・I9100XXKP4 / KP8 Android 4.0.1 / 4.0.3 ONLINE – SamMobile
・Galaxy S II(GT-I9100)向けAndriod 4.0.3ベースのSamsung公式ファームウェアが流出 – juggly.cn
・Download XXKP8 Firmware to Install Android 4.0 on Galaxy S2 – TheAndroidSoul
・[Galaxy S II] SC-02Cのroot化方法 – The Focus
元旦にSamMobileで公開されたAndroid 4.03ベースのICS ROMをGalaxy S II (GT-I9100)に焼いて見ました。
国内では今のところ焼き方の解説方法が無いので、適当に解説していこうかと思います。
[12.01.02 8時]:投稿
[12.01.02 23時]:ODINモードの記述追加
[12.01.07 11時]:ROMのレビュー追記
目次
1. SamMobileに登録し、「I9100XXKP8」をダウンロードする |
まず始めにSamMobileに登録し、「I9100XXKP8」をダンロードする。
因みに「I9100XXKP4」と「I9100XXKP8」は前者がAndroid 4.01ベース、後者がAndroid 4.03ベースで作られているようなので、今回は新しいと思われる「I9100XXKP8」を使います。 |
2. Galaxy S IIをODINモードで起動 |
電源を切った状態から「音量下 + 電源ボタン + ホームキーを押しっぱなし」で起動させてやるとODINモードで起動することができます。
ODINモードを起動後、待機状態にするには4枚目の画像の通り「音量上キー」を押し、待機モードにしておきます。 |
3. 「I9100XXKP8」を解凍、ODINを起動する |
解凍したファイルの中に入っている「Odin3 v1.83」を起動し、ODINモードで待機モードになったGalaxy S IIをPCにUSBで接続する。
USB接続を行った場合、2枚目のようにOdin3のID:COMの部分が一部黄色に変化する。 |
以上で焼く方法解説は終わり。
そしてAndroid 4.0起動。
Samsung公式UI TouchWiz |
起動時のブートアニメーションは変わらず、起動時間は約30秒台で起動します。 デフォルトのUIはSamsungのTouchWiz(TwLauncher)で、Galaxy Nexusに搭載されていたあのランチャーソフトは搭載されておりませんでした。 個人的にGalaxy Nexusに搭載されていたランチャーソフトは使いやすくて気に入っていたんですが、残念。 |
設定画面の項目 |
Settings(設定)メニューの一覧。 Android 2.x系に比べ大幅に変わっていることが分かります。 メニューはWIRELESS & NETWORK、DEVICE、PERSONAL、SYSTEMと言ったカテゴリ順で並べられています。 Android 4.0からは設定画面から直接Wi-Fi、BluetoothのON/OFFが行えるようになりました。 |
通知バー |
通知バーです。 こちらは殆どAndroid 2xの頃から変わっていません。 |
シャットダウン時のメニュー |
電源ボタンを押しっぱなしにした時の画面。 2.xの頃に比べFlite modeの上にあるスイッチ類が増えています。 主にマナーモードに関する機能が統合されている模様。 |
About Phone |
About Phoneの画面です。 Android version:Android 4.03 との記述有り。 |
Launguage |
Languageには日本語(Japanese)は無し、基本的にEnglish選択でMoreLocale2で日本語化となります。 その為、フォントが中華フォントとなるのでフォントを入れ替えることを推奨。 |
不具合まとめ
・カメラが起動した瞬間ホーム画面になぜか戻されることがあった。何度やっても起動できない。→再起動後起動するようになった。
・電源を切ったはずが、メニューキーや戻るキーが光りっぱなしになる。
この様な感じに。(USB接続を解いてもずーっと光ってました。電源ボタン長押しで消すことが出来ました。)
・起動時のメディアスキャンが終わらず、ギャラリーやカメラが起動不能になる。→再起動しても直らず、暫くギャラリーに関する機能を使わなければいつの間にか使えるようになっていた。(メディアスキャンの表示が無くなっており、いつ終わっているのか分からない)
・Android 2.x系に比べ、スリープから復帰させる時にホームボタンを押した場合、何故かホームに戻ろうとする。(2.xの時はスリープから復帰時電源ボタンと同じ割り当てでホームには戻らなかった。)
・とにかくアプリのフリーズが多い。アプリがフリーズした時はバイブレータが動作し、5秒程度まつとアプリケーションが終了→報告画面へ。
不具合がチョコチョコのあるようですが、全体的に安定したROMで常用も十分できるレベルだと思います。
ただし、体感速度(サクサク度)は標準ROMやCyanogen Mod 7.1に比べるとかなり劣ります。全体的にウインドウアニメーションなどを消しても2.x系のROMのサクサク度には勝てそうもありません。
どのくらいかというと、多数のアプリケーションを立ち上げ、必死に戻るキー押してホームに戻ろうとした場合、アプリの切り替えでもたつく感じ。
2.x系でサクサク度に慣れていると4.0のヌルヌルとした動きには慣れづらいかもしれません。