GoPro社の没落記事が目立ち始めてる件に関して

ここ最近GoPro社に関して厳しい記事が複数出ており、代々の機種を使ってきた筆者からすれば「そうなるだろうな」という感想しか出ません。

 

ハードウェア/ソフトウェア面で不具合が続く

既に記事を書いていますが「上記記事」のようにGoPro HERO7以降からHERO12迄ハード、ソフトウェア面で不具合が続いており、筆者も何度も体験しました。

通常であればモデルチェンジで修正される、症状が出にくくなるといった対策が取られますが、その対策が取られていません

 

 

 

バッテリーが大きくなっても発熱対策が不十分

GoProはHERO11以降4K120pで撮影できるようになり、より高発熱化、バッテリー容量により撮影時間の制限を強く受けるようになりました。

 

 

2024年10月時点で最新のGoPro HERO 13でも外観形状の変化や内部構造の一部変化で発熱対策が行われ、より長時間撮影が行えるようになったとの事ですが、SoCがHERO10/11/12と同じく「GP2」が引き続き採用されており、SoCの微細化なども行われなかったため言われるほど大きな改善はなかったと複数のレビューが出ています。

対して他社製(DJI Action 4、Insta360 Ace Pro等)系の方が長く撮影できている例が多く、「GoProを選ぶ必要性」が失われているのも事実。

 

 

 

サポート面があまりにも残念

すでに何度も書いているので耳にタコが出来ていそうですが、gopro.comのJP/JAサポートは2024年9月26日現在「折り返しの電話サポートのみ(チャットサポート無)」です。

筆者の場合は7日以上待ちましたが折り返しの電話は無く、その間に何度もケース番号を入れて問い合わせを行いましたが連絡は有りませんでした

gopro.comの言語を「AMERICAS + THE CARIBBEAN → United States → English」から英語圏に切り替えると何故か「チャットサポート or 折り返しの電話サポート」の2種類から選べます。(詳細は上記リンクより)

gopro.comのサブスクに入っていてもこのサポート品質(そもそも折り返し電話が来ない時点でサポート受けられていない)なので、「売ったら売りっぱなし、サポート無し」という意識で購入する必要があります。

因みにこのサポートに繋がらない問題は全世界で起きており、「公式サポートフォーラム」上でも同様のコメントが溢れている所から数年前から常態化しているようです。

 

 

 

没落の原因

没落の原因は「ハード、ソフトウェア面の品質向上が無かった/少なかった」、「gopro.comでサブスクを始めた割には優先サポートが受けられず、折り返し電話すら来ない為サポートが受けられない=入る価値が無い」、「周辺機器を別売りにして、カメラ本体が安くても結果高くなるビジネスモデル」、「バッテリーの互換性を頻繁に捨ててしまう」という部分が顧客満足度を大幅に低下させ、結果次は別メーカー製を買おうとなってしまった結果なのではないか?と感じます。

他社製品は毎度過去モデルの悪い点を潰してきており、サポートも体制もgopro.comに比べると大幅に改善されているため「GoProを選ぶ意味とは?」となりつつあります。

もう筆者はGoProの製品を買うことはまず無いと思いますが、今後のモデルで「欲しい」と感じさせるような製品、サポート体制の強化に期待したいと思います。

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