- コンパクトなフルサイズミラーレス一眼カメラ2機種を発売 最新の静止画・動画性能を備える『α7C II』と高解像性能を実現する『α7CR』 – SONY ニュースリリース
- α7C II 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
- α7CR 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
2023年8月29日23時にSONYからEマウント対応のフルサイズセンサー搭載ミラーレス一眼カメラ「α7C II」と「α7CR」が発表されたため、簡単に比較してみました。
- 1. スペック比較表
- 2. 立ち位置
- 3. 外観、サイズ、重量等にあまり差異は無い
- 4. イメージセンサー、画像処理エンジン等を刷新
- 5. AIプロセッシングユニット搭載で高速AF
- 6. α7C IIは最高10コマ/秒、α7CRは最高8コマ/秒連射
- 7. 4K60p 4:2:2 10bitで動画撮影対応に
- 8. クリエイティブルックの搭載
- 9. ボディ内手ブレ補正
- 10. ディスプレイはα7Cとほぼ同じ「バリアングル液晶」
- 11. 左側の端子周りは蓋の開き方に改良が
- 12. 約236万ドット高精細XGA OLED電子ビューファインダー
- 13. グリップの改良で更に持ちやすく
- 14. ボディ前面にダイヤルを搭載
- 15. シャッター位置もやや右側に移動し大きく改良
- 16. 露出補正がコマンドダイヤルに変更
- 17. 三角環にもカチャカチャ鳴らない改良が
- 18. UIがタッチ対応のα7 IVと同等の新UIに
- 19. 「α7C II」、「α7CR」共にセンサーに埃の侵入を防ぐ「アンチダスト対応」
- 20. 防水・防滴に配慮した設計
- 21. USB PD対応で急速充電にも対応
- 22. 5GHz Wi-Fi(11ac/Wi-Fi 5)対応へ
- 23. 2023年9月中に「Camera Remote SDK」の新バージョンを配布予定
- 24. 「α7C R」のみグリップエクステンション「GP-X2(2.2万)」が付属
- 25. α7C IIのみレンズキットで販売
- 26. 発売日、価格、ラインナップに付いて
スペック比較表
- SONY 一眼レフ/ミラーレス一眼スペック比較表 – ソニーストア
とりあえずEマウント系の新/旧機種を含めて簡単な比較表をリンクで確認できるようにしてみました。
実はちゃんとTablePressで表を作っていましたが、幅がエラい事になったので辞めました…。
立ち位置
今回発表された「α7C II(約30万)」と「α7CR(約45万)」の立ち位置でいえば
・「α7C II」は「α7C」の後継機、「α7 IV」のコンパクト版
・「α7CR」は「α7R V(55.55万)」のコンパクト版
といった形のように見えます。かなり乱雑なまとめになっていますが。
外観、サイズ、重量等にあまり差異は無い
- α7C II 主な仕様 – ソニーストア
- α7CR 主な仕様 – ソニーストア
ボディ周りの見た目、サイズ、重量等は「α7C II」と「α7CR」共にほぼ同じと考えて貰って大丈夫です。
実質センサー周り、手振れ補正の精度、重量が「α7CR」の方が+1g重いってぐらいで大きな違いはありません。
イメージセンサー、画像処理エンジン等を刷新
- SONY α7C II 有効最大約3300万画素のイメージセンサーと最新世代の画像処理エンジンで新しい映像体験へ – ソニーストア
- SONY α7CR クラス最高 有効最大約6100万画素の解像度と最新世代の画像処理エンジンで息をのむほどの解像表現へ – ソニーストア
「α7C」は「α7 III」と同等の約2420万画素に加え、イメージセンサーはBIONZ X、AIプロセッシングユニットは非搭載、クリエイティブスタイルを搭載。
「α7C II」は「α7 IV」と同等の約3300万画素に加え、イメージセンサーもBIONZ XRに更新、AIプロセッシングユニット、クリエイティブルックを新規に搭載。
「α7CR」は「α7R V」と同等の約6100万画素に加え、イメージセンサーもBIONZ XRに更新、AIプロセッシングユニット、クリエイティブルックを新規に搭載。
イメージセンサー、画像処理エンジン、AIプロセッシングユニット等を「α7C」から大幅にアップグレードしており、「α7C」の発売から3年しか経っていないにも関わらず、ワンランク上の商品力とも言えそうな出来栄えです。
その反面価格も上昇傾向にあり、「α7C」がボディ単体で「約23.1万円」だったところ、「α7C II」がボディ単体で「約30万円(+6.9万円)」、「α7CR」がボディ単体で「約45万円(+21.9万円)」となっています。
