Windows Storage Server 2008 R2を搭載するIO-DATA製のNAS「HDL-Z4WS2.0A」の静音化する方法についてメモを残しておきます。
「HDL-Z4WS2.0A」は初めからかなり”うるさい”
- IO-DATA製NAS 「HDL-Z4WS2.0」の騒音度を検証する – YouTube
「HDL-Z4WS2.0A」はNASとは思えぬファンスピードで出荷 (9cmファン約2000RPM)されており、私のMain PCよりも3倍以上うるさい設定となっていました。
※上記動画参照
本来ならばBIOSから設定すべき項目ですが、あれこれ設定を弄るのも面倒くさくなってきたため「SpeedFan」を使うことに。
Speed Fanで背面ファンを静音化
- SpeedFan – Access temperature sensor in your computer – SpeedFan 公式
自作erの方は昔使用したこともあるであろう「SpeedFan」を利用します。
ソフトウェア制御とはなりますが、基本的に付けっぱなしになるNASではあまり気にする部分でもないでしょう。
ファンスピードの調節
ファウンスピードの調節は「Pwm1/Pwm2/Pwm3」の部分を使って操作しますが、「HDL-Z4WS2.0A」の場合は「Pwm1」のみしか利用されていない仕様のため「Pwm1」の数値を触っていく形となります。
最適なファンスピードはどの辺りか?
置き場所や個人の主観にもよるかと思うのですが、私の場合は「40%」程度が最適かなと感じました。
というのも、初めの設定では「63%」という数値が設定されており、それにより2000RPMほど回っていた為、うるさく感じていました。
しかし「40%」に設定することで回転数は「1442RPM」へと落ち着き、本体温度も40度以下という優秀な数値になっていました。
騒音度もMain PCと同じ、またはそれ以下となり、非常に静かになったため満足しています。
なお、上記ページよりファンスピードを43%に設定した騒音度を確認することが出来ます。
騒音度は人によっては感じ方も違うため、あくまで設定の一例となります。自分に最適な設定を「SpeedFan」を使って見つけてやってください。