ASUSTOR製の2.5GbE対応RJ45 5ポートスイッチングハブ「ASW205T」を簡単にレビュー

ASUSTOR製の2.5GbE対応RJ45 5ポートスイッチングハブ「ASW205T」を簡単にレビュー

先日ASUSTOR製の2.5GbE RJ45×5ポートのスイッチングハブ「ASW205T」を購入したので簡単にレビューを行っていこうかと思います。

 

動画レビュー

ながら見が出来る動画レビューを「YouTube」に投稿しています。

本レビューとほぼ同等の内容となりますので、是非ご確認ください。

 

 

 

スペック一覧

 

メーカー ASUSTOR(ASUS傘下)
型番 ASW205T
筐体 金属筐体、ファンレス
タイプ RJ45 2.5Gbps対応5ポートハブ(WAN:1ポート、4ポート増設)
ケーブル RJ45 Cat5e or CAT6A以上推奨
対応スピード 100/1000Mbps/2.5GbE
スイッチングキャパシティ 最大25Gbps
搭載チップ Realtek RTL8371
Realtek RTL8221B
最大電力 最大10W
ACアダプタ 100-240V~50/60Hz 0.8A、12V/2A 計24W ACPG241-1202000I付属
PSEマーク インバースネット株式会社
サイズ 高さ(W):28 × 横幅(W):140 × 奥行き(D):90mm
重量 350g
保証 2年間メーカー保証
代理店 株式会社アユート
メーカーURL URL

 

ASUS傘下のASUSTORが販売している最大2.5Gbps RJ45×5ポート増設できるスイッチングハブ(LANハブ)です。

金属筐体且つファンレス仕様で、10GbEスイッチングハブ系と比べると小型且つファンレスで無音なのが特徴。

珍しく公式サイトのスペック上に搭載チップである「Realtek RTL8371、Realtek RTL8221B」を掲載しており、安心感がある製品と言えそう。

 

 

 

パッケージ

パッケージは環境を意識してか「茶箱」にシールを張り付けた格好となり、かなり簡素な印象。

代理店は「株式会社アユート」扱いで2年間保証が付属。

 

 

 

付属品一覧

・スイッチングハブ「ASW205T」本体
・ACアダプタ(PG241-1202000I、12V/2A 計24W、PSE:インバースネット株式会社)
・タッピングビス×2本
・取扱説明書
・ゴム足×4個
・ACアダプタ先×4種類(日本向けも付属)

付属品は上記の通り。

使用に必須な物は全て揃っていますが、CAT5e/CAT6A等のRJ45用LANケーブルは付属していないので、別途用意が必要です。

何気にACアダプタ先は各国で使いまわせるようにアタッチメント式なのは嬉しい配慮。

 

 

 

ASW205T 本体 前面

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ASW205T 本体 前面には 「RJ45×5ポート(WAN×1ポート+ハブ×4ポート)」となっており、実質RJ45を計4ポート増設が可能となっています。

 

 

RJ45の左上、右上がアクセスランプ(緑色:2.5GbE、オレンジ色:1GbE、オフ:10/100Mbps)、右端がPower LED(黄色)となります。

 

ASW205T 本体 側面

ASW205Tの左側面、右側面には外から風が吸排気出来るようにスリットが設けられていました

ファンレスの為、この点は仕方が無さそうです。

 

 

 

ASW205T 本体 裏面

ASW205Tの裏面はゴム足を四隅に設置する窪み、壁掛けが可能なネジ穴、分解に必要なネジ×2個を搭載。

本体は金属筐体の為、マグネットなどでも固定出来そうなため、机の脚や机裏にマグネット+ネジで固定するのに役立ちそうです。

 

 

 

iPhone 13 miniとサイズ比較

iPhone 13 miniと比較してみましたが、ASW205TのフットプリントはiPhone 13 miniやや上回るサイズではあるものの、1Gbpsの5ポートスイッチングハブ(LANハブ)と殆ど変わらないサイズ感に収まっており、10GbE系のスイッチングハブと比べると雲泥の差があります。

出来れば5ポートと言わず8ポートの製品が+αの価格で出てくるならばそっちが欲しくなるクオリティ

 

 

 

分解方法について

分解方法は非常に簡単で、裏面にあるネジ×2個を取り外し、画像2枚目の赤矢印に沿って引っ張るだけ

あまり強く引っ張りすぎると黒筐体の塗装が擦れて剥がれてしまう事もあるので、力任せに引っ張らないようにだけ注意。

 

 

搭載基板について

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搭載されている基板の表裏は上記の通り。

 

ヒートシンクの下は「Realtek製RTL8371」が搭載されていましたが、ファンレスにするためか筐体ギリギリまでヒートシンクの高さが調節されており、こだわりを感じました。

 

 

 

搭載チップについて

 

・UDE製L22H017-0

・Realtek製RTL8221B

・Realtek製RTL8371

商品ページのスペック上に記載されていた通りのチップ類が搭載されており、ほぼRealtek製で埋め尽くされていました。

 

 

 

ACアダプタ

ACアダプタはShenzhen Perfect Gallant Tec Co.,Ltd.製の「PG241-1202000I(12V/2A 計24W)」品が使われており、PSEマークの取得業者名は「インバースネット株式会社」となってました。

意外な会社がPSEマークを取得しており、若干驚き。

因みにACアダプタのコンセント部分は日本を含む海外系のジャックにと交換が可能な物となっており、価格面と利便性を両立した製品になっていました。

 

 

 

総評

・搭載チップが公開されており、安心感がある

公式サイトのスペック上に搭載チップが「Realtek RTL8371、Realtek RTL8221B」と記載があり、実際分解しても同じチップが搭載されていたため安心感があります。

 

・1Gbpsの5ポートハブと同じサイズ感でファンレス

1Gbps 5ポートハブと同じサイズ感にも関わらず「ファンレスの金属筐体」の為、従来製品と使い勝手、サイズ感は変わらず入れ替えが出来るのはメリットかと思います。

10Gbps対応のスイッチングハブとなると「ファン有、サイズもこの4倍近く」となる事が多い為、入れ替えが難しいと感じる方も多いでしょうが、本製品ならそのまま入れ替えが出来るかと思います。

 

・8ポートハブが欲しい

正直なところ使っていると5ポートと言わず「8ポート」モデルが欲しいと思ってしまうのがデメリットでしょうか。

プラネックス製であればサイズは2倍以上になりますが「FX2G-08EM」というモデルがあり、価格も1.5万円を切っているためコスパも良く、同じくファンレスの為お勧めできる製品かと思います。

ASUSTORも是非対抗して「ASW205T」の8ポートバージョンを用意して頂ければ…。

 

 

購入は以下より

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