GeForce RTX 4060でモンスターハンターワイルズ ベンチマークを4K環境で快適に動かす場合、「低設定」を推奨

2025年7月6日

手持ちのGeForce RTX 4060の調子が悪く、動作確認のついでで「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」を回してみました。

 

環境

CPU: AMD Ryzen 7 7800X3D
CPU Cooler: Scythe MUGEN5 Rev.B(SCMG-5100)
CPU Fan: KAZE FLEX 120mm×1
M/B: MSI MPG X670E CARBON WIFI(BIOS 1.P0/AGESA 1.2.0.3c)
RAM: Crucial Pro Crucial Pro DDR5-5600 計64GB(32GB×2)
SSD: Samsung 980 Pro 1TB(MZ-V8P1T0B/IT)
PSU: SUPERFLOWER LEADEX PLATINUM SE 1000W Platinum(SF-1000F14MP)
GPU: GeForce RTX 4060 8GB(GALAKURO GAMING GG-RTX4060-E8GB/SF)
消費電力計測: RATOC Wi-Fi ワットチェッカー2(RS-WFWATTCH2)
キャプチャーボード: AVerMedia GC553G2(HDMI入力)
解像度: 4K2K解像度(3840×2160@60Hz)

検証環境は上記の通り。

基本的にディスプレイ出力はAVerMedia GC553G2(HDMI入力)」に入れているので「4K@60Hz」でベンチマークを回します。

 

 

因みに消費電力はRATOC製のWi-Fi ワットチェッカー2(RS-WFWATTCH2)」を別PCで表示させ、AVerMedia GC553G2(HDMI入力)で表示した映像に重ねて動画撮影をしています。

 

 

 

グラフィック設定別スコア

4K2K/ウルトラ/DLSS有/フレーム生成有

動作困難です
SCORE: 3949
平均: 20.47 FPS
消費電力: 226W(全体)

グラフィックプリセットを「ウルトラ」に設定した瞬間「VRAMが足りない可能性がある」と教えてくれており、設定画面中でもカーソルがガクガクしており、「明らかに厳しい感じ」がベンチを回す前から分かるほど。

答えは言うまでもなく「動作困難」で、遊ぶとかいう次元のレベルではありませんでした。

 

 

4K2K/高設定/DLSS有/フレーム生成有

設定変更が必要です
SCORE: 6147
平均: 36.31 FPS
消費電力: 218W(全体)

グラフィックプリセットを「ウルトラ→高設定」へと1段間落としましたが、それでも「VRAMが足りない可能性がある」と表示されており、カーソルの動きもガクガクのままで同じく厳しそうな感じが。

答えは「ウルトラ」と同様に「動作困難」で、遊ぶとかいう次元のレベルではありませんでした。

 

 

4K2K/中設定/DLSS有/フレーム生成有

設定変更を推奨します
SCORE: 8844
平均: 51.57 FPS
消費電力: 214W(全体)

グラフィックプリセットを「高→中設定」へと更に1段間落とした事で「VRAMが足りない可能性がある」という表示は消えました。

平均FPSも51.57FPSと60FPSに大幅に近づいたものの、あと一歩足りない結果となりました。

他のグラフィック設定をより落とすことで60FPSに近づけることは可能なものの、手間であればより1段階グラフィックプリセットを落とした方が楽でしょう。

 

 

4K2K/低設定/DLSS有/フレーム生成有

問題なくプレイできます
SCORE: 12136
平均: 70.90 FPS
消費電力: 213W(全体)

検証した中で1番現実的な結果となっており、60FPSを超える「平均70.90FPS」を記録。

時折FPSの上下で突っかかりを感じることはあるものの、GeForce RTX 4060の4K環境で「モンスターハンターワイルズ」を楽しみたい方は「グラフィックプリセットを"低設定"」にする事をお勧めします。