ジャイロキャノピー(TA03)にデイトナ製の「D-UNIT 4分岐」を取り付けてみた

先日「イメトレ」がだいぶん出来たので、デイトナ製のバイク用電源×4系統分岐「D-UNIT 4分岐(98830)」を購入、取り付けてみることにしました。

 

今回用意した機材系

今回筆者が用意したのは上記機材系。

殆ど「Amazon.co.jp」やホームセンターで手に入る製品を選んでます。今後の参考のために。

「半田こて」「ハンダ」があった方が良い場合もありますが、基本的に「エレクトロタップ」「エーモン ターミナル&ツールセット」に含まれているので、必要ないでしょう。

 

 

 

ジャイロキャノピーへの取付前の仮固定

「ジャイロキャノピー(TA03)」に取り付けるのに辺り、「D-UNIT 4分岐(98830)」のケーブル長や周辺機器への配線を考慮すると「D-UNIT 4分岐(98830)」どこに固定すべきか?を考えるため、養生テープで適当な位置に固定し、配線長、配線やりやすさ等を実際の環境でチェックしてみました

 

 

結論から言えば筆者の場合はハンドルから前カウルの骨組みの所に設定するのが妥当のように感じたため、ここで仮固定しつつ配線周りの最適化を考えます。

ここに設置すれば「D-UNIT 4分岐(98830)」から周辺機器の配線もやりやすく、まとめて配線するのも楽なはず。後そこまで水にも濡れないはず…。多分

 

 

 

「D-UNIT 4分岐(98830)」を固定する

固定する場所は決まったので「D-UNIT 4分岐(98830)」をバイクのハンドル下のフレームに付属の両面テープに加え、インシュロックで固定しました。

インシュロック×2本で縦と横を固定した為、ヒューズを交換する際はインシュロックを1本切る必要はありますが、走行中の振動で電源周りが震えるというのは良くないので、致し方が無い。

緊急時に絶対困る。(だけどそもそも8/10mmソケット+ラチェット+プラスドライバ等を持ち歩くことは無いでしょうし、言い始めたらキリがない。)

 

 

 

「D-UNIT 4分岐(98830)」をジャイロキャノピー(TA03)のバッテリーに繋ぐ前に配線する

「D-UNIT 4分岐(98830)」「ジャイロキャノピー(TA03)」ハンドル部分からフレーム部分(底面)を経由し、バッテリーの所まで配線

 

 

分かりづらいと言われそうなので「ホンダ公式ジャイロキャノピー」の画像を元に追記すると上記のような感じ。

ハンドルから足元、バッテリー裏から這わす感じ

 

 

一応走行中電源ケーブルがプラプラするのも怖かったので、モールを被せてインシュロックでフレームに固定。そのままバッテリー横まで穴を使って配線しました。

 

 

 

ACC電源は鍵のシリンダー部分から拝借

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「D-UNIT 4分岐(98830)」のACC電源は「ジャイロキャノピー(TA03)」の鍵から取っており、エーモンの「エレクトロタップ」で分岐させています。

「ジャイロキャノピー(TA03)」の場合はACC電源は「黒色/緑色」の線です。間違えないようにしてください。

 

 

 

テスターを嚙まして動作チェック

鍵を挿し、ACCモードにして「D-UNIT 4分岐(98830)」のプラスマイナスにテスターを挿して電圧を測ってみます。

「11.6V」と若干弱めでしたがちゃんと電圧が出ていることが確認できました

思えば「2024年7月頃」から忙しくてエンジンを掛けることが無かったので、その影響で弱っていたのかもしれません。(バッテリー自体弱ってる可能性ありそうですが。)

後で軽く5分ほどエンジン掛けときました。

 

 

 

スマホ充電器も動作チェック

「D-UNIT 4分岐(98830)」から分岐した「USB 2ポート充電器(USB Type-C+Type-A)」も接続し、通電しているかチェックしてみました。

電圧計がテスターと同じ数値の「11.5V」になっており、問題なく動作していました

因みにUSB PD 3.0対応で「Galaxy S24(SM-S921Q)」の充電時に「超急速充電(PPS)」になっている事を確認できました。

これなら少ない時間の移動でもしっかりとスマホを充電できるのは有難い。

 

 

 

「D-UNIT 4分岐(98830)」を取り付けてみて

「D-UNIT 4分岐(98830)」「ジャイロキャノピー(TA03)」に取り付けるまでに用意しなければいけない部材、工具類、配線方法等に関しては思ったより情報が少なく、いろいろな情報を参考にしながら自分で施工することが出来ました。

ACC電源(鍵の部分の黒色+緑色の配線)をエーモンの「エレクトロタップ」で分岐。

分岐したケーブルを「D-UNIT 4分岐(98830)」に接続する。

後は「D-UNIT 4分岐(98830)」とバッテリーを直接繋ぐ。

途中「ギボシ端子化」する必要があったり、バッテリーからD-UNITまでケーブルが短いため「配線を延長する必要」があったりと、やらないといけない事は結構ありました。

ただこれ1つを付けるだけで4機分の電源を纏めてギボシ端子で接続できるようになるので「ジャイロキャノピー(TA03)」以外のバイクでも「D-UNIT 4分岐(98830)」を使った方が良いのでは?と思えるぐらい。

初心者の方でもある程度予習をしていれば取り付けられなくは無いので、自己責任でチャレンジしてみて下さい。

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