ELUTENG NVMe USB 3.2 Gen2対応外付けSSDケース「JP-ELT-NDNP-C3-BK-V3」の詳細をチェックする #ELUTENG #NVMe #M2 #SSD #自作PC #ELUTENG

今回ELUTENG社よりNVMe対応のM.2 SSD用外付けケース「JP-ELT-NDNP-C3-BK-V3」をご提供いただいただいた為、レビューを行っていく。

 

仕様一覧

 

メーカー ELUTENG
型番 ELT-NDNP-C3シリーズ
1色:ブラック(黒色)
対応SSD M.2 2242/2260/2280
対応プロトコル NVMe(M Key、B&M Key)
※M.2 SATA(NGFF/AHCI)には非対応
UASP 対応
搭載チップ JMicron JMS583
※詳細
アクセスランプ 搭載(青色LED)
付属品 SSDケース本体、取説、保証書、ネジ類、ドライバー、USB Type-C to Type-A変換ケーブル、USB Type-C to Type-Cケーブル
サイズ 縦:33×横:100×厚:8mm
重量 非公開
メーカー公式 URL

 

M.2 2242/2260/2280、NVMe(PCIe接続)に対応した外付け用のM.2 SSDケースとなっており、JMicron製の「JMS583」を採用しているため読書最大1000MB/sといった高速なストレージをUSB Type-C 3.2 Gen2(10Gbps)で接続する事が可能な製品となっている。

パッケージ内にはType-C to AケーブルやType-C to Cケーブルも入っているため、様々なPCで利用できる点が魅力的だ。

 

 

 

パッケージ及び付属品一覧

パッケージは必要最低限のサイズで、表裏共に非常にシンプルなメーカーのロゴとQRコード(メーカーTwitter:@eluteng)、製造メーカー、問い合わせ先等のみとなっている。

 

 

・USB Type-C to Type-Cケーブル(USB 3.2 Gen2 10Gbps)
・USB Type-A to Type-Cケーブル(USB 3.2 Gen2 10Gbps)
・精密ドライバー(プラス)
・蓋類、ネジ類

付属品は上記の通りとなっており、取扱説明書などは付属しておらず非常にシンプルだ。

蓋及びネジを取り外し、M.2を付属しているネジで固定、Type-Cケーブルを繋ぐ外付けケースの為取扱説明書が無くても問題はなさそうだ。

 

 

 

Type-C to C、Type-A to Cケーブル2種付属

「JP-ELT-NDNP-C3-BK-V3」にはUSB 3.2 Gen2(10Gbps)に対応したType-C to C及びType-C to Aケーブルの2種類が付属する。

最近ではType-CのみのノートPCやType-A、Type-C両方搭載する機種も増えているためこういった配慮は有難い。

 

 

 

外観一覧

外部との接続ポートは「USB 3.2 Gen2(10Gbps)のType-Cポート」のみ。

ケースはアルミ製冷却性を重視しているように思える。但しSSDとアルミケースの間は熱伝導シート等は無く、ケースがヒートシンクのようになるといったギミックもない

 

 

 

M.2/SATA3(NGFF)、AHCI接続のSSDには非対応

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残念ながらJMicron JMS583M.2(NVMe/PCIe)接続専用のType-C(USB 3.2 Gen2/10Gbps)用の変換チップとなるため「M.2/SATA3(NGFF)、AHCI接続のSSDには非対応」となっている。

挿し口の形状で言うと「NVMe(M Key、B&M Key)」となるため、間違えないように注意して欲しい。

 

詳しくはセンチュリーのサイトが詳しく解説されているため、気になる方は目を通しておいた方が良いだろう。

 

 

 

M.2→Type-C変換基板

M.2→Type-C変換基板は「M.2アルミケースより引き出して利用する形状」のため、頻繁にSSDの取り換えを行う方には向いているとは言い難い構造だ。

 

 

