ここ最近スマートフォンの普及が一気に加速し、Androidを搭載するタブレットもかなり増えてきました。
しかしスマートフォン以上に重く、価格は高いと言う事もあってか普及率はスマートフォン以下。
何故売れないのか?って話なんですが、タブレットの強みは一体なんなのか。
強みさえありゃ確実にスマートフォン以上とは言わなくても並には売れてくるはず。
個人的にパッと思いつくのは以下のとおり。
・画面の大きさ
・解像度
・バッテリーの持ち
終わり。
画面の大きさ、解像度を生かしたブラウジングや、動画閲覧でスマートフォン以上に快適に作業が出来る。
また、大容量のバッテリを搭載することでお外でたくさん使っても安心というのは大きい。
まぁ、これだけなんですよね。
※何度も言いますが個人的にパッと思いついた限りです。
これでスマートフォンより2倍どころか、3倍、4倍と重い。
そして嵩張る分厚さや、大きさ。
タブレットはスマートフォンに比べ、メリットが余りにも少なすぎると感じるんです。
どうせタブレットを作るならスマートフォンと差別化をもっと図って行くべきだと個人的には思っています。
例えばタブレットの大画面、PC並の解像度を使って外部入力を出来るようにするだとか。
解像度の高さを生かしてWindowsのようにマルチウインドウが出来るようにするだとか。
スマートフォンと同じSoCを使わず、更にパフォーマンスの高いSoCを使うだとか。
色々出来ると思うんですよ。
なのにタブレットって言うと各メーカー同じようなSoC使って、デザインとUIが違うだけのものばかり。
そして価格はスマートフォンより高い。
そりゃ、スマートフォンより売れないだろうと…。
今後Android端末はよりメーカーの参入が増え、同じようなものがどんどん増えてくるでしょう。
各メーカーしのぎを削ってUIを変えたり、ハードウェアをイジってiPad 2より軽くてハイパフォーマンス!とか言うわけですよ。
そうじゃない。
既存製品に囚われず、世の中に便利と思うものを作るのがメーカーなんですから、もっと「消費者が望むもの」を具現化して作って頂きたい。
もっと消費者が欲するもの、興味をひくものを開発して頂けるように各メーカーに期待していきたいですね。
PS
なんでこんなこと言い始めたのかって言うとソフマップ.com見てたら以下の商品を発見したわけですよ。
この中にある東芝のタブレットの「PA70035DNAS」が気になったわけです。
2011年秋モデルと書いてあり、11月末発売予定。
スペックはTI OMAP 4430 1.2GHz、RAM 1GB、ROM 32GB (eMMC)、10.1型、WXGA (1280*800)と言った感じ。
今までのタブレットと言えばNvidiaのTegra 2を搭載するのが慣例でしたが、Android 3.2からOMAP がリファレンス端末に選ばれたため?ハードが移ったんだと思います、多分。
Tegra 2からOMAPに切り替わったことでちょっとばかり興味を持ちましたが、翌々考えてみるとこのSoC…スマートフォンに採用されているんですよね。
例えばARROWS Z(ISW11F)だったり、ARROWS X(F-05D)、AQUOS PHONE SH-01Dなど。
スマートフォンの解像度が16:9のHD(1280*720)になろうが、タブレットは16:10の1280*800なので解像度的にはまだ勝っています。
だからこそ1ランク上のSoCを選択すべきなのでは?と感じます。
その他のスペックはもはや上げようと無駄に価格だけが上がるだけなので、費用対策効果は薄いでしょうし、恐らく意味はないかと。
だからこそ~って話で本文の文章を書こうと思った次第。