2本のDIMMスロットを搭載、Atomマザーボードでは初めてデュアルチャネルメモリアクセスへの対応をうたったマザーボードATOM-GM1-330。搭載CPUはデュアルコアのAtom 330。実売価格は9,423円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)だ。
これまで多数のマザーボードが発売されてきたAtomだが、「デュアルチャネルメモリアクセスが可能」と明示された製品はこれが初。2本のDDR2 DIMMスロットはそれぞれ2GBモジュールまで対応しており、これまで2GBが上限だったAtom 330搭載品では初めて最大メモリ4GBを実現しているのも特徴だ。
なお、フォームファクタはMini-ITXではなくmicroATX。拡張スロットはPCI Express x1×1+PCI×2本と多めで、Atomマザーとしては拡張性が高いのもウリ。チップセットは945GC+ICH7で、オンボードデバイスはVGA、6chサウンド、LANを搭載している。
LANインターフェイスが10/100Base-TX対応であることや、PCI Expressスロットが通常のx1対応である点は残念だが、Atomマザーボードでは最もハイスペックな製品とは言える。対応メモリ容量が多いことから、Atomベースの小規模サーバなどに便利な仕様と言えそうだ。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20090328/etc_jetway.html
JetWayからデュアルチャンネルメモリに対応したマザーボード「ATOM-GM1-330」が発売されました。
Atomを搭載するマザーボードでデュアルチャンネル対応を謡うマザーの登場は初めてですね。
今までは片面実装で1GB*2までしか挿せないと言った制約がありましたが、この製品では最大メモリ容量が4GBとなっており、普通のメモリでも2GB*2は行けるのかも知れません。
この他にも拡張スロットが豊富で、PCIスロットが2個、PCI Express*1スロットが1つ、SATA端子が2ポート、10/100MbpsのLANを備えており、今までのAtom搭載マザーと比較するとかなり詰め込まれた感じがしますね。
ただ、Atom 330を搭載している割にはGigabitEthernetに対応していなかったり、SATA端子の数がたった2ポート、PCI Express*1では無く*4や*16を搭載してくれなかった事が悔やまれますね。
945GCならばPCI Express*16も搭載可能ですしSATAポートなども4ポート程度はいける筈なんですが・・・。
しかし価格が約9000円台となっており、非常に安価ですね~。
これはホームサーバーを組む時に使いたいマザーボードです。