因みに「α7CR」はAPS-Cモードにする事で「α6700」と同等クラスの「約2600万画素」で撮る事が出来るため、軽量なASP-C用のEマウントレンズを使いまわしできる点も魅力。
AIプロセッシングユニット搭載で高速AF
- α7C II 高度な被写体認識を可能にするAIプロセッシングユニット – ソニーストア
- α7CR 高度な被写体認識を可能にするAIプロセッシングユニット – ソニーストア
- α7C II:機能説明ビデオ【ソニー公式】 – YouTube
「α7C II」と「α7CR」は「AIプロセッシングユニット」を新たに搭載し、「人物、動物(鳥、昆虫、車/列車/飛行機)等」に対応しているため被写体全体、もしくは先頭部や頭部を認識し、追従するように進化しています。
α7C IIは最高10コマ/秒、α7CRは最高8コマ/秒連射
- α7C 最高約10コマ/秒のAF/AE追随高速連写と、最大223枚の連写を実現 – ソニーストア
- α7C II 最高約10コマ/秒のAF/AE追随連続撮影 – ソニーストア
- α7CR 最高約8コマ/秒のAF/AE追随連続撮影と最大1000枚以上の連射持続性能 – ソニーストア
連射機能は従来と大きくは変わらず「α7C II」はメカシャッター時最高10コマ/秒(連続撮影:Hi+)、「α7CR」はメカシャッター時最高8コマ/秒(連続撮影:Hi+)となり、α7Cから大幅な変更はなさそうに見えます。
但し「α7CR」に関しては「画像処理エンジンBIONZ XRの高い処理能力により、JPEGで1000枚以上(*4)の連写持続性能を実現。また、APS-C/Super 35mm記録モードでの撮影時や撮影後のAPS-C画角へのトリミング時も約2620万画素の解像度が確保できるため、たとえば飛んでいる鳥の高画質な撮影などが楽しめます。*4 JPEG Lサイズ スタンダード時。撮影条件によって最大枚数は変わります。」と記載があり、「α7C II」には記載のない文面が追加されているところを見ると、バッファ周りに差異が盛り込まれているのでしょうか?(それならCFExpress入れるか…)。
正直この辺りをはっきりさせてくれた方が「α7C II」にするか「α7CR」にするか決め手になると思うんですが…。
4K60p 4:2:2 10bitで動画撮影対応に
α7C II:QFHD(3840×160)および4K60p/50p撮影時[Super 35mm記録モード(APS-Cクロップ)]のみ、約1.5倍クロップ
α7CR:4K60p撮影時[APS-C/Super35mm記録モード(APS-Cクロップ)]撮影は[切]に固定、約1.2倍クロップ
「α7C II」と「α7CR」はようやく「4K60p撮影(4:2:2 10bit記録)」に対応。
但し撮影モードに各種縛りがあり、「α7C II」に関しては「約1.5倍クロップ」。「α7CR」に関しては「約1.2倍クロップ」になる点に注意が必要。
「α7C II」が「α7 IV」ベースのため、悪い部分も引き継いでしまったという結果に。
4K60p撮影時に「α7C II(1.5倍クロップ)」と「α7CR(約1.2倍クロップ)」の差を付けてきたのはなかなかエグい。
APS-C機の「α6700(1.38倍クロップ)」を笑ってられない。
クリエイティブルックの搭載
- クリエイティブスタイル | 撮影の基礎知識 | デジタル一眼カメラ α – ソニーストア
-
クリエイティブスタイル スペシャルサイト – ソニー
- クリエイティブルック | α Universe | デジタル一眼カメラ – ソニーストア
- α7C II 写真も動画も、カメラ単体で思い通りの表現が可能な「クリエイティブルック」 – ソニーストア
- α7CR 写真も動画も、カメラ単体で思い通りの表現が可能な「クリエイティブルック」 – ソニーストア
「α7C」では「クリエイティブスタイル」という名前で実装されていましたが、今回発表された「α7C II」と「α7CR」は「クリエイティブルック」と言う機能に進化しました。
シーンに応じて色合いや雰囲気を変えられる機能であり、「映え」を狙う際に利用する機能と思っておいても良さそうです。
分かりやすい比較は上記サイト様より。
ボディ内手ブレ補正
- α7Cに最適化された5.0段の補正効果を実現する光学式5軸ボディ内手ブレ補正 – ソニーストア
- α7C II 7.0段 高性能光学式5軸ボディ内手ブレ補正 – ソニーストア
- α7CR 7.0段 高性能光学式5軸ボディ内手ブレ補正 – ソニーストア
「α7C」ではボディ内の光学式手ブレ補正が「光学式5.0段」でしたが「α7C II」と「α7CR」は「5軸ボディ内手ブレ補正 + 純正レンズ時のみ7.0段のアクティブ手ブレ補正+レンズ強調補正」にアップグレードされました。
