キーボード付きのスマートフォンがdocomoからなかなか出ない、ではSH-10Bしかないッ!と言うわけで購入してみました。
以下適当なレビューです。
目次
パッケージ及び付属品一覧 |
<付属品一覧> ・SH-10B本体 ・取扱説明書などなど ・Micro USBケーブル ・FOMA用コネクタ→Micro USB変換ケーブル ・microSD 2GB ・お店よってはSH-10B用の試供品ケース、試供品イヤホンなどが提供されている模様。 |
クラムシェル構造 |
SH-10Bの構造はクラムシェル構造となっており、俗に言う折りたたみのノートパソコンのような形をしています。 |
スピーカー |
スピーカーはキーボード上部に取り付けられており、モノラルです。 思ったより音が大きく鳴らすことが可能なのでYoutubeなどの音を垂れ流すにはもってこいです。 ただしモノラルなのである程度音質は我慢すべき点ですが…(^^;; |
5.0インチの大画面液晶 |
5.0インチNEWモバイルASV液晶を採用し、解像度は960*480(FWVGA)。 iPhone 4と同じ解像度を持ち、更に大画面と言う仕様となっています。 またSHARP独自の工夫としてベールビューが搭載されており、Alt + Enterで即座に切り替え可能になっています。 |
照度センサー |
ガラケーではもはや搭載が当たり前になってきておりスマートフォンでも当たり前になりつつある照度センサーです。 SH-10Bももれなく搭載しており、液晶の右下あたりに搭載しています。 照度センサーのお陰でバックライトが回りの輝度に応じて調節してくれるので便利なのですが、バッテリーを食うのが玉に瑕。 |
お知らせ用着信LED搭載 |
SH-10Bの表面にはドコモロゴと共にお知らせ用の着信ランプが設けてあります。 メールの受信やTwitterクライアントのリプライ時などで緑に光らせたり赤に光らせたり出来ます。 充電時にはLEDが赤色になり、満タンになると消えるようになっています。 |
裏面 |
裏面にはアウトカメラ、フラッシュ、バッテリーの蓋、赤外線と言ったものがあります。 |
赤外線/マイク/MicroUSB/平型イヤホンジャック |
SH-10Bの手前側には赤外線、マイク、MicroUSB、平型イヤホンジャックが搭載されています。 蓋はプラスチックとゴムを合わせたような樹脂のカバーで外しづらい。 無理にあけると蓋自体に傷が行ってしまうので注意が必要。 イヤホンジャックがスマートフォンで使われている3.5mmでは無く平型と言うところが非常に残念。 |
バッテリー |
バッテリーは3.7V 1400mAh(5.2Wh)となっており最近のスマートフォンでは比較的多め。 しかしXperiaが1500mAhだったことを考えると大画面にも関わらずこの容量は少ないと感じます。 こういったバッテリーの格納方法の場合大容量バッテリは出づらいかと思うのでやはりSANYOのMobile Boosterなどが必要になってくるかと思います。 |
SIM/MicroSDスロット |
SIM/MicroSDスロットはバッテリーを外さなければ取り外せない形となっています。 驚くことにSIMカードスロットは引っ張るとプラスチックが取れます(^^;; 初めて挿そうと瞬間抜けてしまったのでびっくりしましたが仕様のようです。 |
リセットスイッチ |
リセットスイッチはカメラの隣に設置されており蓋を外さなければアクセスできません。 |
起動速度を検証してみた |
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起動速度はAndroidの割には遅い気がします。 特にSHARPが作ったと言われている標準UIのソフトの立ち上がりが遅い。 |
電源OFFの時間を検証してみた |
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電源OFFはON時よりもかなり素早くシャットダウンが可能。 |
標準UIのページ移動を検証 |
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標準UIはSH-10Bの場合SHARPが開発、IS01の場合は他社のUIを入れてもらっているようです。 そのお陰かUIがトロい。 動画を見て頂ければわかりますが、たまーに反応しないことも多くなぞって数秒たってから動くときも・・・。 個人的にUIは「綺麗に動かすのではなく、わかりやすく使いやすいような物にすべき」だと思うんです・・・。 今回のSHARPが作ったUIは正直褒めるレベルのものではありませんね。 |
スティックポインタを使ってみた |
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スティックポインタをブラウザを起動して使用してみました。 動画の途中でYahooのお気に入りの編集の画面を開いている理由は「細かい作業がしづらい」ということを伝えるために行いました。 ブラウザのレンタリングが悪いのかたまに意味のわからないところにポインターが行ってしまうこともありますが、概ね使いやすい機能といえます。 |
標準ブラウザでピンチズームを行ってみた |
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SH-10BはAndroid 1.6ですが独自にマルチタッチに対応しており標準ブラウザでのみピンチズームと言った操作が可能になっています。 タップでのズームも可能ですがたまに認識しないことがあり少々不満。 またピンチズームを行った場合見ている位置がずれてしまうことがあり微妙。 |
文字入力を試してみた |
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SH-10Bのキーボードを使用して文字を入力してみました。 変換ソフトがiWnnのお陰で全角入力で英数字の変換を行うといったことは出来ません(T-01AのATOKでは可能でした) キーボードに対しては不便は全くといって良いほどありませんが、変換ソフトにやや難ありと言った印象です。 |
メモリの問題 |
No Image |
SH-10BではROM(プログラム実行用メモリ)が256MBとスマートフォンにしてはかなり少なめになっています。 参考にXperiaは384MB、Desireは576MB。 ちなみにAndroidはグラフィックの描画のためにVRAMを128MB程度占有してしまうそうです。 このせいかデフォルトブラウザでタブを5,6個開くと不安定に陥りやすく、ブラウザが急激に閉じられると言ったこともかなりの頻度でありました。 私の予想ではありますがSH-10B/IS01はVRAMの割り当てが96MB相当当てられ、プログラム実行用メモリは実質160MB相当しか残ってないかと思われます。 |
◇総評
入力デバイスが3つもあり「机の上において使う人」にはかなりお勧め出来る一品だと感じました。
タッチパネルとスティックポインタをうまく使い分けることで大まかに見る、細かく操作すると言った使い方が出来て好感触でした。
また大型画面、高解像度のお陰で横幅が広く、殆ど縦スクロールだけでサイトが見れるのは便利でした。
ただし問題は歩きながら、立ちながら使う場合で個人的には非常につらかった。
特に歩きながら短文投稿もタッチパネルを使って入力することが出来ましたが、T-01A Virtual Keyboardではあったタッチパネルの矢印キーがSH-10Bでは無かったのでかなり使いづらかった。
SIPソフトの入れ替えなどで対処出来そうですが、Simejiを入れた状態で試してみましたが何故かキーボードが出ず使い物にならなかった。
電車で立ちながら使うときは何とか両手を使えば操作が可能だったので問題ではありませんでしたが、文字入力はやはり大変ですね。
SH-10Bは置いて使うことを意識して作られているかと思うので歩きながら使うユーザーには決してお勧めできませんね。
長所と短所がはっきりしているので気になっている方は一度実記を触られることをお勧めいたします。