Intel Ark系グラフィックカードでAVerMedia製のキャプチャーデバイスを使う場合は「Streaming Center」がお勧め
- キャプチャー・配信用ソフト – StreamingCenter – AVerMedia
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Main PCのグラフィックカードをIntel製の「ARC B580 Limited Edition 12GB(31P06HB0BA)」に入れ替えて使用しているのですが、AVerMedia製のHDMIキャプチャーデバイス用の旧ソフト「ReCentral 4」と相性が悪いのか、表示するだけで録画先デバイスのマウスカーソルが飛んだり、表示しているPC側が異常に重くなっています。
Intel Arc系グラフィックと相性が悪い「ReCentral 4」
- キャプチャーソフト（PC版） – RECentral – AVerMedia
どうやらAVerMedia製のHDMIキャプチャデバイス用に配布されている旧キャプチャーソフト「ReCentral 4」とIntel製のグラフィックカード「Arcシリーズ」は相性が悪いのか、HDMIで入力した画面を「ReCentral 4」で表示するだけでマウスカーソルが飛んだり、ウィンドウ処理が異常に重くなる不具合が発生しています。
「ReCentral 4」の右下にも「フレームレート(FPS)が低下しています。」と表示されており、言われなくても分かるぐらいの負荷が掛かっていました。(カーソル飛ぶぐらいだったので)
が、2025年2月以降「ReCentral 4」は「2025年8月以降にソフトウェアサービス終了」との事で、後継ソフトの「StreamingCenter」が今後の主流となる模様。
そもそも動作環境に「Intel Arc」の名前が無い
- Live Gamer ULTRA 2.1 – GC553G2 – AVerMedia
- デスクトップパソコンの場合：
– CPU： Intel® Core™ i5-6XXX 以上 / AMD Ryzen™ 3 XXX 以上
– グラフィックボード： NVIDIA® GeForce® GTX1060 以上 / AMD RX 5700 以上
– メインメモリ： 8GB RAM （デュアルチャンネル必須） 16GB以上を推奨- ノートパソコンの場合：
– CPU： Intel® Core™ i7-7700HQ 以上
– グラフィックボード： NVIDIA® GeForce® GTX1050Ti 以上
– メインメモリ： 8GB RAM （デュアルチャンネル必須） 16GB以上を推奨- 4K144 MJPEGキャプチャの場合：
– CPU: Intel® Core™ i5-12XXX 以上
– グラフィックボード: NVIDIA® GeForce® RTX 3060 以上
– メインメモリ: 16GB
問題点として筆者が使用しているAVerMedia製の「Live Gamer Ultra 2.1(GC553G2)」の動作環境には「Intel Arc」の記載が無く、NVIDIA Geforce系かAMD Radeon系の記載しかありませんでした。
その影響で「ReCentral 4」の動作が重かった可能性も十分にある。
新キャプチャーソフト「StreamingCenter」が問題を解決
- キャプチャー・配信用ソフト – StreamingCenter – AVerMedia
「ReCentral 4」の後継となる「StreamingCenter」を入れてみると、「ReCentral 4」で体感していた「映像を映すだけで異常な重さ」を感じる事は無くなり、カーソルが飛ぶ事無く表示、録画等が行えました。
一体何がどうなったらこうなるのかは分かりませんが、Intel製のグラフィック「Intel Arc」系をお使いでAVerMedia製のHDMIキャプチャーをお使いの方は「StreamingCenter」を使うと表示、録画の負荷が大幅に軽くなるのでお勧めです。