細かな違いですが「α7CR」では「新アルゴリズムの採用で、1画素レベルの微細なブレ量をも高い精度で検出し補正することが可能になり、ブレによる解像度低下を強力に抑制。有効最大約6100万画素イメージセンサーの持つ高解像性能で、被写体をより鮮鋭に捉えます。」と記載があるところから、「α7C II」よりさらにワンランク上の手振れ補正機能が追加されているようです。
ディスプレイはα7Cとほぼ同じ「バリアングル液晶」
噂されていた「α7CR」には「α7R V」と同じ「4軸マルチアングル液晶モニター」が搭載されるとの事でしたが、実際は搭載されずディスプレイ面は初代の「α7C」や「α7C II」と同等になってしまったのが非常に残念ではあります。
物撮りをする際に下から上へ撮る際にディスプレイの軸が「4軸マルチアングル液晶モニター」あると、どのような撮り方も出来ただけにかなり惜しい。
因みにですが「α7C II」と「α7CR」からディスプレイの開き方が上方からではなく、右側から開く形へと変更されており、右手でカメラを握った状態でも開けやすくなっている模様。
個人的には予想していたよりも「α7C II」のスペックの底上げ幅が大きく、「α7CR」との差別化が図れていないようにも見えます。
左側の端子周りは蓋の開き方に改良が
カメラ本体左側の端子部分は「蓋の開く方方向が初代の「α7C」から変更」となっており、バリアングルディスプレイを使用した際に配慮との事。
そんな事よりも「α7R V」と同じ「4軸マルチアングル液晶モニター」にすれば…と思わなくもない。
重量や機構、コストの面で見送られたのだと思われますが。
約236万ドット高精細XGA OLED電子ビューファインダー
- α7C II 約236万ドット高精細XGA OLED電子ビューファインダー – ソニーストア
- α7CR 約236万ドット高精細XGA OLED電子ビューファインダー – ソニーストア
初代の「α7C」は1.0cm(0.96型) XGA OLED電子ビューファインダー(2,359,296ドット/約0.59倍/アイポイント:最終光学面から約20mm/接眼枠から約17.5mm)でしたが、「α7C II」と「α7CR」には「1.0cm(0.39型) XGA OLED電子ビューファインダー(2,359,296ドット/約0.7倍/アイポイント:最終光学面から約22mm/接眼枠から約19.6mm)」へとアップグレードされました。
「α7C」の電子ビューファインダーは覗き込んでもかなり見にくく、メガネを付けていると「メガネを擦り付けながら覗き込む形」となり、メガネ側に負担を掛けつつ覗くことが多かったのですが、「α7C II」と「α7CR」から「やや目を離した状態でも見えるような改善」が図られたようなので気になるところ。
グリップの改良で更に持ちやすく
- α7C | デジタル一眼カメラα(アルファ) – ソニーストア
- α7C II 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
- α7CR 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
グリップの出っ張りは「+0.7mm大きめ」に変更となり、グリップの素材も樹脂の凹凸からレザーの凹凸へと変更されました。
初代の「α7C」はグリップが小さい影響で持ちにくく、滑りやすい樹脂素材で何度も落としそうになることがあったので、これは嬉しい改良。
ボディ前面にダイヤルを搭載
- α7C II スムーズで効率的な撮影のために設計された操作性 – ソニーストア
- α7CR 好みの機能を割り当てられる前ダイヤル/後ダイヤル – ソニーストア
「α7C II」と「α7CR」にはボディ前面に「ダイヤル(絞り割当、後に変更可)」を搭載したことで、フルサイズのα7 Rシリーズとほぼ同等の使い勝手を実現。
これは「α7C」では採用されておらず、ディスプレイ側に搭載されていたため右手親指で操作する形となり、若干操作しにくいなと感じていたのですが、しっかり改善されているのは流石。
シャッター位置もやや右側に移動し大きく改良
シャッターの位置も初代の「α7C」に比べると「やや中央寄りの右側に移動」し、「ボタンサイズもやや大型化」されました。
グリップの変更とボタン位置の変更、ボタンサイズの変更があるため実機を持ってみなければ判断は出来ませんが、ホールド感、押しやすさが向上していることを祈る。
この他にもS&Q/動画/写真モードの切り替えボタンが新たにモード切替ボタンに追加されており、モードの切り替えが容易になりました。
露出補正がコマンドダイヤルに変更