M.2(NVMe/PCIe 3.0)をJMicron製の変換チップ「JMS583」を使って変換しているのみの基板となるため、非常に簡素。

固定できるM.2のサイズは「M.2 2242/2260/2280」迄となり、一番短い「M.2 2230」は固定できない。尤もM.2 2230でNVMe対応の製品は殆ど市場に出回っていないと思われるので、気にする必要はなさそうだ。

 

 

SSDの固定は付属しているネジを使う方式で、必ずドライバーが必要となる。

 

 

 

搭載チップ

Amazon.co.jpの販売ページに記載がある通りJMicron製の「JMS583」を搭載している。

PCI Express 3.1a及びNVM Express 1.3、UASP、TRIM、USB 3.2 Gen2(10Gbps)等に対応した変換チップで、最大シーケンシャル読書1000MB/s近いパフォーマンスを出すことが可能な製品だ。

 

 

 

CrystalDiskInfoに対応

「PCM2-SV」に搭載されているJMicron製の「JMS583」はCrystalDiskInfoに対応しており、健康状態、温度、電源投入回数、使用時間等が取得できる

SSDの健康状態や使用時間、電源投入回数が確認できるため、動作検証用としても優秀と言える。

 

 

 

CrystalDiskMark

Seq Q32T1で読込平均979.225MB/s、書込平均973.275MB/sといったスコアーをマークしており、USB 3.0(5Gbps)のUSBフラッシュメモリと比べると10倍近く高速になっていることが分かる。

この速度があれば1枚15MB以上の高解像度の写真や4K 60FPSの動画ファイルなどのコピー先にも利用出来、何より「稼働部品が一切ないSSD」のため、持ち運び時に振動を気にする必要もなくなる

但し今回検証に使用したWestern Digital製のWD Black 2018(WDS500G2X0C/PCIe3.0×4/32Gbps)のパフォーマンスはシーケンシャル読込最大3400MB/s、書込2500MB/sと考えると、大幅に低下してしまっているのはJMicron製の「JMS583」10Gbps迄の製品となるためだ。

32Gbpsの製品を10Gbpsの接続でデータを流せばボトルネックになるのは目に見えていた訳で、今後USB 3.2 Gen2×2(20Gbps)の変換チップも出てくると思われるが、それでも帯域は十分とは言えない

外付けのSSDケースにどれほどの速度を求めるかによって話は変わってくるが、読書が1000MB/s近く出ていればSATA3の2倍速くなっているため十分ではないだろうか。

 

 

 

負荷時でも70度を下回り、サーマルスロットリングを起こしにくい

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CrystalDiskMarkや大容量のファイルを15分近く転送し、CrystalDiskInfoの温度をチェックしていたが「平常時53度前後」だったものが「負荷時68度前後」となっており、70度台になる事は見られなかった

「JP-ELT-NDNP-C3-BK-V3」M.2ケース本体とSSDは完全に分離しているにも関わらず、思ったより発熱が抑えられていた結果には驚いた。

 

 

 

NVMe対応の大容量SSDの値下がりでM.2ケースの需要増えている

2019年11月時点の話となるが、M.2 2280のNVMe対応SSDはTLC NANDの製品で512GBが7,000円前後、QLC NANDの製品で512GBが7,000円前後となっており、昔に比べて大変購入しやすい値段に落ちてきている。

その為余ったSSD等をNVMe対応のケースに入れ、超高速なUSBメモリや、外部ストレージとして利用するには打ってつけと言えるだろう。

 

 

 

データーをバックアップする際にも便利

ここ最近のPC系(デスクトップ、ノートPC、タブレットPC等)の多くは2.5インチSSDよりもコンパクト且つケーブルが要らない「M.2タイプ」に移行しているため、PCに何らかの異常が起きた際にデーターをサルベージするにも「もう1台M.2を搭載したPCを用意するか、こういったケースを用いて別PCで動作確認、サルベージを行う」といった作業が必要となる事が多い。

その為一家に一台あれば何かしらの不測の自他が起きた際にもSSD内に入っているデータの引き抜き、サルベージやCrystalDiskInfo等による動作確認が行える点は大きい

 

 

購入は以下より

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