Realtek RTL8127をWindows 11 24H2環境で使ってみた

先日「AliExpress」で購入したRealtek製の10GbE対応チップ「RTL8127」搭載のノーブランドカードが到着したので、お試しでMain PCに挿して使ってみました。

 

BUFFALOからRTL8127搭載カードが発売中

BUFFALOからRealtek製のRTL8127搭載カード「LGY-PCIE-MG3」がようやく発売開始となったので、気になった方は上記リンクより。

 

 

 

Win11 24H2環境でドライバーレスで動作

筆者の環境(Core i7-12700K + Z690M AORUS ELITE DDR4 + Win11 24H2)では「RTL8127を搭載したカードはドライバー類を入れずとも勝手にネットに繋がっていました(Win11 24H2の内蔵ドライバで動作)」

 

 

 

Win11 24H2の標準ドライバーでも動作するが「2.5GbE接続」に制限

但し注意点としては「Win11 24H2内蔵の標準ドライバー(9.1.412.2015、2015年3月31日)」では「2.5GbE接続」に制限されているようで、RTL8127(10GbE)のフルスピードが出ない状態なので、必ず「上記リンク」より新しいドライバーのインストールを推奨します

 

 

 

ドライバーを入れていないとデバイス名も「Realtek(R) PCI(e) Ethernet Controller」表記

因みに「Win11 24H2内蔵の標準ドライバー(9.1.412.2015、2015年3月31日)」ではデバイスマネージャー、タスクマネージャー上の名称が「Realtek(R) PCI(e) Ethernet Controller」になっており、紛らわしい名称となってしまうので、必ず「上記リンク」より新しいドライバーのインストールを推奨します

※ドライバーをインストールする事でデバイスの名称が「Realtek(R) PCI(e) Ethernet Controller」 → 「Realtek PCIe 10GbE Family Controller」に変更されます。(後で記述)

 

 

 

ドライバーを入れていないとNICの設定項目も大幅に異なる

左: ドライバーインストール前(Win11 24H2標準、2.5GbE接続制限)
右: ドライバーインストール後(1127.26.50.2025、10GbE接続)

「Win11 24H2内蔵の標準ドライバー(9.1.412.2015、2015年3月31日)」のままの場合、NICの設定項目も大幅に異なります。

ドライバーをインストールした方が数えきれないぐらいデバイスマネージャーから設定が行えるようになるため、必ず「上記リンク」より新しいドライバーのインストールを推奨します

 

 

 

ドライバーインストール前、ドライバーインストール後

左: ドライバーインストール前(Win11 24H2標準、2.5GbE接続制限)
右: ドライバーインストール後(1127.26.50.2025、10GbE接続)

左が「ドライバーインストール前(Win11 24H2標準、2.5GbE接続制限)」、右が「ドライバーインストール後(1127.26.50.2025、10GbE接続)」です。

ドライバーをインストールする事でデバイスの名称が「Realtek(R) PCI(e) Ethernet Controller」 → 「Realtek PCIe 10GbE Family Controller」に変更されています。

 

 

 

結論

・Realtek RTL8127をWin11環境で使う人は必ずドライバーを入れよう

Realtek RTL8127はWin11 24H2内蔵の標準ドライバーでも最低限インターネットには接続できるものの、「2.5GbE制限」となるため必ず「サポートページ」より新しいドライバーのインストールを行いましょう

 

・とりあえず常用してみて安定性を確認中

とりあえずMain PCに放り込んでみて、安定性を確認中。どっかのAQC113より安定感はある気がする。(少なくとも熱で気絶、切断などは一切無い)

 

 

購入は以下より

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