.0:7768
SM3.0:11356
CPU:2981

 

Pentium G6950 3.41GHz(200MHz*17倍) Vcore:1.25V
3DMark Vantage Perfomance

3DMark Score:P13704
GPU:19897
CPU:7087

 

Pentium G6950 3.41GHz(200MHz*17倍) Vcore:1.25V
3DMark Vantage Extreme

3DMark Score:X11891
GPU:12315
CPU:7187

 

◇4.0GHz

Pentium G6950 4.0GHz(200MHz*20倍) Vcore:1.25V
3DMark06

3DMark Score:19488
SM2.0:8691
SM3.0:12082
CPU:3229

 

Pentium G6950 4.0GHz(200MHz*20倍) Vcore:1.25V
3DMark Vantage Perfomance

3DMark Score:P14890
GPU:20738
CPU:8066

 

Pentium G6950 4.0GHz(200MHz*20倍) Vcore:1.25V
3DMark Vantage Extreme

3DMark Score:X11936
GPU:12259
CPU:7954

 

◇4.2GHz

Pentium G6950 4.2GHz(200MHz*21倍) Vcore:1.25V
3DMark06

3DMark Score:20818
SM2.0:9170
SM3.0:12775
CPU:3519

 

Pentium G6950 4.2GHz(200MHz*21倍) Vcore:1.25V
3DMark Vantage Perfomance

3DMark Score:P15237
GPU:21004
CPU:8355

 

Pentium G6950 4.2GHz(200MHz*21倍) Vcore:1.25V
3DMark Vantage Extreme

3DMark Score:X12034
GPU:12334
CPU:8235

 

わかりづらいのでグラフにまとめ

bench_score_hikakuhyou_soug
ouscore

クロック辺りのスコアー上昇度合いを見てみると3DMark06の上がり方が大きいですね。
Core i7 920 定格との比較を見るとやはり4コア8スレッドの差が出ていますが、Pentium G6950を4GHzにOCする事でCore i7 920 定格のスコアーを超えていることを確認しました。
※ただし総合スコアーですので、純粋なCPU比較は以下より。

 

次にベンチごとのCPUスコアー比較表を見てみましょう。

CPUスコアーで酷くPentium G6950Core i7 920に差を付けられています。

ここでCore i7 920の4コア8スレッドの本気が見えていますね。

2コア、2スレッドのPentium G6950は大敗です。

ただ面白い所は3DMark06ではあまり差が出ていませんが、3DMark Vantageでスコアー的にマルチコアの最適化が見られますね。

コア数が倍になっているせいか、スコアーも倍・・・(^^;;

 

結論、Pentium G6950Core i7 920には勝てません。(CPU スコアー的な意味で)

ただし、3DMark系の総合スコアーではCore i7 920を超える勢いですので、1万円のCPUで3万円のCPUに迫れるPentium G6950はなかなかコストパフォーマンスの高いものだと思います。

ちなみに私の検証では4.2GHzまでしかOCを試していませんが、他の方の場合4.5GHz以上いけている方も居るようなので、設定次第では結構回るようです。

Coneco.netでもレビュー公開中!


Pentium G6950 BOX
最安価格 8890円 10.1.11

雑談カテゴリの最新記事