赤い動画録画ボタンの下にある「露出補正ボタン」が「コマンドダイヤル」に変更になりました。
露出補正オンリーだった物が「絞りやISO感度、シャッタースピードの調整等」に変えられるようになったのはめちゃくちゃ大きい。
三角環にもカチャカチャ鳴らない改良が
カメラとストラップを繋ぐカメラ本体の左右側面に付いている「三角環」にも改良が入り、「風が吹いた際や首から下げた紐の動きで三角環がカチャカチャ鳴らない」ようテンション(圧力)が掛かるようになりました。
「α7C II」と「α7CR」から4K60p撮影が可能となっており、写真も動画も撮れるカメラに進化しただけに三角環のカチャカチャ音が入らないよう改良が入ったのは嬉しいところ。
UIがタッチ対応のα7 IVと同等の新UIに
- α7C タッチフォーカスとタッチシャッターによる直感的なフォーカス操作 – ソニーストア
- α7CII タッチで操作ができる直感的な新メニュー – ソニーストア
- α7CR タッチで操作ができる直感的な新メニュー – ソニーストア
初代の「α7C」は登場時「α7 IIIと同じソフトウェア/UI周りがブラッシュアップされなかった」だけに、「α7C II」と「α7CR」は念願の「タッチ操作対応の新UI(「α7 IV」と同等)」になりました。
「α7C」のUIは発売当初から「時代遅れなUI」とレビューで指摘されており、折角のタッチディスプレイも「フォーカスを合わせる以外に使い道が無かった」といった形だったため「微妙」というような評価でした。
それがようやく念願のタッチ対応、上下のフリック等の操作で良く使う機能類をタッチ、動画撮影等の操作が行えるようになったところを見ると「3年間待ったぞ!」という。
タッチレスポンスも悪くは無さそうなので、正直この部分だけで「α7C」から買い替える価値はあると思ってます。
「α7C II」、「α7CR」共にセンサーに埃の侵入を防ぐ「アンチダスト対応」
- α7C II イメージセンサーのアンチダスト対応 – ソニーストア
- α7CR イメージセンサーのアンチダスト対応 – ソニーストア
今回発表された「α7C II」と「α7CR」に関してはセンサー部分に埃等を入らないようにする「センサー前のシャッターを電源OFF時に閉じる(アンチダスト機能)」という機能が追加されました。
正直「α7C」を外で使っていると「センサー部分に埃が侵入してしまい、外でレンズの交換をするというのが嫌だった」という事もあり、外での使用は最小限にとどめていたという経緯があります。
しかし「α7C II」と「α7CR」からは「α7 IV」と同等の「アンチダスト対応」で、外出先でも本体側のセンサーに埃が入りにくくなっているため、レンズ交換時に気を遣う必要性が減ったのはかなり大きい。
防水・防滴に配慮した設計
- 使いやすさを追求した設計 α7C II – ソニーストア
- 使いやすさを追求した設計 α7C R – ソニーストア
「α7C II」と「α7CR」は両機種ともに「防水・防滴」に配慮した設計で操作ボタンやダイヤルにシーリング処理を施し、キャビネット部品の合わせ目に凹凸を付ける事で二重構造化。水滴や埃等が侵入しにくいよう設計となっています。
但しあくまで「埃や水滴の侵入を完全に防ぐものではない」為、おまじない程度と考えておいた方が無難です。
USB PD対応で急速充電にも対応
- ソニーに聞いた「α7C」一問一答(その2) – デジカメWatch
- α7C II 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
- α7CR 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
「α7C」では「micro USB(USB 2.0/480Mbps)」から「USB Type-C(USB 3.2 Gen1/5Gbps)」に切り替わったものの「USB PD(急速充電)には非対応」でした。
しかし今回発表された「α7C II」と「α7CR」では「USB PD(急速充電)」及び「USB Type-C(USB 3.2 Gen1/5Gbps)」に対応しており、ようやく急速充電が行えるようになりました。
そろそろUSB 3.2 Gen2/10Gbpsで通信出来るようにして頂きたいなーと思いつつもメモリーカードスロットが「UHS-II×1枚のみ」となっている所から「必要なし」と判断された可能性も高そう。
5GHz Wi-Fi(11ac/Wi-Fi 5)対応へ
- α7C II スマートフォンとの安定した接続を実現 – ソニーストア
- α7CR スマートフォンとの安定した接続を実現 – ソニーストア
今回発表された「α7C II」と「α7CR」ではようやく「Wi-Fi 5(11ac)」に対応した事で5GHz帯の通信が行えるようになりました。
