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先日のISRT導入記事に引き続き、今回はIntel Smart Response Technology (以下ISRT)検証記事となります。
目次
今回使用した機材 |
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今回はZ68 Expressを搭載するZotac製のマザーボードZ68ITX-B-EとOCZ製のmSATA SSD Strata 60GB (STR-MSATA-60G)、Seagate 500GB HDD (ST9500420AS)を使用しています。 なお、IRSTのドライバは10.8.0.1003、Z68ITX-B-EのBIOSバージョンは2K111012です。 |
ではまずOCZ製のmSATA SSD Strata 60GB (STR-MSATA-60G)のパフォーマンスを確認します。
今回はCrystal Disk Markのみの検証となります。
OCZ mSATA SSD Strata 60GB (STR-MSATA-60G)の詳細な検証は後日公開予定です、もう暫くお待ち下さい。
OCZ mSATA SSD Strata 60GB (STR-MSATA-60G) パフォーマンス |
OCZ mSATA SSD Strata 60GB (STR-MSATA-60G) をZ68ITX-B-EのmSATAポートに接続し、ISRTの設定の通りRAID Modeで接続しています。 シーケンシャルリード:約130MB/s STR-MSATA-60Gのパフォーマンスは最大リード130MB/s、最大ライト85MB/sとのことですので、CrystalDiskMarkでもその値に近いパフォーマンスが出ていることを確認できました。 |
では次にHDDのパフォーマンスを確認を行います。
Seagate ST9500420AS パフォーマンス |
Seagate ST9500420ASはZ68ITX-B-EのSATA3ポートに接続し、ISRTの設定の通りRAID Modeで接続しています。 シーケンシャルリード:約107MB/s 2.5インチの7,200RPM回転 500GBのHDDなので、少々遅いです。 |
では次にISRTを組んだ状態で「高速モード」、「最速モード」を切り替え検証します。
基本的に高速モードがデフォルトの設定で、キャッシュデーターなどを失いやすいのが最速モードとのこと。
ISRTを組んだ状態 (高速モード) |
IRSTで高速モードに切り替えた時のCrystalDiskMarkのベンチとなります。 ベンチマークにサイズを50MB~1000MBに変化させていますが、50MBベンチが一番速く、1000MBが最も遅くなると言う結果になりました。 |
ISRTを組んだ状態 (最速モード) |
IRSTで最速モードに切り替えた時のCrystalDiskMarkのベンチとなります。 元のHDDやSSDよりも速度低下が激しく、何が高速なのか全く意味がわかりません。 |
お分かり頂けたであろうか…。
では更にわかりやすいようにベンチ結果を纏めましょう。
ISRT CrystalDiskMarkまとめ |
左上から ・OCZ mSATA接続 Strata 60GB (STR-MSATA-60G) ベンチマーク となっています。 どう見てもISRTを組むと、元のSSDよりパフォーマンスが落ちていることが確認できます。 特にISRTで最速モードにした結果があまりにも酷いスコアーになっているようです。 デフォルトの高速モードの場合50MBベンチ結果はまぁまぁな結果ですが、それ以外の100MB~1000MBベンチスコアーがどんどん落ちて行っています。 但し、ランダム(4K、QD32)についてはISRTのお陰か、HDDのスコアーを大幅に超えていることが確認できます。 |
まとめ
私の組み合わせた結果だとスマートレスポンスの性能を完全に体感することはできませんでした。
スマートレスポンス自体ドライバに左右されやすい、BIOSとの相性も重要とのことで、今回の組み合わせはもしかすると駄目なタイプだったのかも知れません。
時間があれば他SSDと組み合わせて検証してみたいですね。
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