SilverStone製のPCケース「FT03(通称ゴミ箱)」にZOTAC製のGeForce RTX 4090 AMP Extreme AIROを入れてみた #NVIDIA #RTX4090 #ZOTAC #SilverStone #FT03

未だに「FT03(通称ゴミ箱)」を超えるコンパクト且つ拡張性に富んだPCケースはないと思っている筆者ですので、懲りずにZOTAC製の「GeForce RTX 4090 AMP Extreme AIRO(ZT-D40900B-10P)」を突っ込んでみることにしました。

 

数値上は設置可能

「FT03(通称ゴミ箱)」の公式サイトを確認すると「グラフィックスカード 拡張(349mm)グラフィックスカード装着可能,幅の制限(171mm)」と記載があり、取り付ける予定の「GeForce RTX 4090 AMP Extreme AIRO(ZT-D40900B-10P)」「355.5mm(横)/149.6mm(幅)」「若干横が超えてます」

ここで諦めても仕方が無いので「組込してダメだったら諦めよう」という意思で継続。

 

 

 

電源横の斜めの12cmファンは取り外す必要あり

予め言っておくと「FT03(通称ゴミ箱)」電源横に設置してある下部から上部に向けて吸気するPCケースファン(12cm)は取り外しておかなければ奥行きの長いグラフィックカードの設置はできません

また電源上のファン(12cm)についても外しておかなければメンテナンスが面倒くさいので取り外し推奨。(この部分は取り外さなくても問題は無さそうですが、ケース用USB 3.1 Gen2×2端子、USB 3.0用ピンヘッダ、ATX24ピン電源、メモリ周りと干渉する)

 

 

 

グラボを取り外した途端ケース内がスッキリ

 

元々Palit製の「GeForce RTX 3090 GameRock」を入れて使っていたので、グラフィックカードを抜くだけでケース内が一気にスッキリしました。

 

改めて「GeForce RTX 3090 GameRock」「GeForce RTX 4090 AMP Extreme AIRO(ZT-D40900B-10P)」を並べてみるとサイズが違う…。(特に横の長さ)

 

 

 

FT03に組込み

「FT03(通称ゴミ箱)」「GeForce RTX 4090 AMP Extreme AIRO(ZT-D40900B-10P)」を入れてみました。

見てわかる通り「 入 り ま し た 」

てっきり入らないと思っていただけに予想外すぎた…。

ただグラフィックカードが長すぎる影響で、入れ方を工夫(斜めにしてから入れる)しないと若干苦労します

 

 

 

PCIe 5.0の12VHPWR(12ピン)変換

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お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、GeForce RTX 4090シリーズからは全モデル「PCIe 5.0の12VHPWR(12ピン)」となっており、従来のPCIe 8ピン電源を使用する場合、グラボに付属の「PCIe 5.0の12VHPWR(12ピン) → PCIe 8ピン×3 or ×4変換ケーブル」を使用する必要があります。

これが厄介者で「抜き差しの回数に制限がある(ZOTACによると30回らしい)、ケーブルは曲げてはいけない(しかも思ったよりケーブルが硬い)」等いろいろと気を付ける必要がある変換ケーブルです。

 

 

当然のことながらこのケーブルを使うと上記のように「幅が+4cm弱はみ出る」形となり、これが様々なPCケースの側面の蓋と干渉「蓋が閉められなくなる」という問題が発生します。

 

 

当然「FT03(通称ゴミ箱)」でも影響があり、側面の蓋が閉まらなくなりました

正直「PCIe 5.0の12VHPWR(12ピン) → PCIe 8ピン×3 or ×4変換ケーブル」を使わなくてもアウトと思えるぐらいギリギリで、90度曲がった変換ケーブルがあれば蓋を閉められるかな?といった感じ。(そんなの現状ありませんが、みんな欲しいと思ってそう)

まぁ結論から言って「側面の蓋は閉められない」と思っておいた方が無難です。

 

 

 

結論

「FT03(通称ゴミ箱)」「GeForce RTX 4090 AMP Extreme AIRO(ZT-D40900B-10P)」は入りますが、「PCIe 5.0の12VHPWR(12ピン) → PCIe 8ピン×3 or ×4変換ケーブル」を使う影響で左側面のケースの蓋が閉まらなくなる。

正直この結果は予想外でした。でもケースに入ったっていうのは評価したい。

早く「FT03(通称ゴミ箱)」の後継を出してください。SilverStoneさん…。

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