ここ最近は2.4GHz帯を使用する家電やBluetooth等が増え、度重なるチャンネル変更で速度が落ちる事も多かった為「ようやく」といった所。
特にスマートフォンやタブレット系と連携して撮影したデータの転送やチェック、撮影出来るサードパーティ製のソフト類もあるため、5GHz対応は念願とも言えそう。
ただ遅延も干渉も少ない「Wi-Fi 6」に対応してくれても良かったのではないか?と思わなくも…。
2023年9月中に「Camera Remote SDK」の新バージョンを配布予定
接続性においては、カメラで撮影した静止画・動画を簡単にクラウドサービスへアップロードするスマートフォン向けアプリ「Creators’ App」※6に新たに対応し、リモートでのカメラ操作に加え、カメラからモバイル機器への画像転送が行えます。
リモートでのカメラ操作と撮影設定の変更が可能なソフトウェアの開発キット「Camera Remote SDK」の新バージョンに、2023年9月中に対応する予定です。
この他にも「プレスリリース」で記載があったように「リモートでのカメラ操作と撮影設定の変更が可能なソフトウェア開発キット「Camera Remote SDK」の新バージョンに2023年9月中に対応予定」との事で、スマートフォン、タブレットとの親和性向上が期待できます。
「α7C R」のみグリップエクステンション「GP-X2(2.2万)」が付属
「α7CR」のみエクステンショングリップ「GP-X2(2.2万円)」が付属しており「右手でカメラを握った際に小指迄ホールドできる製品」となります。
縦方向に延長できるグリップで、重いレンズを固定する場合にあると便利かもしれません。因みに重量は「+約75g」。
これを付けた状態でも「α7C II」がバッテリーメモリーカード込みで「514+75=589g」。「α7CR」がバッテリーメモリーカード込みで「515+75=590g」。
「α7R V」が723gなので、エクステンショングリップ「GP-X2」を付けていても「α7R V」より-133~-134gも軽い。
因みに「GP-X2(2.2万円)」は「α7C II」と「α7CR」のみ対応で、「α7C」には非対応との事。
α7C IIのみレンズキットで販売
- α7C II 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
- α7CR 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
- デジタル一眼カメラα[Eマウント]用レンズ FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860) – ソニーストア
「α7C II」のみレンズキットが用意されており、「FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860、6.6万円)」がボディ代に+3万円で付けられるようになっています。
残念ながら「α7CR」はボディ単体でのみの販売の模様。
発売日、価格、ラインナップに付いて
- α7C II 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
- α7CR 2023年10月13日発売予定 – ソニーストア
α7C II | α7CR | |
色 | ブラック(B)、シルバー(S) | ブラック(B)、シルバー(S) |
ラインナップ | ボディのみ:ILCE-7CM2 ズームレンズキット:ILCE-7CM2L |
ボディのみ:ILCE-7CR |
エクステンショングリップ「GP-X2(2.2万円)」 | 付属無し(オプションで+22,000円) | 付属 |
価格 | ボディのみ(ILCE-7CM2):300,000円 ズームレンズキット(ILCE-7CM2L):330,000円 ※FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)付属 |
ボディのみ(ILCE-7CR):450,000円 |
予約開始日 | 2023年9月6日(水)朝10時~ | |
発売日 | 2023年10月13日(金)~ | |
URL | URL | URL |
「α7C II」のボディ単体(ILCE-7CM2)は約30万円、FE 28-60mm F4-5.6(SEL2860)付属ズームレンズキット(ILCE-7CM2L)は約33万円。
「α7CR」のボディ単体(ILCE-7CR)は約45万円。
予約開始日は2023年9月6日(水) 朝10時~となっており、発売日は2023年10月13日(金)となっています。