NASをSynology DS718+からQNAP TS-464に買い替え #NAS #Synology #QNAP #TS464 #DS718Plus

2021年8月頃にSynology製のNAS「DS718+」片方のHDDベイが閉まらなくなったという記事を書いてから約1年4か月、ようやくNASの買い替えに踏み切ることが出来ました

 

保守思想のSynology

・2022年になっても「1Gbps LAN(RJ45)のまま」でQNAPやASUSTOR、TerraMaster等競合他社系は既に2.5Gbps LAN化済み

・2022年11月末に新型NAS「DS923+」が発表されたものの、Zen1ベースのRyzen R1600 Embedded 2C/4T品の採用でパフォーマンス面に不満が残る。(何故コア数が倍増したZen2ベースのEmbeddedではないのか。)

「DS923+」の10Gbps LANカードは小型化された専用品で、他NASと互換性が無く大変高価(約2.7~3万円前後)

上記の記載の通り、2022年末になっても「1Gbps LAN(RJ45)」に固執してしまっており、パフォーマンスユーザーは2022年11月末に追加された「DS923+」専用の10Gbps LANカード(2.7~3万)を追加するしかない状況。(「DS923+」の発表で選択肢を与えてくれたという点では評価が出来ますが、出来ればZen2ベースにしてコア数を4C/8Tにして欲しかった。それなら多少高くても十分ありでした。)

元々Synologyは「法人向けを想定した製品群」なので、その思想が色濃く反映されているんでしょう。

 

 

 

最新機能を上手く取り込むQNAP

「2.5Gbps LAN(RJ45)、M.2 2280(NVMe/PCIe 3.0×1)スロット、PCIe 3.0×2拡張カードスロット(ハーフハイトに限る)」等最新の機能系を上手く取り入れたNASが「QNAP」製のNASで、当方の使い方に合致すると思われたのが「TS-464」でした。

 

第10世代Ice LakeをベースにしたJasper Lake(10nm)の4コア/4スレッドのCeleron N5095/N5105採用で、DDR4-2933 最大32GB(16GB×2枚/シングルランク)内部バスはPCIe 3.0接続化(従来はPCIe 2.0×2)M.2 2280×2スロット(PCIe 3.0×1接続)、Ice LakeベースのためIntel Core 第10世代と同等のオンボードグラフィック等大幅に進化したのが「Jasper Lake」となります。

「DS718+」と変わらないコア数、最新化された10nm CPU及び足回り(メモリ、ストレージ)、拡張性で大幅なパフォーマンスアップが可能と思われます。

 

 

 

半導体不足でCeleron N5095 or N5105がお御籤に

Celeron N5095 Celeron N5105
コア数 4コア/4スレッド 4コア/4スレッド
定格周波数 2.0GHz 2.0GHz
バースト周波数 750MHz 800MHz
TDP 15W 10W
GPU 第10世代Ice Lakeベース(11Gen) 第10世代Ice Lakeベース(11Gen)
実行ユニット数(EU) 16基 24基
無線LAN 非搭載 搭載(Intel Wireless-AX MAC)

2022年も終わろうとしている中、現在でも半導体不足が響いているのか「TS-464」に搭載されるCPUは「Celeron N5095(劣)」 or 「Celeron N5105(優)」のどちらかとなり、ランダム(お御籤)となります。

上記表を確認して頂ければ分かりますが、明らかに「N5095(劣) << N5105(優)」となっており、N5095がハズレ、N5105が当たりといった格好に。

「バースト周波数が-50MHz落とされ、TDPは何故か+5W上げられ、オンボードグラフィックの実行ユニット数(EU)も-8基削られたCeleron N5095は完全なN5105のカットオフ&カツ入れ品」なのでしょう。

せめて1つのスペックでも優位性があれば「仕方がないな」と思える部分があるのですが「TDPが15W VS 10W」という微妙な勝ち方で、常時動かし続けるNASという事を考えれば「そこを上回る必要はないだろう」という。

 

 

 

Amazonブラックフライデーセールで特価販売に

ちょうど「Amazonブラックフライデーセール」「TS-464」がちょうど特価販売となっており、最安価格且つポイント還元(5%)もあったため購入に踏み切りました。

後は到着するのを待つばかり…。

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