米AMDは、Radeon HD4870ベースの新GPU「ATI Radeon HD4890」(RV790)を発表した。これに伴い、すでに一部入荷が完了している秋葉原のPCパーツショップでは一斉に発売が開始される。
このモデルは、「ATI Radeon HD4870」の上位に位置する製造プロセス55nmのハイエンド向けGPU。バスインターフェイスPCI-Express2.0、Stream Processorは800基で、メモリバスは256bit、GDDR5 1GBのビデオメモリを実装する。コアクロック850MHz、メモリクロック975MHz(3.9GHz)がリファレンススペック。最大消費電力は190W。電源は6pinx2で、2Slot仕様となる。
マルチグラフィック機能であるCrossFireXをサポートする他、Direct X10.1、ビデオ再生支援機能UVD2(Universal Video Decoder2)、Dynamic geometry acceleration、Game physics processing capabilityをサポートしている。出力インターフェイスは、DVIx2、HDTV出力を備える。
現在発表されているモデルは以下通りとなり、MSIのみオーバークロック版でのファーストリリースとなる。
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/200904/090402_r01.html
AMDよりRadeon HD 4870のオーバークロック版となるRadeon HD 4890を発表しました。
55nmにて製造され、バスインターフェイスPCI-Express2.0、Stream Processorは800基で、メモリバスは256bit、GDDR5 1GBとなる。
Radeon HD 4870ではリファレンスメモリ容量が512MBでしたが、1GBに拡張され、コアクロックは750MHzから850MHzに上昇、メモリクロックは900MHzから975MHz(3.9GHz)となった模様。
海外のフォーラムでは既にベンチが試されており、HD 4870の1割増のパフォーマンスを発揮しGTX 260(SP数不明)を超える性能を発揮していますね。
この性能で発熱と消費電力が少しでもマシになってくれれば良いのですが…。