・GOLE1 5 inch 720 x 1280 Mini PC Windows 10 / Android 5.1 / 4GB+64GB EU PLUG – GearBest
・GOLE1 デュアルOS(Win10/Android 5.1) タッチパネル搭載 ミニPC 4GB/64GB版 – Amazon.co.jp
2万円以下で購入可能なWindows10、Android 5.1デュアルブート対応PC「GOLE1」の外観をチェックしていく。
スペック一覧
メーカー | Gole Technology |
型番 | GOLE1 |
CPU | Intel Atom X5-Z8300 1.44GHz~1.84GHz |
GPU | Intel HD Graphics Gen8 200MHz~500MHz |
RAM | LPDDR3 4GB |
SSD | 64GB (eMMC) |
microSD | micro SDXC対応カードスロット (最大64GB) |
Display | 5インチ IPS 液晶、HD解像度 (1280×720) |
マルチタッチ | 静電タッチパネル 最大5点マルチタッチ対応 |
無線LAN | IEEE802.11 b/g/n/ac デュアルバンド |
Bluetooth | 有 (v4.0 LE) |
Camera | なし |
スピーカー | モノラル |
OS | Windows 10 Home 64bit Android 5.1 (root取得済) |
サイズ | 135 × 90.4 × 20mm (幅×奥行×高さ) |
重量 | 約247g |
バッテリー | 2,600mAh リチウムポリマー |
その他 | USB 3.0 Type A×1 USB 2.0 Type A×3 micro USB(5V/2A以上で充電) HDMI 1.4a出力 3.5mmイヤフォンジャック 有線LAN RJ45(10/100Mbps) ACジャック(5V/3A入力) |
保証 | 不明 |
付属品 | 本体、ACアダプタ、HDMIケーブル、マルチランゲージ対応マニュアル |
公式URL | URL |
中華タブレット、スティック型PCに多く搭載されているIntel CherryTrailの4コアCPU「Atom X5 Z8300」、メモリ4GB、SSD 64GB(eMMC)、5インチIPS、HD解像度(1280×720)、最大5点マルチタッチ、Win10 Home 64bit/Android 5.1デュアルブート、2600mAhバッテリーといった仕様になっている。
特筆すべき点は5インチ約247gというスマホよりも50g重いというだけでWin10/Androidデュアルブートに対応している点だろう。
中華タブレット系ではこの手の物が比較的多く登場していたものの、8インチ~10インチ以上のものが大半だった。しかしこちらの「GOLE1」は5インチだ。
またCherryTrailを採用している割にはUSB 3.0×1、USB 2.0×3、有線LAN等を搭載しており、ノートPC並の拡張性を持つ。
パッケージ及び付属品
AliExpress購入組なのだが、GOLEロゴ入りのダンボールと適当に突っ込まれたであろうEUプラグ(国内使用可能)のコンセントのものが封入されていた。
ロゴ入りダンボールは輸送用のものだと思っていたのだが、GOLEロゴ入りのダンボールの上から更にダンボールで梱包されており、厳重な梱包だった。
<付属品一覧>
・GOLE1本体
・取扱説明書(マルチランゲージ、日本語対応)
・コンセント→micro USB充電ACアダプター
・EU向けコンセント変換アダプター(国内利用可)
・HDMIケーブル
為替にもよるがRAM 4GB/64GBで1.5万~2万円程度で買える中、付属品は非常に充実しているように思える。
特にHDMIケーブルが付属しているのは良心的だといえるだろう。
取扱説明書
取扱説明書はマルチランゲージとなっており、日本語にも対応している。
但し翻訳を使ったような怪しい文章となっており、途中「マニュアルを作成する期間で、正確さと完全性を考慮していろいろに努力したのに、このマニュアルに錯誤又は遺漏がないことを保証するものではない。同社はマニュアルにエラー又は遺漏があることにについて保証しない」といった、若干愚痴のようにも感じられる言い回しもあった。
日本語が怪しい所はあるものの、ハードウェア面は簡素な仕様となっているためか無くても良い程度だ。
GOLE1外観
GOLE1の外観を分かりやすく言えば「ポータブルTV」に近いデザインだ。
筐体はアルミの削り出しのようになっており、エッジの部分はiPhoneのように傾斜を付けて、銀色に塗っていることで高級感を出している。
しかしながら、塗装の安っぽさ、削り出し時の傷、液晶内にホコリ侵入等が有り「チャイナクオリティ」を出している。
この辺りの仕上げは以前購入したGPD Winに比べるとやや雑のようにも思える。ただ2万円以下という価格を考えれば仕方ないという側面もあるが。
ディスプレイ
ディスプレイは5インチHD解像度(1280×720)のIPSとなっており、タッチパネルは静電式、マルチタッチは最大5点。
角度を付けて撮影してみたが、縦持ち、横持ちでも視野角に大きな変化はなく、どちらの方向でも安心して利用できる。
なお写真の写り方がおかしく見えるのは光の反射の加減によるもので、製品に問題はない。
ディスプレイとタッチパネルは少し離れて設置されているためか若干距離を感じる。
正面
正面にはタッチパネル搭載のディスプレイ、音量上下キー、Windowsボタン、電源ボタンとなっている。
右側面
右側面にはインターフェース類は搭載されていない。
左側面
左側面には充電用のmicro USB、USB 2.0×1、USB 3.0×1、micro SDXC対応カードスロット(最大64GBまで公式サポート)となっている。
micro USB端子は給電用となっており、取説によると5V/2A以上ならば充電、動作とのこと。
x86 CPUにも関わらずRaspberry Pi3(要求5V/2.5A)よりも消費電力は低いようだ。
microSDXC対応カードスロットは取説によると最大64GBとなるようだ。
XC規格にも対応しているようなので、128GB等それ以上の容量も対応しているはずだが動作確認が取られていないのだろう。
microSDカードスロットは若干(0.1mm程度)はみ出す。この辺りの甘さもチャイナクオリティーといえるだろう。
上部
上部にはWi-Fiアンテナ、3.5mmイヤフォンジャック、HDMI 1.4a出力、USB 2.0×2、マイク、有線LAN(10/100Mbps)、AC入力を搭載。
Wi-Fi用外部アンテナ
GOLE1のWi-Fiアンテナは基本的に左右にしか稼働しない。
その為、画像1枚目のように3.5mmヘッドフォン端子やHDMI 1.4a出力、USB 2.0×1ポートを塞いでしまうこともあり、利用するとすれば画像2枚目のように垂直に立てるか、画像3枚目のように端末右側に寄せるしか無い。
正直なところ割りと不便のように感じる。
アンテナの可動範囲をもう少し自由に調節できるとなお良かった。
裏面
裏面は吸気スリットが設けられており、ゴム足で吸気部分を塞がない仕組み。
こちらのゴム足の裏にはネジ穴が設けられており、分解する場合は取り外す必要がある。
サイズ比較
GOLE1(約5インチ)とXperia Z3(約5.2インチ)を比較した。
GOLE1のサイズはXperia Z3よりも横幅は小さいものの縦幅は大きい。
次回はもう少し踏み込んだベンチマークやデバイスマネージャーに焦点を当てレビューを行っていく予定だ。
公開までもう暫くお待ちいただきたい。
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