YouTubeクリエイターサポートに著作権フリーのBGMを使用しているにも関わらず著作権の申し立てを受けた件に関して問い合わせてみた

YouTubeで「著作権フリー(但し帰属表示必要な物も含む)」の楽曲、BGM系を提供している「YouTube Audio Library」を使っている動画に対し著作権の申し立てが発生した事を「記事化」しましたが、その後の続きとなります。

 

以前の記事は以下より

事の発端のお話は「別記事」にて解説しています。

今回の記事はその続きとなります。

 

 

 

YouTube Studio上部にある「YouTubeクリエイターサポート」に問合せ

動画の管理を行う「YouTube Studio」の上部メニューに知らぬ間に「クリエイターサポートとチャットする」という項目が追加されていたため、本件は上記から問い合わせを行う事にしました。

 

 

 

問い合わせた内容

~2025年12月1日 11時頃~

・「著作権フリー(但し帰属表示必要な物も含む)」が提供されている「YouTube Audio Library」のBGMを使用している「動画」に対して著作権の申し立てが発生している

・「Beat Your Competition」は動画上でも「著作権フリー、商用利用可能、帰属表示不要」という記載が動画上、「YouTube Audio Library」上でも記載がある。

・それにも関わらず著作権の申し立ての影響で収益化が停止されているのは一体どういうことなのか。早急に調査、対応をして頂きたい。

 

というような内容でお問い合わせを行いました。

概ね「以前の記事」の内容と同じです。

 

 

 

「複数のクリエイターから該当の報告があった」との回答

~2025年12月1日 17時頃~

お世話になっております。YouTubeクリエイターサポートの▒▒でございます。

YouTube Audio LibraryのBGMの利用しているにも関わらずコンテンツIDの著作権の申し立てを受ける件について、情報を教えていただき、またこの問題をご報告いただきありがとうございます。

現在、複数のクリエイターの方からこの問題に関するご報告をいただいており、現在調査中です。弊社のエンジニアがこの件に取り組んでおり、修正に向けて積極的に作業を進めています。

ご不便をおかけして申し訳ございませんが、修正作業中の皆様のご理解とご辛抱に感謝いたします。

 

結論から言えば「筆者以外にも同様の内容で多数のクリエイターからこの問題に関する報告があった」ため、現在エンジニアが修正に向けて取り組んでいるとの事でした。

問い合わせた当日中(2025年12月1日)にこの回答が返ってきたことは驚き。

 

 

 

「該当の事象の修正作業が完了した」との報告有り

~2025年12月4日 9時頃~

いつもお世話になっております。YouTubeクリエイターサポートの▒▒と申します。

YouTube Audio LibraryのBGMの利用しているにも関わらずコンテンツIDの著作権の申し立てを受ける件について、担当チームより回答がございましたので以下ご案内させていただければと存じます。

本件に関しまして担当のチームへ伝達させていただいたところ、該当の事象の修正作業が完了いたしました。この度はご報告いただいたことに感謝申し上げるとともに、ご不便おかけしたこと申し訳ございました。

なお、完全に反映されるまで数日ほどかかることがございます。予めご了承いただければ幸いでございます。

その他にも何か私共にてお手伝いできることがございましたら、お気軽に当サポートまでお問い合わせくださいませ。

 

問い合わせから3日経った朝一番に「該当の事象の修正作業が完了した」との報告がありました。

 

 

 

YouTube Studio上でも「動画内に著作権に関する問題は見つかりませんでした」表記に

「YouTube Studio」上の右上にある「お知らせ表示」を確認すると「著作権で保護されたコンテンツは動画で使用されていません。」「動画内に著作権に関する問題は見つかりませんでした。」という表示に切り替わっていました。

 

 

 

著作権フリーのBGMを使用していて、著作権の侵害を申請できるシステムがおかしい

今回の件に関しては「クリエイター側に一切の非は無く、YouTube側のシステム、著作権を侵害したとでっちあげて報告した人間が悪い」としか言いようがありません。

この影響で数日間収益化を停止されたYouTuberは非常に多いはずで、ただ収益化を奪われただけ非常に迷惑です。

正直な所、「YouTube Audio Library」に登録されている楽曲、BGM系で「著作権フリー、商用利用可能、帰属表示不要」というような扱いを行っているものに関しては一切の著作権の侵害の申請が行えないように改善を求めたいところ。

一体何のための「YouTube Audio Library」なのか。

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